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お金に困る人生から抜け出す考え方

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ーおっさんの独り言
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ども、おっさんマガジン編集長です。

 

今日は、36歳のおっさんなりに、

これまでの人生で学んできたお金に関する考えを

シェアしたいと思います。

 

 

あなたは今お金に困っていませんか?

 

困っていると自覚してなくとも、

スーパーやコンビニで買い物をするとき、

何が欲しいかよりも、まず値段ありきで買い物していませんか?

 

私たちは本来、

「何が欲しいか」を基準として

物を買ったり・売ったりするべきです。

 

しかし、現実の世界では、

「何が買えるか」

購買活動を行ってしまっています。

 

当然、私たちは無限にお金を持っている訳ではないので、

どこかで折り合いをつけて生活していく事になるとは思います。

しかし、

「お金とは何か」を理解せずになんとなく生きていくのと、

明確な基準を持って、理解して人生を歩むのとでは

同じ物事に関しても、見えくるものが全く違います。

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お金とは

そもそも、現代における「お金」とはなんでしょうか。

財布に入ってる100円とか500円の硬貨?千円札?一万円札?

銀行通帳やネットバンクに表示される数字?

いずれも違います。

 

現代におけるお金とは信用です。

いえ、現代のみならず、大昔からそうです。

 

私たちの財布の中に入っている紙幣や硬貨は、

あなたの信用力が具現化しただけにすぎません。

 

こういうと、あまりに突拍子もなく、わけが分からないと思うので、

まずは、お金の歴史からみていきましょう。

物々交換から始まるお金の歴史

ー物々交換 

野菜と肉など「物」自体を直接当人同士で交換する、

物と物を交換するのが物々交換。

 

この物々交換には、物を交換したい当人同士が

ちょうど良いタイミングで出会う事が出来れば良いですが、

時間の経過によってその物自体が劣化・腐るなどの問題がありました。

そこで考え出されたのが次の物品貨幣。

ー物品貨幣

多くの人が価値があると認めたもの、貝殻、石や米、布などを交換の対象とした。

 

物品貨幣には、自然貨幣と商品貨幣の2種類があります。

自然貨幣・・・貝殻や石などの自然の物を貨幣として使っていた
商品貨幣・・・米や布、塩などを少しは加工している商品を貨幣として使っていた

 

現代においては、ほとんど姿を見なくなった物品貨幣ですが、

米や塩などの商品貨幣に関しては、実は現代においても震災など

有事の際にはその機能を果たしたりしています。

 

自然貨幣は、パプアニューギニアにおいては未だに大きな存在感を放っています。

パプアニューギニアには、左側の私たちのイメージするお金である通貨「キナ」

それと合わせて右側の「貝殻」を布でつなぎ合わせて作られたシェル・マネーがあります。

現地では今だに、

冠婚葬祭などの人と人とのつながりに使用するお金や

人生の節目の儀礼などの費用の支払いの際に

シェルマネーが使われたりしています。

 

むしろ、結婚に際しての結納などをシェルマネーではなく、

通貨キナだけで済まそうとすると結婚が破断になる可能性もあるなど、

今だにシェル・マネーが大きな存在感を放っている地域もあります。

「理屈じゃねぇんだよ、気持ちが大事だよ」ってことですねw

 

生鮮生ものなどは特に、

価値が長持ちしない物々交換と比較すると、

これらの長期間価値を保つことが出来る物品貨幣の登場で

人々の暮らしはずいぶん便利になりました。

 

しかし、この物品貨幣にも

「持ち運びに不便なこと」「嵩張(かさば)る」などの欠点があります。

この欠点を解消するために次の金属貨幣に移行していきました。

ー金属貨幣

金・銀・銅などの希少な金属を加工したもの。元来形状はそれぞれであったが、

鋳造技術により、一定の形と純度で製造することにより、

質と量を一目で確認できるようになった。金貨・銀貨・銅貨など。

 

この金属貨幣にもデメリットはあり、

何よりも重いこと。

少量であれば良いですが、

そもそも金属なので重いし、

簡単に運ぶことが出来ません。

そこで、重量の重い金貨などと、

交換する権利を保障した紙を発行することにしました。

ー兌換紙幣(だかんしへい)

金貨や銀貨などへの引き換えを保障し、発行された紙幣。

支払いをする為に、大変な思いをして、金貨を移動させるのではなく、

金貨自体は手元に置いておき、紙幣を代わりとしやりとりした。

国においては、持っている金や銀以上の紙幣を発行することは出来ない。

なぜなら、あくまでも金貨や銀貨などが基本であって【正貨】、

兌換紙幣は交換することのできる紙。

 

この兌換紙幣には、決定的な欠点がありました。

発展・成長し続ける世界経済とは裏腹に、

金や銀は無限にとれるわけではありません。

地球に存在する量には限りがあります。

だからこその希少価値ではあるのですが。。。

 

そこで、1929年の世界恐慌をきっかけとして、

各国が兌換紙幣から不換紙幣への切り替えを始めました。

日本では、1931年に紙幣が事実上兌換紙幣ではなくなり、

1942年から不換紙幣の製造が許可され

現在私たちも使用している、不換紙幣の使用が開始されました。

 

ー不換紙幣(ふかんしへい)

ここでようやく私たちがイメージする「お金」の登場です。

不換紙幣の本質として下記ものが挙げられます。

■政府の信用を基礎としており、これがない限り本質的には役には立たない
■兌換紙幣とは異なり一定量の貴金属と兌換できるわけではなく何ら裏付けを持たない
■紙幣を生産するのに費用がかからない

by ウィキペディア

これが私たちが使用している「お金」の正体です。

すべては、国の信用に基づいています。

 

この国の「信用」を与えられた「お金」だから、

お金=信用 なのです。

これは純然たる事実です。

「信用」とは?

ところで、「信用」の意味はご存知でしょうか?

 

それと似たような「信頼」との違いは?

 

はっきりと答えられる人も少ないでしょうし、

私自身が自信が無いので今一度よく考えてみました。

 

個人的な主観も含まれると思うので、100%こうだとは言えませんが、

信用・・・英語でCredit。過去の実績、証拠によって信じる事。用立てること。
信頼・・・英語でTrust。未来への期待によって、信じて頼りにすること。

 

英語にするとはっきり違いが分かりますね。

信用がクレジットだとしたら、信用=お金という本質も理解に近づくような気がします。

 

「貯金がある」という事は、信用があるとも言い換えられます。

良い借金と悪い借金

貯金がある人が居る一方、借金がある人も居ます。

 

「借金がある」というと、

なんとなく悪い意味のように捉えてしまう方が多いですが、

時と場合によっては、その性質は全く異なるものとなります。

別に、「借金=悪」ではありません。

 

「良い借金」「悪い借金」

良い借金は、信用のある人にしかできません。

悪い借金は、お金について知識が足りない人しかしません

 

この違いを理解する為に、

まずは、悪い借金から見ていきましょう。

 

「悪い」借金

昨今の銀行系カードローンなどの消費者金融は、

情報弱者の消費者をうまく手玉に取った素晴らしい商品です。

リボ払いも同じようなもんです。

「ローン」も「リボ払い」も簡単に言えば、「借金」です。

 

メガバンクの普通預金口座の利息が0.001%の今の時代に、

カードローンの利息は、最大20%もの利息を請求することが出来ます。

その差、実に20,000倍です。2万倍です。

悟空の界王拳ですら100倍がMaxです。

そんな中、2万倍て…よくそんなローン組めるなと思います。

 

「申し込みから最速10分でご融資」とか、

「低金利(当社比)」とか

「webで申し込み完了お振り込み」とか、

こんなん歯が浮いて、頭がクラクラしてしまいます。

 

言葉の成り立ちからしても、

消費者金融」っていう時点で小バカにしています。

「おバカな人は、どうぞ借金して「消費」にお金使ってくださいね」

ってことです。

 

自分が消費する為だけに、使い・満足するだけで、

新たにお金を生み出すことはありません。

これが「悪い」借金です。

一方の、「良い」借金は、借金することで「お金」を生み出します。

「良い」借金

良い借金とは、同じ借金をするのでも、

「お金」を新たに生み出すことが出来るものです。

 

例えば、経営する工場の設備購入であったり、

不動産投資であったり。

 

工場経営であれば1億円の機械を買っても、

1億5千万円など買った以上に売上を残せば

お金が増えます。

 

不動産投資では、購入金額満額すべて借金し、

借入額の利息2%で借金したとしても

家賃収入で5%収入があれば、その差額3%が手元に残ります。

これを不動産通しの利回りといいます。

※実際には納税・諸経費などありますが、ここでは無視で。

 

これらは、借金することで、

「お金」を生み出すことが出来ています。

 

しかし、このお金を生み出す「借金」は誰にでもできる訳ではありません。

20歳の大学生が、保証人無しで学生ローンを借りることは出来ても、

「不動産投資の為にお金貸してください」と言ったところで、

なんの「信用」も無いので、銀行は貸してくれません。

多額の資産を持っていれば別かも知れませんが。。。

悪い借金はできるのに、良い借金はさせて貰えないのです。

 

良い借金をするには、「信用」が必要です。

ーサラリーマン勤続何年の実績

ー土地・建物・貯金などが資産がたくさんある

ー会社を経営して何年になって、どれくらい利益を残せている

ーすでに不動産をたくさん持っている

などなど、他にも沢山「信用」を証明するものはありますが、

とにかくこの「信用」が無ければ、

悪い借金は出来ても、良い借金は出来ません。

 

そして、「信用」があれば、

同じ借金でも2万倍の利息を貧乏人が払っている中、

プライムレートなどと言ってお金持ちは、

ごく低金利でお金を借りる事が出来ます。

 

銀行が「貸してやる」と上から目線で貸付するのではなく、

「使ってください」と下から目線で融資をしてくれる。

そこまで行くのはだいぶかかると思いますが、

同じ借金でも全然違います。

実際は、「貸付」も「融資」も同じような意味です。

しかし、立場や状況次第で同じ借金でも全く違うものとなります。

 

ところで、最近よくネット界隈でやり玉に挙げられる

「サラリーマン」という働き方ですが、

「信用」の側面から見るサラリーマンは、

みんなが言うほど、そんなに悪い生き方ではないと思っています。

 

そんなにダメなの?サラリーマン。

一口でサラリーマンと言っても、色々な職業の人がいますが、

サラリー(給料)を貰っていれば、全員サラリーマンと言って良いと思います。

 

たまにサラリーマンビジネスマンを同義に認識している人が居ますが、

この2つは、全く異なる人達です。

 

サラリーマンは、会社や組織に労働力を提供する代わりに給料をもらっている人。

ビジネスマンは、会社や組織を経営・運営し、利益を出し給料を従業員に払っている人。

被雇用者【Employee】と雇用者【Employer】。

これらは似て非なるものです。

勘違いしないようにしましょう。

給料とは

雇用者は払う側として、被雇用者は受け取る側として。

それぞれの立場からの「給料」とはなんでしょうか。

 

サラリーマンは、その労働力を用い会社・組織の資産を使って会社に貢献し、

貢献したうちの何割かを給料として貰います。

 

ビジネスマンは、会社・組織を生み出し、

それを従業員に使用させることにより売上をあげさせ、

その内の何割かを給料として払います。

あくまで何割かであってすべてではありません。

会社・組織を保つためには、費用も掛かりますし、

時期を見て新規に資金を投入し、

新たな新規事業を作っていく必要があるかも知れません。

 

給料とは、提供する(享受する)労働力の対価として、受け取る(支払う)ものです。

どっちが、上も下もありません。

本来は、従業員と会社は対等な関係です。

嫌ならやめればいいし、要らないならクビにすればいい。

 

しかし、日本の法律では

素晴らしい事に気軽に従業員を解雇することは出来ません。

雇われる側からすると素晴らしいシステムによって守られています。

 

また、給料というのは、

勝手に上がっていくものではありません。

 

自分が会社に提供する労働力やその希少性が

金額として換算され給料の形をとります。

 

経済成長真っ只中の社会では、

「労働力」の確保自体が難しいので、

従業員を継続的に確保する為に

時間の経過と共にまるで上がっていくのが当然のように、

自然と給与水準が上がっていきます。

 

一方、経済成長の止まった社会では、

強く・優れた会社は生き残り、弱く・劣った会社は潰れていきます。

 

弱く・劣った会社が潰れると、そこで働いていた従業員が放出されます。

組織が良くなかっただけで、従業員すべてが劣っていたわけではありませんので、

その潰れた会社から、優れた従業員が他の会社の従業員として雇用されます。

そして、その会社の劣っている従業員が、代わりに窮地に立たされることになります。

 

優れた従業員の給与については、

会社はその人間を確保する為に給料を上げます。

 

劣った従業員の給与は、

会社はその人間は別に特別必要では無いので、

給料は据え置きとなり、ボーナスは貰えるだけラッキー。

 

求められる人間の給与は上がり、

必要のない人間の給与は上がっていくことはありません。

 

つまり、簡単に代替の効く人間には、

高い給料を支払う必要がありません。

 

私も事実に目を背け、自分がもらえる給料にだけ着目していましたが、

世の中のすべては、希少性の物差しで成り立っています。

珍しければ重宝されるし、ありふれていれば見ても貰えない。

 

簡単な例えですが、ExcelとWordだけならできて当たり前だけど、

パワーポイント、イラレもフォトショも使えて、エクセルならマクロまで組める。

色々な能力が合わされば合わさるほど、珍しい・希少な人材になります。

もしくは、とことん一つの事をやり詰めて、

他人ではマネできないほどの能力に昇華させると、

イラレならデザイナーでお金を得るという選択肢もあります。

 

自分の能力は何が挙げられますか?

他人との相違点やオリジナリティは?

選んでいる仕事のビジネス環境や場所は?

転職の際だけでなく、

定期的に自分の能力の棚卸しと自分が戦う場所を考える価値はあると思います。

 

お金に困っている=社会的に認められる希少性が無いという事です。

少なくと今存在しているその場所では。

将来的には、その価値が認められるのかも知れませんが、

少なくとも現時点では、難しいという事です。

 

自分の価値観とは違うかも知れませんが、

「世の中が求めている」と割り切って、

給料の為に、求められる能力を身に着ける事も考えてみてください。

経営者という生き方

一方、給料の為ではなく、

自分で事業を興すことも選択肢の一つです。

「会社の為、経営者の為に自分の好きでもないことをやるなんて御免だ」

という方は、会社を作ってしまえばよいと思います。

私はまだそこまで行っていませんが。。。

 

ただ、この他人の「会社」に依存せず、

「起業する」という選択肢にしても、

「社会」に求められなければ、

生き伸びていく事は出来ません。

 

いくら「会社」の為に働きたくなくとも、

「社会」には求められる必要があります。

求められなければ、お金を相手に請求することもできませんので、

ただの自己満足で終了です。

 

私は、自分でスモールビジネスをスタートしましたが、

まだまだサラリーマンの給料以上に稼げるなんてイメージは到底つきません。

「経営者とは」については、また経験値を得た後で、

記述していきたいと思います。

まとめ(仮)

私は、サラリーマンを否定するつもりはありません。

なぜなら、私がサラリーを貰いなら生計を立てているからです。

開き直っているわけではありません。

 

自分の立場や位置によって、発言内容に影響するものを

ポジショントークと言いますが、

私は、ポジショントークをしない人間はいないと思います。

居るとしたら、スーパーピュアな人か、頭が空っぽか。

 

なので、テレビやラジオやYoutubeやブログで発言している人で、

自分のポジション関係無しに情報を発信している人は居ないと思います。

傾きは大小それぞれあるにしても、

各人の持つポジションが何かしらの影響はしていると思うので、

人の意見は鵜呑みにせず、情報は精査してから自分に取り込むようにしましょう。

 

今はありがたいことに、

サラリーマンをしながらできるスモールビジネスや小金稼ぎがいくらでもあります。

 

株式投資・ブログ・Youtube・せどりなど書いていたらきりがないくらいあります。

ただ、個人によっては向き・不向きもあると思うので、

少なくとも自分が楽しみながらできる事から始めればよいと思います。

会社も個人も一緒で、「これがあれば大丈夫、一生安泰」なんてものはありません。

常に新しいお金のなる木は探し続けないといけません。

 

私は、お金のことをよくよく考えるまで、

なんでこの仕事は給料低いんだろう、

なんで田舎の給料はこんなみんな低いのに我慢できるんだろうと思っていました。

 

これは、給料が低くても応募する人がいて、

新しく応募した人間がすぐに代わりになれるような仕事だからです。

だから、私たちは「代替」の効く人間に成り下がってはダメです。

 

今後多くの人達が、AIに仕事を奪われると言われていますが、

今までに3回あった産業革命の度に人間は新しい仕事を創出して、

その創出された仕事から新しく億万長者を生み出してきました。

それも世界中で。

 

今回の革命は4回目です。もう慣れたもんです。

  • 第一次産業革命 蒸気機関の登場
  • 第二次産業革命 電力・化学字術の発達
  • 第三次産業革命 コンピュータ・機械を使用した自動化、デジタル革命
  • 第四次産業革命 Ai自身による自律化

 

ちなみに革命はチャンスです。

旧来、特権階級や立場にいる人にとってはピンチですが、

今現在成功していない私たちにとっては、

失うものはありません。目をしっかり見開いて機会を逃さないようにしましょう。

 

そして最後に言いたいのは、

ずっとサラリーマンをやってても良いですが、

少なくとも今お金に困っているのであれば、

自営業、もしくは経営者の道も考えても良いと思います。

 

どうせ給料もたいして貰えない、

いつもいつも使うことのできるお金の事で不満があるような人生であれば、

今独立する為に、サボリーマンやりながら、力を蓄えていくべきです。

 

満足する給料も貰えない会社に心血注いで、

家に帰ったらバタンキューじゃ、

いつまで経っても人生変わりません。

 

今の生活の延長線上には、

今と同じような生活しか待っていません。

何かを変えるしか、自分の未来を変える方法はありません。

 

給料沢山貰っている人はもっと上がっていくし、

今給料に不満がある人は、ずっと不満を持ち続けるだけです。

自分変わらなければ、環境も何も変わりません。

 

会社・組織で生きて行くなら、そこで求められるチカラを。

自分で稼いで生きて行くなら、社会に求められているモノを。

副業・投資するなら将来を見据えて。

プロダウトアウトじゃなくて、マーケットイン。

自分を商品に見立てて、自分の生きていく場所で

求められているものを提供できる人間が強いです。

そんな人になりたいです。

 

ではでは。
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