今日のタイ株 2019年6月14日
SET指数 1,672.33
ども、おっさんマガジン編集長です。
今日のタイ株は、寄付きこそ反落したものの、そこからすぐに反発。
するとまた多くの売りが入り反落と、終始どっちつかずの状況で前場は終了。
後場では、寄付き後に下げ始めたものの、終盤に向かって買い戻しが入り
指数も上げていきましたが、最終的には反落して終了となりました。
ただ、下げたとはいえ、1.81ポイント(0.11%)と誤差のようなものです。
私の保有株も上げ・下げ・ステイどれも同じような比率で、
どっちつかずなはっきりしない感じです。
各国の相場にしても、今日は各国上げ下げバラバラの動向となりました。
日経平均は上げて、香港ハンセンは下げて、中国は軒並み下げて。
ちなみに昨日のダウは上げ相場でした。
私はいつも、タイ株が開く前に、
香港ハンセンとNYダウをチェックしているのですが、
それというのも、なんとなく香港ハンセンとNYダウが上げた時は、
タイもそれらに続いて上がる事が多いと思っていたからです。
ただ、これはデータを検証した訳ではなく、
完全に“なんとなく”の感覚レベルではあるものの、
タイ株の動向と似ているなぁといつも思っていました。
そこで、本日はタイ株をトレードするに当たって参考となる、
世界各国の相場との親和性をチャート比較することにより見てみたいと思います。
各国株式相場との親和性
高度に発達した現在の経済活動と情報化社会において
一国の経済活動の影響は、その一国でおさまる事はなく、世界各国に広がり相互に影響を与えます。
良い悪い関係なく、経済も情報も為替も財政も環境もすべてにおいて、
各国に影響を与え、株式相場に反映されます。
しかし、ある一つの出来事が、各国の財政や経済や株価が影響を与えるとはいえ、
すべての国が全く同じように影響を受けるわけではありません。
ある国には大きなダメージを与えるけど、ある国への影響は軽微など、
その国々によって影響も異なります。
そしてこの「受ける影響」が似たような国の相場を見る事により、
比較的遅く始まるタイの相場に置いて、取引の役に立てたいと参考にしたいのが
各国の株式相場の親和性です。
日経平均とNYダウ
日経平均はNYダウの影響を強く受けると昔から言われていますが、
実際には、株価を下げる要因となる「悪い影響」は大いに受けるが、
株価を押し上げるはずの「良い影響」は軽微なのが現状です。
下げるときは下げるだけ下げて最後まで、むしろ行き過ぎくらいお付き合いしますが、
アメリカが上がっていくときには追い付かない。
これを繰り返した結果、
非常に残念ながらそのお互いの株価指数に大きな乖離があるのが
NYダウと今の日経平均株価です。
タイSET指数との親和性が高い相場
左上から時計周りに、
タイSET・NYダウ・香港ハンセン・日経平均となっています。
これは直近一か月の日足チャートですが、
私にとっては少し意外な結果でした。
個人的には、香港ハンセンが一番近い動きをしていると思って
タイ市場が開く前に参考にしていたのですが、タイとはちょっと形が異なります。
むしろ、上げ下げの幅の違いはあれど、
タイ以外の三つは同じように下がり、同じように上がげ、
また同じようにここ2,3日で下げそうな気配を見せていますが、
タイのチャートのみお構い無しに上昇に向かって突っ走っている印象です。
これを素晴らしい相場とみるか、
ちょっとおかしいとみるかは人それぞれだと思います。
私個人としては、昨日の段階で、
ちょっとおかしいなと思うようになりなりポジションを減らしている状況です。
今日、まとめてちゃんと見てみて良かったと本当に思います。
私は基本的に視野の非常に狭い人間で思い込みも激しいので、
こういう純然たる事実を目にするまでは
何となくの思い込みで作り上げた自分の考えに突き進む傾向にあります。
少なくとも今の状況では、各国の相場状況のみから類推して
タイ株の寄付きでの買いや、売りを入れるのではなく、
相場開いて、様子を見てから、慎重にトレードするべきだなと思います。
なぜなら少なくとも、30日前~今日現在までは、
タイ株と各国相場との親和性は特筆するほどは存在しない
と言える状況だからです。
状況は、刻一刻と変化する物なので、
また一カ月後くらいに改めて曇りなき眼で見てみたいと思います。
何かを予測するにあたって注意すべき事「人間は思い込みでできている」
人間は日々起こる出来事を脳内処理する際に、
全ての出来事を一つ一つゼロから処理するのは大変なので、
①無意識にある事象の特徴に基づくグループ分けや、
②過去の経験に基づき記憶にあるどれかに当てはまるように脳内処理したり、
③情報をうけとる前にこうなるだろうと予測してその思いこみに従って情報を都合の良い様に脳内処理する傾向など、独特の動きをします。
ありもしない法則性を無理やりこじつけたり、
天井のシミをオバケの顔が出現したと言ってみたり、
車の運転中に勝手に先行車の動きを予測して運転してるけど、
実際にどう動くかはその車次第で、あなたが予測できるわけがありません。
勝手な思い込みでこう動くだろうと自分の都合に良い様に思いこみ、
こんなところでブレーキするはずがないと思い込んでいるから、
一瞬反応がおくれ、オカマほったりします。
分かりやすい例えを言えなくて申し訳ないのですが、
タイ株や為替などにもあたりますが、
一見法則性があるように見えて、実際はなんの関係もない場合も多く有ります。
統計上偶然重なりあう場合が多いだけで、ずっとぞれが続くわけではありません。
これまでの情報や法則性を無視して全て堪で行けというわけではないですが、
色々な法則性も統計上のデータも
所詮は過去のデータであって、これから起こることは自分で考えていく必要があると思います。思い込みは危険なので、危ないかもと思ったら、逃げれる状態なら一旦引くのもありかと思います。
タイ経済の実態 発展途上国or先進国
私の周りのタイ人(オフィスワーカー)は
みんな最近不況だ不況だと言っています。
私としては、そりゃぁ前の王様の時に味わった急激な経済成長、
給料バンバン上がる、仕事いくらでもあるみたいな状況ではないですが、
毎年しっかり給料も上がっていくし、みんなバイクから車保有になってるし、
豊かになっていると思います。少なくともバンコクに関しては。
資産需要や経済成長率とインフレ率から見ると
実態経済と資産価格が大きく乖離している訳ではないし、
バブル直前とかそんな大きな問題では無いと思います。
実際、コンドミニアムの価格とか、
バンコクのオフィスワーカーレベルで全然庶民でも手が出せる価格ですし。
しかし、物価はさておき、株価はどうなのかと思った時には、
各国の株価の状況から見るとちょっと高めで推移しているのかなと。
一度SETが1,800に届いたあと、現在下がっている事もあり、
かくいう私も、今はまだ高値圏ではないような気がしてタイ株をやっていますが、
そもそも1,800は異常な値であって、1,700ポイントでさえ、
高いのかも知れません。
それを説明するのに、
直近での1,680ポイントでの上値抵抗線の存在も
説得力を増すことが出来ます。
悲観的になれば良いというわけではなく、
イケイケドンドンでいく必要がある時もありますが、
一歩立ち止まって、一旦様子を見る必要があるのかなと思っています。
かといって、大半の資金を回収して、手元にキャッシュをなんていうつもりはありません。株価が下がってくれた時に、買いにいける準備をする感じです。
あくまでこれからもっと積極的に動くための準備です(^^)/
本日のトレード
これらの考えを踏まえての今日のトレード。
本日は昨日のブログの通り、
LHの70,000株を11.30の指値売りにて寄付き前にセットし、
しっかりサラリーマンとして仕事スタート。
今日はらしくない本業がちょっと忙しい日となりました。
そんな中ランチタイムに確認すると、
すでに指値刺さっており、売却済み。
利益が19,256bahtとなりました。
ちなみに夏の配当予定が、0.4baht×70,000株で28,000baht。
10%税金で25,200baht。
黙って持ってりゃ入る配当金と売却益。
その差5000baht以上ではありますが、今回は“今売り”の判断としました。
ちなみに私の平均購入単価は11baht程度でしたが、
理想の購入単価は10.6baht程度。
11.00と10.60と、ごく小さな差ではありますが、
すでに70万baht以上も保有していたので、
今後8月や5月の権利落ち日周辺で少しずつ買い増ししていったとしても、
10.6まで下げるのはちょっと大変だなと思い、一旦利益のある状態で売って、
また仕切り直しにしようと思っています。
時合いさえ良ければ、11.60や12baht程度までは、
8月の権利落ち日前までに上がるとは思うのですが、
その上昇の絵に、一回自分が疑問符を持ってしまった以上は、
己の考えに正直に売りかなと。
これが今回の私の判断となりました。
ただ、こうやってマイナス思考で動くと株価は騰がり続けるし、
イケイケドンで買いまくってたら、スコンと株価落ちて含み損だらけになるし。
ほんと読めないのが株。ほんとつくづく才能ないんだと思ってトレードしています。
いや、自分を卑下しているとかじゃなくて、
しょせんそれくらい慎重なトレードでちょうど良いくらいの才能だと思ってやっています。
一気にひと財産を稼ぎ出して、それをどんどん大きくできるならいですが、
そんなこと出来るのはほんの一握りの人だけで、
さらのその強者たちの中からさらに毎年脱落者が出ます。
であれば、自分はその激しい戦い避けて、
のんびりじっくり確実に楽しみながら株やって、生き残って最後に笑いたいです。
退場だけはしたくないですからw
ちなみに昨日、今日の利確により、
全体運用資金330万bahtのところ、
120万bahtは手元に鉄砲玉として準備することが出来ました。
比率だと36%程度の買付余力となっていますので、
株価がまた下がってきた時に、バンバンと打ち込んでいきたいと思います。
こうやって準備万端整えても、どうせ買い急いで高値掴みするのがおっさん流w
それでは、今日のタイ株のランキングだけ発表して、
今から釣りのために移動です(^^)/
タイ株 売買代金トップ30 第1位 WHA
タイ株 出来高 トップ30 第1位 WHA
ではでは、また来週も宜しくお願いします(*’ω’*)
良い週末を♪