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指標に逆らう個別株との付き合い方

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■資産運用
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ども、おっさんマガジン編集長です。

昨日、今日と、
SET指数と自分がチェックしている銘柄の動きがあべこべで、
大変なことになりそうなので、
指標との上手な付き合い方についてよく考えておこうと思います。
すでにちょっと失敗して損失出しちゃったし。

指標も上げてるし、この株も上がると思ったら、下がる。
指標も下げてるし、この株も下がると思ったら、上がる。

株をやってたらよくあるあれです。
これでもかっていうくらい、私たちの思惑の逆をいきますよね。

指標が騰がってるから、
個別の株が騰がるとは限らないし、その逆もしかり。
ただ、株価が指標の動きに従う可能性は高いよねっていうだけ。

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ディフェンシブ株と景気敏感

ディフェンシブ株とは

安定株ともいわれるディフェンシブ株。

景気動向に左右されにくく、株価の値動きは安定している傾向があります。

値上がり益よりも、配当益を貰うことで恩恵を得る場合が多く、

そのことから中長期でのトレードに向いています。

景気動向に関係なく消費や利用される株がこのディフェンシブ株に該当し、

社会インフラである電気・水道・ガス・鉄道・通信や、食品・医療品などがあります。

景気敏感株とは

シクリカル株とも呼ばれる景気敏感株。

シクリカルとはCyclicalのカタカナ読みで、
日本人だと米語読みでサイクリカルの方がよう言葉のイメージに近いかと思います。
読み方の違いってだけです。

サイクリングのサイクルです。サイクルの意味には、自転車とか循環とか意味がありますが、これを持って、シクリカル株を景気循環株とも言います。なので、

景気敏感株=景気循環株=シクリカル株
と言って語弊はないかと思います。

代表してここでは、景気敏感株と呼びますが、
言葉の意味の通り、景気に対して敏感に反応する株を総称してこう呼びます。

これらは、当然景気に対して敏感に反応するので、
鉄鋼・化学製品などの素材産業や、自動車・精密機器などの工作機械などの設備投資関連が多く含まれます。

ディフェンシブ株と景気敏感株の違い

例えば、工場の稼働をイメージすれば分かりやすいです。

景気が良くなれば在庫を大量に作る為に、
持っている工場に
機械を仕入れ
材料を買い
人を雇い
工場をフル回転します。

しかし、景気が悪くなれば、
材料の買う量は減り
人を削減し
工場の稼働を落とします。

機械は使わなくなったからってすぐにどうこうするようなものでもないし、
電気・水道・ガスは、多少の使用量の変動はありますが、常に必要な物です。
だから景気に対して鈍感。
【忙しくても暇でも必要な物⇒ディフェンシブ株】

一方、工場で実際に材料として使用する鉄鋼や化学製品などは、
工場が稼働しない限りは使用することも無いです。
だから景気に対して敏感。
【暇だと必要なくなるもの⇒景気敏感株】

上記から、人間は暇だろうが忙しかろうが食事もするし、病気にもなるので、これら食品や医療品などがディフェンシブ株というのもうなずけますね。

ただし、このディフェンシブな動きであったり、
景気に敏感な動きの株であったりは、
基本的に「長期視野でみた時」にのみ反映されます。

景気が悪くなったからって、今日・明日・今週中にすぐにでも
景気循環株の株価が下がって、ディフェンシブ株はそのまま下がらないという類の話ではありません。

あくまでも、長期間の株価変動で見た時の話です。
これ、株を売買するにあたってものすごい重要な意識だと思います。

短期ではまったく異なる動きとなる

ディフェンシブ株、景気敏感株のどちらも
長期視野で選別した場合に、どちらかと言えばこうなる傾向が強いっていうだけです。

これが、短時間・短期間の間だけ見ると、
株価は全く異なる動きをしている可能性もあります。

ましやデイトレードやスキャルピングなどでは、
景気や不景気などそんなもの全く関係ありません。

短期売買では、
その場・その瞬間での需要と供給、
ここではその企業の事業が社会に求められているか、求められていないかではなく、その「株」が欲しい人が多いか・売りたい人が多いかの一点に集約されます

まさに美人投票ですね。
欲しい人が多いか、売りたい人が多いかをあてるゲームです。
みんなが欲しいと思うだろうと思えば買えばいいし、
みんな売りたいだろうなと思えば早く手放すべきです。

結論

デイトレとか短期で売買しようとしている場合に、
指標なんてあてにするなってことです。

今日はSETが上げてるから、これも上がるだろうとか、
今日は日経平均が下げてるから、これも下がるだろうとか、
簡単にトレードを決めてはダメです。

長期トレードならファンダメンタルズや産業の先行き、企業の業績など見るべきものがありますが、
同じように、短期トレードでもチャートの動きや板などその場の流れを掴むきっかけを無視してはいけません。

日経平均が騰がってるから、SETが騰がっているから大丈夫だろうとか、
こんな適当な事やってたら、一生お金貯まんねーなと思ったので、
自分の戒めのためにまとめておきました。

指標で見るな、個別で検討しろ

インデックス投資じゃなくて、個別株やってるんだから、当然っちゃぁ当然ですが、私みたいな素人はついつい忘れがちなので。
サボらずしっかり調べて考えろってこと。

以上です。ではでは。

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