今日のタイ株 2019年6月12日
SET指数 1,671.11
ども、おっさんマガジン編集長です。
今日のタイ株SETは、0.70ポイント[0.04%]の極小値、
誤差みたいなものとは言え、月初来の株価続騰をキープとなりました。
普段の仕事においても、決算時期は特にそうですが、
赤字転落とわずかながらでも黒字をキープでは
受ける印象が全く違います。
⁻1円と+1年。2円しか違わないけど心理的にはとんでもない違いです。
保有銘柄の値動き
保有株の株価についても何とも言えない値動きで、
4銘柄上げ、3銘柄下げ、5銘柄ステイとなりました。
■BEAUTYが珍しい事に今日は
前場寄付きからやる気のある動きで
終値までずっと上昇して終了。
最近は、寄付きとかで騰がってても、
すぐに確定売りが入り、そこからズルズルと株価を下げて
終わる頃には結局元通りみたいな相場が多かったので一安心でした。
他の銘柄に関しては、LALINの含み益が5万bahtを超えたくらいで、
他の銘柄は、鳴かず飛ばずであまり大した動きは無し。
最近含み損表示減ってきたなぁ、みんな頑張ってるなぁと思いこむようにしていますが、実際はこのLALINが数字上貢献しているだけで
これを抜いて計算すれば、まだまだク〇マイナスです。
このとんでも無く高い含み損の壁を、
確定利益でとらえられるようにチビチビとでも、
ドカンとでもどっちでも勝てればいいから積み上げていきたいです。
自分の保有銘柄では大してテンションが上がるような動きはありませんでしたが、
保有こそしていないものの、
思わず参入したくなるような値動きをした銘柄がいくつかありました。
タイ株の売買代金と出来高ランキングからそれらをピックアップして
見ていきましょう(^^)/
タイ株 売買代金トップ30 第1位 BEM
タイ株 出来高 トップ30 第1位 AIE
BEM : BANGKOK EXPRESSWAY AND METRO PUBLIC COMPANY LIMITED
売買代金トップ、出来高も3位と今日一番の注目株BEMです。
何かあった訳じゃないし、ただの調整局面でしょう。
基本的にまだ騰がっていくんだと思っています。
配当は少ないので、それ目当てでなく売却益目当てで中長期を視野にであれば
買いも有りだと思います。
BTSとBEMのアゲアゲっぷりに乗り遅れた私みたいなどん臭いやつは
この調整直面が参入のチャンスです(*’ω’*)
TRUE : TRUE CORPORATION PUBLIC COMPANY LIMITED
2月末ごろの下落前と酷似しています。
チキンレースは始まっていくのか、
それとも調整無しでグイングイン上げていくのでしょうか。
出来高が伴っていないので、まだ大きく下落する局面では無いように思いますが、
ここ最近の低迷ぶりを見ると、いつガクンと落ちてもおかしくない状況です。
個人的には、TRUEには家のネットも携帯もお世話になっているので、
応援したところなんですが、配当の少なさがネックですね、このCPグループは。
株価の値上がりで貢献してくれるんでしょうけど
個人的には、なかなか積極的に手を出すという心境にはなりにくいです。
ちなみにCPグループについては、
タイ・アセアンの市場調査のためのマーケティング情報サイトASEAN JAPANさんがまとめてらっしゃったので拝借。
タイの食品財閥最大手 CPグループ
チャロンポカパーン・グループ
チャロンポカパーンフーズ(CPF)は農業分野の旗艦企業。
2012年度売上 3789億バーツ(120億ドル以上)。
同グループは謝家(チエンワノン家)が基礎を作った
コングロマリット複合企業で家畜用飼料の製造業者として設立。
多角化を進め、エビの養殖・販売や鶏肉の生産・ 加工・販売なども
取り扱いを始める。
タイ国内における最大の食品企業。
農業分野以外に食料品の分野を中核事業として、
通信分野“TRUE Group”、不動産分野”CP Land”コンビニ分野”CPALL”
などに進出し、全部で8つの分野で事業を展開している。
国際的には、ASEAN各国や中国などを中心に世界13カ国に進出している。
※ASEAN JAPANより転記※
S : SINGHA ESTATE PUBLIC COMPANY LIMITED
シンハビールでお馴染みのTCCグループの不動産部門。
今日寄付きで上げてそのまま張り付きで終了です。
何か好材料でもあったんでしょうか。
どなたかご存知でしたらシェアお願い致します(。◕ˇдˇ◕。)/
海外、特に東南アジアで仕事をしていると、
本当に彼ら中華系の力強さと(ズル)賢さ、彼ら同士の強固なつながりを
まざまざと見せつけられます。本当にすごいです。使う金額の桁違うし。
日本人は、会社の名前で仕事しているおかげで、
業務ではそれなりの金額を動かしているだけで、
実際はただの会社員。使いっパシリです。替えはいくらでも利きます。
一方で彼らは自分で会社を背負って仕事しています。
同じ土俵に立ったつもりで勘違いしてる痛い日本人は、
タイとシンガポールとマレーシアで見たことあります。
せっかくなので、シンハグループについても、ASEAN JAPANさんから拝借。
タイのビール財閥大手 TCCグループ
タイの富豪、ジャルーン・シリワタナパクディー氏が率いる
コングロマリット。
1944年、バンコクの中華街生まれの中国系タイ人で、
中国名は「蘇旭明」。
酒造業に参入して、蒸留酒、ビール、不動産、金融、
消費財などを手がける巨大財閥を一代で築いた。
傘下企業はタイのアルコール飲料最大手、タイビバレッジ(THBVE)、
シンガポール上場企業、不動産大手TCCランド(未上場)、
消費財大手ベーリユッカー(BJC)、タイ上場企業、コーラ生産・流通
サームスック(SSC)、
タイ上場企業、緑茶・日本食チェーン大手オイシ(OISH)など大手企業を
傘下に収めている。
※ASEAN JAPANより転記※
これを一代で築くとか、すごすぎる(=゚ω゚)ノ
PIMO : PIONEER MOTOR PUBLIC COMPANY LIMITED
つい先ほどアップした横ばい株価銘柄の典型のような動き。
ただし、これを狙ってたら、よほど力ともともとの資金力がない限り
いつまでも眠ったままになりそうです。

4月のセリングクライマックスから2か月で今日の上昇。
しかし、細かく見ていくと、
このセリングクライマックスからも少しずつ下落しているので、
実際には横ばい銘柄ではなく、下落途中の休憩とも取れなくもないです。
しばらく上昇してからのさらなるセリングクライマックスが来ても全く不思議ではな銘柄。今から手を出すのは言語道断かと。
ただ、BEAUTYの影を見るのは私だけですか?
もしその陰が正しければ、いくら現状でク〇マイナスだとしても、
今すぐ損切りが正解となってしまいます。ウーム、これは難しい(-.-)
PF : PROPERTY PERFECT PUBLIC COMPANY LIMITED
ポテトフライではありません。
去年の9月頃、

よっしゃ、レンジじゃ、楽勝じゃぁ
とか思って何度も取引してから、黄色レンジから外れて危うく
儲かった分吐き出してそれ以上に負けるところだった、
ギリギリ良い思い出のあるPF。
レンジ内の左の山、真ん中の山、右の山。
誰がどう見ても少しずつ下がっているので、
今から思えば、最後は追うべきではない状態だと思います。
※後からならなんだって言えるんだけどさ(-.-)
渦中にいると分かんないよね、実際”(-“”-)”
1baht以下だけあって、
頻繁に出来高ランキングに入ってくるので
今回取り上げてみました。
買いたくはなるけど、今じゃない株だと思います。
株価が横ばいではなく、
もうちょっと上昇してゴールデンクロス形成するくらいになってようやく、
検討するのも許される株かなって感じです。
今じゃないのは間違いない(*’ω’*)
少なくとも私みたいな凡人には。
さて、今日はこんなところでしょうか。
そろそろガクっとSETが下落し、
今ある評価益の銘柄が無くなり、
評価損が補強されるタイミングが近づいてきているように思います。
面倒であっても、
ザラ場見てない人で短期トレードに手を出している私みたいな人は、
Trailing Stopや逆指値で、自動でカットできるようにしておかないと、
株価爆下げした時にBEAUTYみたいなことになるといつも思うのですが、
設定した付近まで下がった後に、爆上げしてたらやだぁって思うんですよね。
爆上げする前って、ちょっと下げて反動つけて
それから爆上げすること多いですよね。
まぁ、それを恐れて結局BEAUTYは爆死中な訳ですが。。。
投資のみならず、成人した私たちの人生はすべて自己責任です。
儲けたり、損することも私たちの投資家人生を左右する重要なことですが、
どっちに転んでも、少なくとも後悔しない選択をしていきたいですね。
こんなこと言ってるくらいだから、設定しないんでしょうね”(-“”-)”
ではでは。