ども、おっさんマガジン編集長です。
みなさん、配当金受け取っていますか?
昨日、KKP, LH, BEAUTYの配当通知がはがきというか袋とじというか、
そんなものが来ていたのでたった今開封しています。
配当金額自体は、先日ラミーさんにコメントで教えて頂いたSETのHPですでに調べていて、
金額は大体2万5千bahtくらいと分かっていたのですが、
改めて通知を受け取るのは、やっぱりいいものですね(^^)/
パソコンの画面だけでの確認だと、実際のお金ではあるのですが、
なんとなくデジタルのただの数字というか、なんか現実味がないんですよね。
こういうのを感じると古い人間だなぁと思います(-。-)y-゜゜゜
新聞も漫画も本もそうなんですが、デジタルのデバイスで読んだりするよりも、
紙ベースの方が頭にも入りやすいような気がします。こう思うのは私だけでしょうか?
さて、こうやって通知が来た各社の配当金について、
今後の人生を豊かにするため、どう使うべきなのかについて考えていきたいと思います。
お金って大事
パーッと一晩で散財。きれいに使い切ってまた明日から仕事を頑張る。
という人生も良いかと思いますが、それだと一生お金の為に働くことになります。
働くことが悪いとは思わないし、自分の父親のように定年まで勤め上げた方には、
尊敬しかありません。近年減少傾向にあるとはいえ、退職金も貰えるし素晴らしいと思います。
ただ、同じ定年まで働くと言っても、
自分が好きな仕事を夢中になってやれるのと、
家に帰れば不満だらけ、折に触れて会社や仕事に対して文句が口をつくというような
嫌いな仕事に、何十年も勤めあげ、人生の大半の時間を費やすというのは、
1人の人生として悲しくはないのかなと思います。
子供を育てる為、家族を養う為、家のローンを払う為仕方がない。
こういった方も多くいらっしゃるかも知れませんが、
それも含めて、その人のこれまでの人生の岐路での選択によって
それぞれの人生になっているのだと思います。
私は過去も現在も、というか未来もずっと独身の可能性が高いですが、
何度か結婚する機会も、今となってはあの時がそうだったなという事もあります。
しかし、実際問題今現在も独身で、寂しい日々を送っています(-。-)y-゜゜゜
人肌恋しい日も有りますが、これもまた、私の選択です。
我々人間は、生活・生きていく過程に置いて色々な選択をしています。
その選択の結果、現在家族を持っている、独身、離婚済み。
それぞれ色々な人生がありますが、ただ一つ言えるのは、
私たちが生きていくのには、「お金」はみんなに必要なものだということです。
現在の地球上で、貨幣に全く関わりなく暮らしていく事はほぼ不可能です。
なので、金額の多寡は状況により違いますが、お金は沢山持っていて困るものではない思います。
宝くじなど、その人がこれまで形成してきた「器(うつわ)」以上のお金が
一気に手に入ると、扱い切れずに生活レベルを異常に上げてしまい散財、
挙句の果てに資産と消費のバランスが取れずに借金まで抱えてしまう事もありますが、
一般的には貰えるだけ貰って損はないのがお金だと思います。
ただ、人を騙したり、悪い事をしてお金をせしめるのは嫌なので、
誰かを幸せにして、さらに自分にもお金が入ってきたら最高ですよね。
そう考えた時に、お金を稼ぐ最高の手段が株式投資です。
みんなを幸せにする株式投資 投資家編
株式投資とは、簡単にいえば応援したい企業の株を買いその企業活動を後押しすることです。
投資家が株式投資をすれば、金額の多寡こそありますが、配当という形でお金を得る事が出来ます。(インカムゲイン)
また、買った時点の株価よりも高い株価で売却すれば、その差益を得る事も出来ます。(キャピタルゲイン)
また、投資活動をしていく上で、世界各国の政治・経済・環境問題・技術革新・トレンドなど幅広く情報を収集することとなるので、広く世界を見るようになります。それは、日本株だけを売買している場合でも同様です。株価は日本の情勢だけで決まるものではありません、アメリカや中国のみならず、世界各国の出来事が綿密に影響しています。
例えば、日本で災害が起こった時に、経済がダメージを受けて、
日本=円の価値が下がりそうな気がしますが、実際には円高に進みます。
その理由を説明できますか?
こういった事も投資で日々色々と自分の足りないところを自覚し、
勉強していくと少しずつ学んでいく事が出来ます。
自分の資産に直結するので、その吸収力は無理やりやらされる興味の無い仕事や勉強とは比べものになりません(^^)/
災害時に円高になる理由 リパトリエーション
日本は世界有数の自然災害多発国家です。
太平洋に面し台風で毎年被害が出ますし、日本列島はなんと4つものプレートにまたがる
地震が起こらないわけがない不安定な地盤に位置しています。
そうした我が国日本は世界有数の保険大好き国家で、
ちゃんとした大人(笑)はだいたい加入していると言われます。
また、企業も同様に多額の保険金を支払っています。
そうした保険に大量加入している日本で災害が起こった時に何が起きるのか。
普段、保険会社は加入者から多額の保険金を徴収し、
それをそのまま保険料の支払いに使用しているわけではありません。
その多額の資金を運用し利益を生み出し、
その利益で支払いを賄おうと投資活動を行っています。
この投資活動は世界中の投資商品を対象とし、まず日本円で外貨を購入し、
その後、世界中の株式や債券などを多岐に渡って分散購入し、投資を行っています。
こういった状況で、いざ災害が起こるとどうなるでしょうか。
保険会社は、投資活動している場合はなく、支払いに備える事になります。
なので、日本で災害が起こると、
①保険加入者から、災害で被害にあった保険料の支払いを求められることが予想される
②保険会社は外国で運用している株や債券から、外貨(現金)に戻す
③その外貨で大量の日本円を一気に買い戻す
④手元に日本円を準備し、支払い不履行を防ぐ
と、なります。これを「リパトリエーション」と言います。
なので、被害額が不明な未曾有の大震災にでもなった場合には、
その災害を悲観する声が上がれば上がるほど、
保険金の支払いも多額になる事が予想され、
その準備金による円の買い戻しで日本円も上がっていきます。
※日本が完全にまじでオワタってなったら、外貨での運用資金だけじゃ円を押し上げるには足りなくなるので、それはまた別の話。
災害で価値が下がりそうなもんの円の価値を、
円高に押し上げてしまうくらい日本国民や企業は保険に加入いているということです。
投資家として勉強になりましたね(-.-)
みんなを幸せにする株式投資 企業編
投資家にとっての株価が上がるメリットや災害時の円高になる理由は上記の通りですが、
では、企業側にとっての株価上昇のメリットはどんな事があるでしょうか。
実際には株価が上がったところで、会社の売上が上がったり、
従業員の給料が高くなるわけではありません。
しかし、株価が高くなることよって発生する数多くのメリットがあります。
①企業イメージが良くなる
イメージが良くなることによって良い人材が集まったり、良い取引先と商売ができたり、
より優位にビジネスを進める事が出来る可能性があります。
②株高で従業員や役員のやる気がモリモリ出てくる
ストックオプション(予め決定された金額で自社株を買う権利。この金額より現在の株価が高くなっていれば評価益となる)を導入している会社では顕著に表れる。
③株価が高いので買収されにくくなる
株価が安いと敵対的M&Aを仕掛けられる可能性も高くなるので株価は高い方が良いです。
また、もし買収を仕掛けられた際に、株価低い=企業に魅力が無いということで、ホワイトナイト(友好的な第三者:買収されそうになった時に白馬の王子様的に助けてくれるいい企業)が現れにくい傾向があります。なので株価が高ければ助かる道も模索しやすい。
などなど、株価高はいいことづくめです。
投資家と企業 両者のメリット
ということで、投資家目線でも企業目線でも
株価が上がることによって、どちらも幸せになることが出来ます。
なんて素晴らしいことでしょうか。
お金は大切な生きていくツールです。
その大切なツールを使って、さらに周りの人達も幸せにすることが出来る。
さらに自分にもリターンとして配当金が返ってくる。
素晴らしい「お金」の働かせ方ですね。
昔の銀行はそうだったのかも知れません。
お金に余裕のある人が銀行に預け、その預かったお金で、銀行は企業のチカラや将来性はあるけど、今の資金繰りに困っている企業に貸し付ける。
借金をした企業は返済する為に事業を大きくし、利益率を上げ、税金という形で国に貢献する。
税金が多く収められることにより、社会福祉がより充実していく。
こうやってお金が回っていたのだと思いますが、残念ながらいまは少し違いますね。
だったら、自分自分で決定した、お金を必要なところ・企業に、
助けたいと思う会社さんに投資をすることは、
決してギャンブルとか、危ない橋を渡っているって捉え方には決してならないと思います。
投資を闇雲に怖がるのは、学ぼうとしていないから。
こういった株式投資がもたらす社会への貢献を知れば、
全く違った見方できると思います。
投資家としては、企業を応援しつつ配当金という形で利益を生み、
またその配当金を再投資することにより、より大きな資産に育て少しずつ豊かになっていく。
これが私にとって正しい配当金の使い方だと思います。
ではでは。