ども、おっさんマガジン編集長です。
現在は、2020年4月22日タイ時間で午前3時頃。
体内時計が完全に崩壊中。
今回は、
取り出したのは良けれど、行先を失っている原油のお話です。
NY原油先物5月限の価格がアメリカ時間で4月20日になんと史上初のマイナス40$、
取引最終日となる21日には反発したもののマイナス価格にて締め切られました。
そしてこの影響は6月限の売買においてもパニック売りが発生しており、
まだプラス圏とは言え、触れて良いものでは無さそうです。
おじさんのタイ株TOP銘柄、どうなってしまうんでしょうか。。。
あと、発電所株やらなんやら、またしばらく苦しい戦いになりそうです。
商品の価格がマイナスて。どうゆうこっちゃというと、
「お金渡しますから、頼みますから商品持って帰ってください」ってことです。
凄いですね。お金払うどころか貰えて、商品も貰える。この場合は原油ですね。
原油なんて貰っても精製しないと使えないし、困るだけだけど。
下がった経緯(と、言われていること)
新型コロナウイルスにより、原油需要が激減する中、
現物の受け渡しが行われるオクラホマ州クッシング地区の貯蔵施設の容量は限界に近づき、
売り手は在庫をクリアにしたい一方で、買い手は価格がどれだけ下がったとしても、
現在需要がなく、さらに在庫を貯蔵する能力がこれ以上ない事が理由とのこと。
沢山あっても困るし、少なくても困る。ほんと世界の需給に大きく影響を受けます。
しかし、これは極々表面的な事由であって、
原油の相場に関しては、奥が深すぎて素人が言及・触れて良いものではなさそうです。
そういえば、北朝鮮のキム委員長が最近姿を現さないとのことで、
健康上で重篤な問題を抱えているのではと推測されています。
他にも何か間違って戦争が勃発したり、その手の危惧が拡大ってなった時には、
原油需要は跳ね上がるんでしょうし、ずっと下がったままにはならないのでしょう。
というか、ずっとこんな価格だったら作る人も国も無くなりますから。
ニュースや報道、ネットなどで事実として認識する必要はありますが、
理由や背景、今後の動向などの推測はあくまでただの妄想とか思惑たっぷりのポジショントークくらいに捉えてちょうど良いかと思います。
再びリスクオフの動きと言われているけれど
現在の世界市況は新型コロナウイルスにより、完全に鈍化。
各国の経済成長率は当面マイナスは避けられない状況です。
こんなことは投資やビジネスに興味があれば、どこの誰でも分かっているはず。
そんな中、3月中旬の株価大暴落直後から
アメリカ株を中心として大リバウンドが発生していましたが、
今回のリスクオフの動きでまた下落する可能性が高まりVIX指数も再び40を超えてきました。
一時、VIX指数60というとんでも無い数字を叩きだしていましたが、
株価リバウンド中は30台後半から50ポイント手前で推移。
投資家がリスクオンすることで株価を一気に押し上げました。
しかし、このVIX指数、大暴落前の2月中旬までの数値は15ポイント以下。
60ポイントなんて問題外、30ポイント台でさえ、通常の2倍のリスク指数です。
現在は再び40ポイントを超えてきたので、いつまた暴落したっておかしくない状況です。
相場は天邪鬼(あまのじゃく)
しかし、注意しないといけないのが、
みんなが危ないと考えると、逆に動くのが相場不思議。
大衆の思惑とは見事に逆に動く。
これが相場にはつきもので、状況は慎重に見極め、
情報収集は偏らず、様々な方向から集めましょう。
最近では、「2番底来ない勢」が多くなっていましたが、
この原油安で「2番底来る勢」が増えてくると思います。
これだけ状況が刻一刻と変化している状況ですので、
投資家として取るべき戦略も変わってきます。
他人のいう事を鵜呑みにせず、後悔しない投資活動を行いましょう。
今後の相場
私が就職活動を行った15年ほど前、
証券と不動産の営業マンは詰められる事も多く触れない方が良いと言われていましたが、
給料は良かったので惹かれたのを覚えています。
行かなくて良かった。というか、行ったとしても豆腐メンタルの自分には耐えられずにすぐにドロップアウトしていたと思います。
仕事にはしませんでしたが、今では極小短小とはいえ投資家のはしくれ。
この荒れ相場においても生き残れるよう、
周りがリスクオンで強気の時にはしっかりと乗っかり、
リスクオフで弱気の時には、下手に狼狽しないように気を付けたいと思います。
ではでは。