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サラリーマン兼業投資家のポジポジ病の原因と克服方法

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ー投資コラム
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ポジポジ病とは

ども、おっさんマガジン編集長です。

本日のテーマは「ポジポジ病」について。

 

読んで字のごとく、ポジションを持ちたくて買いたくて仕方なくなる病気です。

 

タチが悪いのは、ポジポジ病の発症そのままに購入し、

まれに全ポジ大勝利!みたいな良い方向への事故が起こることです。

 

しかし、上手くいかなかったときの悲惨さといったら、

日頃小さな利益を少しづつ積み上げてきたのを

一度の失敗で無かったことにすることもある。

 

なぜなら、ポジポジ病で買ったポジションは、

利益が乗ったらすぐに売りたくなり薄利となりがちです。

そして、逆に損切りはそもそもマイナス方向へ動いた時の対応を

それほど考えていないので、損失は拡大しがちです。

利は小さくなり、損は大きくなる傾向がある。

 

そんなコツコツ勝ってドカンと負ける

テンプレみたいなポジポジ病について今回は考えていきましょう。

そもそもポジポジ病とは?

株式投資、FX、仮想通貨。

様々な投資や投機がありますが、そもそも何かしらの対象にむけて

投資を行うことで利益を上げます。

そして投資とは、買いなり、売りなりのなんらかの

ポジションを持たないと利益を上げることは出来ません。

 

売却益を狙うにしても、配当金を狙うにしても、

ポジションは必ず持つ必要があります。

 

ただし、最適なタイミングで持つポジションは、

投資家に利益をもたらしますが、

最悪なタイミングで持たされたポジションは、

知らないどこかの誰かがあなたにその銘柄を押し付け儲け切り抜けただけで、

あなたには何も持たらしてくれません。

 

最高のタイミングでポジションを持ちたい。

誰もがそう願っていますが、当然物事そう簡単にはいきません。

 

ですので、投資家、特に新米投資家は

儲けを出す為にポジションを常に持っていないといけないような

心理状態になる事があります。

それがポジポジ病です。

ポジポジ病発症の原因

①機会損失に対する恐怖

乗り遅れる、皆が儲かっているのに、自分は何もしていない。

儲けるチャンスがあるのに挑戦しない事が耐えられない。

 

チャレンジしない=損をしているとの誤認です。

 

実際には、リスクを取ったからと言って必ず儲かるわけではないし、

ポジションを持たないということは、

リスクを負っていないので、負ける事は絶対にありません。

儲かっていないだけで損をしているわけではありません。

②思い込みと自信の無さ

ポジポジ病を発症する人は概して、相場の経験が少ないように思います。

 

と言いますか、

ポジションを持ちたがる相場経験豊富な方に対して、

ポジポジ病などと表現しません。

 

もし、ご本人がポジポジ病だと自認していたとしても、

経験豊富な上、未だに相場から退場していないということは、

ポジションをついつい持ってしまう事は、

マイナスとして捉えるべきことではありません。

むしろ無意識に勝つ行動をしている投資の神様です。

 

対して新米投資家のポジポジ病は、経験もないのに、

そのポジションを持っていれば勝てるという思い込み。

 

相場が上がっているからきっとその投資対象も上がるだろうという

ただなんとなくの思い込みです。

 

もし、購入銘柄を十分に検討し、

入念に調べ上げたうえで買う事を決定した銘柄であれば、

ポジポジ病などとは思わないはずです。

 

ポジポジ病のポジション=自信のないポジションと言って差し支えありません。

③追い込まれ冷静な判断が出来ていない

損失を確定した後、多くの含み損を抱えている時。

あるいは、使ってはいけないお金を使ってしまっている時。

 

投資は生活防衛資金を確保した上での余剰資金で行いましょう

これは基本中の基本ですが、出来ていない時、

もしくは、自分がコントロールできる資金以上の資金投下を行っている時に、

冷静さを欠き、結果的に気づいたらポジポジ病を発症しがちです。

 

ですので、デイトレやスキャで立て続けに失敗した時や、

スイングやってもうまく行かない、長期で持ってる銘柄も含み損だらけ

そんな踏んだり蹴ったりな状態になってしまった時には、

下記の方法でポジポジ病を克服しましょう。

ポジポジ病の克服法

①相場から距離を置く

とりわけ、ザラ場を見ることにさえ距離を置けば

ポジポジ病のほとんどは解消されるはずです。

 

1秒に満たない時間軸で、刻一刻と株価が変動しているのを見ていると、

買う気がない人でさえ、買いたくなってしまいます。

 

ましてや、負けがこんでいたり、メンタルが弱っていると

とりわけ勢いで買ってしまって、買った瞬間からなぜか株価が下がっていく。

さらに、メンタルやられてるから即座に損切りもできず、

ダラダラと損失を広げてしまう。

もっとも避けるべきケースですね。

 

ですので、ポジポジ病な状態だなと少しでも思ったら、

もしくは、自分が買うことあり気で相場を見ていることに気付いた時には、

相場と距離を置いて、投資とは全く違う事をするのも良いかと思います。

②買うと決めてから1日おく

相場は逃げません。

 

「昨日買っていれば、今日○○儲かっていた。」

分かります。

 

しかし、そのようなケースはごまんと存在し、

昨日ではなく今日でもなく、明日買ったとしても、明後日儲かります。

 

そのチャンスは、今日だけ、今だけのものではなく、

株式相場が存在する以上、毎日どこにでも転がっているチャンスです。

だから焦る必要は全くない。

買わなかったからといって、損をしているわけではありません。

 

ですので、自分がポジポジ病かもと思うのであれば、

買おうと決めてから、1日時間を置いて買ってみるのはいかがでしょう。

 

車や家など高い買い物をする時に、

即決・今決めた、今すぐ買おうとはあまりなりませんよね。

モノによっては、1週間を超えて検討する場合だってあります。

 

ですので、たった1日です。

たったの1日買うのを我慢して、時間を掛けてもう一度熟考してみてはいかがでしょう。

それでも買いたいと思うなら買ってみればいいと思います。

 

そこまでして選んだ銘柄のポジションを、

ポジポジ病だったなどと思う人はいないはずです。

 

時間を掛けて良いのです。だって専業投資家ではなく、

生活は他の生業で成り立っているんですから。

投資で儲けずとも食っていけます。

 

1日時間を置いてみる。

お勧めです。

 

③相場研究をする

銘柄を選ぶことにはみんな全力を注ぐと思います。

しかし、相場全体、産業、その業界、関連企業、原料相場、先物、金利の状況など、

対象銘柄に関連する事象の研究をしてみてはいかがでしょうか。

 

研究というと堅苦しいですが、買おうとしている銘柄周りをちょっと調べてみる。

株価だけじゃなくて、業績だけじゃなくて、周りの状況を調べ判断する。

 

需給で株価が動いていくデイトレやスキャでこんな事をしても仕方ないと思いますが、

長期的に見れば株価はいつかファンダメンタルに帰するはずです。

株価だけを見て、買う・買わない・売る・売らないを決めるのではなく、

よくよく調べた上で投資すれば、ポジポジ病などと思うことはありません。

④最悪のケースを想定する

ポジポジ病患者は、買った後の良いイメージ、勝つイメージが強すぎるあまり、

マイナス面をあまり想定していないケースが多々あります。

 

投資をした後になって、

そもそも株価が騰がらない・下がらない・動かなくなるケース。

想定した株価と逆に動くケース。

板が薄くなり身動きが取れなくなるケース。

売買ツールの不具合が発生するケース。

コンマ1秒で株価が変動しているような、

アルゴ取引全開売買の中で、人間が手動で売買しているだけでだいぶ遅れをとるのに、

ツールの不具合なんてあった時には、一瞬で多大なる被害を被ることもあります。

 

あまりに及び腰になるのも良くないのかも知れませんが、

ポジポジ病を発症するという事は、まだまだ新米投資家の域を出ないでしょうから、

投資に対してちょっとおよび腰、引け腰くらいでちょうどよいのかも知れません。

私もポジポジ病を発症しそうになりますが、

最近はだいぶ症状を抑える事ができようになりつつあります。

少しずつ経験です。多額の投資をいきなり行う必要はありません。

そもそもそんな人生左右するような資金ぶっこむ勇気はありません。

まだまだ私も新米投資家ですので、ご一緒に資産爆伸びさせて行きましょう。

 

ではでは、

皆様のトレードに爆益あれ‼