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タイ株から見るVIX指数

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ー投資コラム
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恐怖指数と呼ばれるVIX指数

ども、おっさんマガジン編集長です。

今回のテーマはVIX指数です。

 

株価が急落すると言及・注目されるVX指数ですが

そもそも恐怖指数とも呼ばれるこのVIX指数とはなんのか。

 

また、タイ株売買の観点からはどのように考えれば良いか、

完全私的見解ですが、シェアさせて頂ければと思います。

 

投資は自己責任。

勝ったら自分のもの、負けたら他人のせいってわけにはいきません。

 

私のように、無責任に相場のことなんにも分かっていないクセに

偉そうに自己満講釈たれている人がネットにはゴロゴロいますので、

情報の精査はしっかりおこなっていきましょう。

信じられるのは自分のみです。

VIX指数とは

VIX指数とは

VIX指数(英: VIX Index)またはCBOEボラティリティ指数(英: CBOE Volatility Index)とは、シカゴ・オプション取引所(CBOE)が、S&P 500を対象とするオプション取引の満期30日のインプライド・ボラティリティを元に算出し、1993年より公表しているボラティリティ指数。

S&P 500が下落する場合はVIXは上昇する傾向があり、VIXとS&P 500のパフォーマンスは負の相関関係にある。その統計的傾向から俗に恐怖指数(きょうふしすう、英: fear index)とも呼ばれる。

ウィキペディアより抜粋

S&P500と負の相関関係にあるとのことなので、

VIX指数が騰がると、S&P500が下落する可能性があるってことですね。

では、そのS&P500とはなんでしょうか?

S&P500とは

S&P 500(エス アンド ピー ファイブハンドレッド、Standard & Poor’s 500 Stock Index)は、S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスが算出しているアメリカの代表的な株価指数。ニューヨーク証券取引所、NYSE MKT、NASDAQに上場している企業の中から代表的な500社を選出し、その銘柄の株価を基に算出される、時価総額加重平均型株価指数である。なお、社数は500社だが、1つの企業の銘柄で議決権の有無などによる複数のクラスがある場合は、銘柄数が500より多くなる場合がある。本指数はアメリカ合衆国企業の株価指数であることを意図しており、上記の証券取引所の上場銘柄であっても、アメリカ企業でないと判断された銘柄は本指数の対象外となる。

S&Pを冠するアメリカの株価指数は、他に以下のものがあるが、S&P 500は特に有名で、機関投資家の運用実績を測定するベンチマークとして利用されている。

S&P 500 – 大型株である500社の銘柄で構成。本項で記述。
S&P 100 – S&P 500中、時価総額の特に大きい、超大型株100銘柄で構成。
S&P 400 – 中型株400銘柄で構成。
S&P 600 – 小型株600銘柄で構成。
S&P 1500 – 大型株・中型株・小型株の合計1500銘柄で構成。

ウィキペディアより抜粋

上記の通り、S&P500とはアメリカの大型株500社くらいが対象の指数で、

VIX指数が高くなると、アメリカの株が下がって、

世界金融は連鎖しているので、各国の相場にも影響ありまっせってことですね。

タイ株への影響は?

さて、もっとも大切なタイ株への影響ですが、

有るとも言えますし、無いとも言えます。

 

当然の事ながら、タイ株はアメリカの株と完全に連動しているわけではありません。

それは当然、日本の株も同様です。

 

もし完全連動しているというなら、

アメリカ株が高値更新しまくっている時に、

タイでも、日本でも、また世界各国でも

爆上げしていないとおかしいということになります。

 

そんな事は起こっていませんよね。

ですので、VIX指数が高くなったところで、

株価変動はケースバイケースって事です。

直近のVIX指数変動によるタイ株への影響

ケースバイケースとは申しましたが、

全く参考にならない訳ではありません。

 

密接に関係があるとは言えませんが、

タイ株投資をやる上でも、是非参考にすべき指数であると個人的には思います。

 

では、直近のVIX指数が変動したグラフとタイ株のSET指数のグラフを見てみましょう。

■VIX指数

■タイ株SET指数

上記のチャートをご覧頂いた通り、

直近でVIX指数が上昇したのは、6月11日・9月3日・10月28日、

そして本日1月28日となっています。

 

まず、6月11日のケースでは、

VIX指数が騰がった後、タイ株も緩やかな下落をしています。

 

次に、9月3日のケースでも、

VIX指数が騰がった後、これまたタイ株も下落。

 

ここまでは、巷で騒がれている通りの、

VIX指数が騰がると株価が下がる説に倣っています。

 

しかし、次の10月28日のケースでは、

VIX指数が騰がった後、タイ株は爆上げ

11月に入ってからSET指数は25%もの上昇をしているので、

VIX指数と正の相関を示していると言えます。

 

ということで、2勝1敗。

まぁ、勝敗で考えるようなことではありませんので、

現状のタイ株SET指数の値であったり、

世界各国の状況であったり、様々な事が絡み合って株価を形成しますので、

今回1月28日の以後の動きはどんな動きを見せるでしょうか。

加熱気味と言われて久しい世界の株価

現在のコロナ禍での経済状況と、

株価が相まみえないものであると言われはじめて半年ほどが経過しました。

後になった今株価推移を見ると、2番底だ2番底だと警戒されながら、

株はガン無視の上昇しまくり。

暴落直後の4月にはすでに反発を始めた世界の株価です。

 

コロナが一向に収束しない中、株価ばかりが騰がり始めると

さも当然のように、株価は未来を予測するものだから

実体と乖離していても当然と言われはじめ、

世間的にも現在の株価を肯定的な見方で眺めるようになってきました。

 

しかし、改めて冷静になって考えてみて、

本当に現在の株価は経済実態に対して正しいものなのでしょうか。

ついつい、こんな風に考えてしまいがちですが、

これは違います。

そもそも、経済実態を株価が反映する訳ではありませんので、

予想と期待を持って買われ、実体が分かり失望する事が売られます。

ですので、経済実態と株価を連動していると考えること自体が間違っています。

 

もし間違っていないと言うのであれば、

未だひどい状態の航空産業や観光業、飲食関係などの株を

売りに売って、売りまくれば大勝ちできるということになります。

 

しかし、株価はそんな単純なものじゃないです。

悪いニュースが出たのに株価が騰がることもあれば、

良いニュースが流れたのに、すでに折り込み済みだと言われ、

株価が下がる事もある。

 

ということで、経済実態やニュース、VIX指数だけで株価を予想することなど不可能だという事です。

ではVIX指数をどう捉えるべきか

株価が動く可能性があるよ。上にも下にも。

 

ってことで、それ以上でもそれ以下でもないと思っています。

 

動くかもよってだけで、上に行くかも知れないし、下にいくかも知れない。

VIX指数が低い時に比べて、高い時の方が、

株価がドラスティックに動くかも知れないというだけ。

 

無駄に恐れる必要もないし、無用に強気になる必要も無い。

ただ、警戒しマーケットには注視しましょうということだと思います。

 

2020年3月の暴落時なんて、

VIX指数が騰がっているので気を付けてください

なんて言われた時には、もうそれは見事な含み損を抱えていたので、

トレードするなら他人から与えられる指数に頼ってないで、

自分でマーケットを見て判断するしかありません。

 

長期投資なら、そもそも短期で小さな株価変動など気にせず買い続ければ良いので、

VIX指数が高くなったら、安く買えるチャンスくらいの認識で十分かと思います。

 

ということで、全く答えにはなっていませんが、

そもそも投資に答えなどありませんので、

自分で色々調べて、考えて、

戦略練って、実行して、失敗して、改善して

またチャレンジしていくしかありません。

 

ではでは、

身勝手な言い分を書きなぐりましたが、

皆様のトレードに幸あれ‼