ども、おっさんマガジン編集長です。
皆さん、錯乱・混乱・動揺していますか?
今回のお話は、
通常の相場であれば、
全体の指数が1日で±2%も動けば大事件だったところから、
たった1日で10%以上動くのが当たり前みたいな荒れ相場まで、
全方向的に対応し、相場で生き残るために必要な事をまとめました。
昨日5%下がったんだから、さすがに今日はちょっと反発して騰がるじゃないか?
って思って、手元にある残りわずかな資金を使って
何の根拠もない買いをしたくなりますが、
こういったパニック相場ではそのような普段の感覚は何も通用しません。
10%下落した次の日にまた10%以上下落することだってあります。
逆にここは反発しないでしょ?ってところで下手なショートを入れて
天国に召される方もいらっしゃいます。
下手な常識や勝手な思い込みなどなんの役にも立ちません。
今回のコロナショック(仮称)で身をもって経験しました。
今回の暴落には最終的にどういった名前が付けられるのかは分かりませんが、
ここで生き延びる事さえ出来れば、
リーマンショックを生き延びた歴戦の勇者達に一歩近づくことが出来ます。
頑張って生き延びたいと思います。
最後はいかに気持ちを強く持つことができるか。
昭和根性丸出しで申し訳ありませんが、根性論万歳です。
というのも、あれだけ合理的な考えをするアメリカの軍隊が、
入隊最初に行うのはどれだけ理不尽な訓練にも耐えうるか
いわば根性を試す・測る、そしてないものはふるいにかけるものです。
それだけ、根性が有るか無いかってのは大切ってことです。
やっぱり最後は気持ち、根性あるやつ強いが勝つ。
「根性論」っていう泥臭いというか、古い言葉使いたくないっていうなら
メンタル。メンタルコントロール。
結局最終的に言ってることは「強くあれっ」てことに帰結すると思うおじさんです。
世の中は理不尽なことだらけ。私たちが生まれた瞬間すでに不平等です。
その公平ではないこの世の中で生き抜いていこうと思ったら、
論理的に考える思考はもちろんのこと、
知識も可能な限り多く詰め込み、
情報は適宜取捨選択していくが肝要です。
パニック相場でファンダメンタルは株価に反映されるのか
現在はコロナウイルス感染が世界に広がっていることに端を発し、
人とお金の流動が止まり世界の経済も停滞、景気も後退しつつあります。
中東問題からの原油安、ドイツ銀行破綻懸念によるデリバティブ崩壊が見えてくるなどから
各国の株式市場で株価大きく下がることにより取引停止処置であるサーキットブレーカーが発動するなど、
平気で7%、8%下がる状態です。
しかし、コロナウイルスは想定外だったかも知れませんが、
他のリスクに関しては、ずっと前から認識されていましたよね。
それが一気呵成に全部来たかのような下げ方です。
これをパニックと呼ばずしてなんと呼べば良いでしょうか。
タイ株に至ってはこのパニック相場の中、
寄付きで10%を超える下落でブレーカーがバタンと落ち、取引停止処置。
そこから復帰し、その日の内に爆上げも爆上げで、なんと前日よりも上げて終了と、
もう意味の分からない相場です。まさにパニック。
数日分の下げ相場、上げ相場、パニック相場を全部まとめて一つにした日もありました。
通常であれば、株価が急激に下がった時には、
なぜ下がったのかなど々と原因や理由を探したくなるものですが、
今の相場に株価が上下するファンダメンタル面からの理由など関係ないです。
というのも、寄付きで前日比-10%と株価を下げたにも関わらず、
その当日中に反転し終値では前日対比で上げて終了するなどという
ボラティリティの激し過ぎる相場となっています。
たった1日で10%マイナスからプラスまで変動する株価を
ファンダ面で説明できるものでしょうか?
きっと世界のどこにもそんな人は居ないと思います。
1日で月収を超える値動きをする保有株
この混乱が始まってからトータルでは
年収を超える勢いでマイナス方向(-_-メ)に動いている現在の暴落。

今までのコツコツ積み重ねてきたのは何だったんだ?
無駄じゃん(。◕ˇдˇ◕。)
何やってんだ、オレ。。。。
と、思う事もあるかと思います。
ってか、今の私がそうです。
頑張って仕事して、必死こいて金貯めて、その中から投資に回して、
んで、その投資資金を株で失って‥‥
ホント何やってんだ。と。(-.-)
ほんとちょっとずつではあるけど、
ようやく増えてきてたのにこの急落で全部マイナスへ突入です。
でも、考えてもみてください。
例えば現在年収が600万円、 投資に1000万円回しているとして、
もし万が一すべて失ったとしても
死ぬ気になって5年もあればまた貯める事が出来ますよね。
家のローンがあったり、小さなお子様が居たりすると
もう少し時間は掛かると思いますが、、、、
そうですか、それは幸せそうでなによりですね”(-“”-)” ケっっっッ(-.-)
すみません、本音が漏れてしまいました(●´ω`●)
1年で200万くらいは、本業、バイト、ケチ、倹約、飲まない、食わない、遊ばないを
必死でやれば貯める事が出来ると思います。
現状、投下資金の内1,000万円以上の価値が無くなった状態なのでそりゃ悲しいですけど、
株が上がるタイミングで、一緒になって評価損も回復していくはずですし、
もし悲しいことに上がらなかったとしても、
200万円とか、400万円くらいまた貯めて
再度投資してゆっくり死ぬまでに取り戻す為、
またチャレンジすれば良い。
これくらいの心づもりでいいんじゃないでしょうか。
一気に取り戻そうとすると、
今回みたいにふらふらと噂で聞いた甘い蜜吸いにいったら、
逆に生気を全部吸われちゃいましたみたいなことになります。
リスク許容度は年齢とその人の状況次第で千差万別
また、20代の独身サラリーマンが取る事ができるリスクと
30代の既婚で赤ちゃんが生まれたばかり人、結婚を後悔している人(=゚ω゚)ノ
40代、50代で子供の大学進学でお金が掛かる人、
65歳で退職金がまとまって入ったので、それを運用しようとしている人。
人生における様々なステージや状況で、
資産運用や株式投資などで取るべき、取る事ができるリスクの幅、
リスク許容度は違ってくるだろうなと考え、
自分だったこうだなというのをまとめてみました。
20代の会社員
大学卒業してすぐの20代サラリーマンでは、自立されしていれば、
超ハイリスクハイリターンで、投下した資金が3,4倍、
更にはもっと増える可能性だってある投資をしても良いと思います。
しかし、20代なんてそもそも運用出来る金額がまだ少ないでしょうし、
大学時代の付き合いは残ってて付き合いでお金は掛かるし、
彼女とのデートではヘリコプターでナイトクルーズしてみたり、
ちょっといいところで背伸びしまくってご飯食べてみたり。
学生時代には出来なかった
ちょっとお金が必要なことをしようとするはずなので、
プライベートに忙し過ぎ&欲しいものなど後から後からいくらでも出てきます。
なので、20代のサラリーマンの資産運用、投資については、
(自分にとって)全部失ったとしてもまた稼ぐ事が出来る♪
くらいの資金しか投資には回さなくて良いでしょう。
若い時にしか出来ないお金の使い方もありますし、
自分に対する投資という意味でも、将来何倍にもなって帰ってくると思います。
にしても、今振り返って考えてみると、
なんであんな無駄なものにお金使ってんだろうってもの沢山ありますね。
色々やってみないと分からないものです。
私は株式投資をスタートしたのが36才くらいの時でしたので、
もっと早くから、少額でいいから投資を始めていればと思います。
30代のバリバリサラリーマン
30代は、ようやく仕事にも慣れてきて、
ある程度責任のある仕事を任せられるようになり
目標を達成する難易度も上がっていきます。
その一方で、結婚を考えるようになったり、人によっては家を建てるなどのイベントで、
投資なんかしてる場合じゃないくらい物入り&公私ともに忙しく時間も無いかも知れません。
幸か不幸か私にはまだこれらのイベントは訪れていませんので
ヒマしてますがね。ケッ(-_-メ)
ということで、
20代と比べ、きっと少しは昇給し、
貯金も少しはあるはずの30代ではありますが、
使い道が決まっているお金がほとんどです。
結婚式、家のローン、車、出産など
お金の使いどころは枚挙にいとまがありません。
なので、投資に回す資金は、
使い道の決まっているお金と
3年分くらいの生活費をのぞいた資金で行いましょう。
使うのは2年後だからといって、
その時が来るときまで株式投資などで運用開始してしまうと
キャッシュが必要なタイミングでちょうど安値になっていないとも限りません。
リターンは少ないかも知れませんが、定期で運用するなど
期間と額面が減らない・減る可能性が限りなく少ない運用方法をしたいですね。
40代のどっしり管理職
40代は、昇給し収入こそ30代よりもさらに増えているかも知れませんが、
子供も進学などで学費が必要となったり、大学で仕送りが必要になったりと
結構な出費が見込まれます。
また、家を30代で購入したと想定すると10年以上が経過し
設備や外壁などメンテナンスなどが必要になる可能性もあります。
収入面において最近では、
大手企業でも45歳でのリストラも横行しているので、
他人事ではない方もいらっしゃるかも知れません。
また、会社に残る事ができたとしても、
ラインに乗っている人、乗っていない人など、
昇進の目があるのか無いのか、将来の自分がどこまでいけるのか、
見えてくる時期でもあると思います。
課長どまりの人、部長どまりの人など、
上に登るほど確実に席は少なくなってきます
どこかでこの次に進む事はないなと気づいてしまった時に、
会社とどういった付き合い方をするのかは考えたほうが良いかと思います。
そうなってくると、
投資で博打してる場合じゃない。手堅く行かなきゃ。
ということで、
近い将来に使う予定のお金に追加して、
冠婚葬祭など、結構な出費となる可能性のあるイベントも想定しておく必要があります。
ここでもやはり、何倍になるかも知れない個別株に勝負の一手を打つなど積極的にリスクを取っていくというよりは、
投資した資金が減る可能性が少ない、手堅いローリスクローリターンで、
配当再投資で複利の恩恵を最大限に受けながら着実に投資を続けていくことが最適解かなと今は考えています。
50代、60代、70代、80代、90代、100代
40代については、近い未来なのですでに想像がつきましたが、
50代以後は、今の私にはまだ想像もつきませんので、
私がその時を迎えたらこの項に追記していこうと思います。
さぁー、どこまで生き延びる事ができるかな。
セミリタイア、早期リタイアを目指す人
私はしがないサラリーマンであり、
独立したり、一発事業を当てたり、そもそも
まずはその一歩を踏み出せていない勇気のない人間です。
副業でちょろちょろと会社員として以外の収入源を作ろうと
色々とやってはいますが
今のところ会社員としての給与ありきの生活から抜け出せてはいません。
私のようにサラリーマン、会社員生活から早期に抜け出し、
セミリタイアもしくはリタイアをする為に株式投資で一攫千金っていうのは、
なかなか出来るものではありません。
そこで思うのは、
長期間継続し、複利効果を得て、辛抱づよく耐えて資産を形成する。
もしくは
集中投資で一発ずつ当てていき、倍々ゲームで増やし、人生あがる。
どちらかの2択しかないように今は思います。
どちらの場合も、それぞれリスクはありますし、
それぞれ個人によって考え方も違います。成功率も違うかと思いますが…
投資対象一つとっても、戦略によっては、
良い銘柄、悪い銘柄と評価も一変します。
人それぞれ考え方も違えば、目指すものも違いますが、
プロレベルならまだしも、素人投資家が
「早期に会社員生活から抜け出す」、「短期間で財を成す」ことを目指して、
信用取引に手を出してまで一発勝負するというのは、
あまりにリスクが高いかと思います。
経済的自由を求めて株式投資をしていたはずなのに、
一歩間違えれば、逆に、
借金を負い、長きに渡って返済していくことになるかも知れません。
本末転倒ですね。
また、虎の子の貯金や臨時収入を一気に投資に回す事もリスクが高いです。
まさに今回の私ですね(-_-メ)
私の場合は、まだ30代で今のところは会社員として収入があるので
生活基盤に影響はないですが、それでも現実逃避したくなる程度にはショックを受けています。
これが退職金であったり、50代や60代で投資に突如目覚めて
一気に3,000万円とか失ったりとか考えると、目も当てられません。
投資はあくまでも、自己責任。
人生一か八かみたいに勝負をするようなモノではありません。
だから、全部無くなったとしても、その後も生き延びていける金額の中で行う。
買っても、売っても、勝っても、負けても、絶対に熱くなってはいけない。
これだけは間違いないと思います。
さて、現在の暴落・パニック相場はいつ終了となり反転し始めるのか。
退場しないようにのんびりしがみ付いていきたいと思います。
生き延びてればなんとかなるはず。
ではでは。