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高値掴みで失敗しない方法

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ー投資コラム
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順張りする限り高値掴みは避けられない

ども、おっさんマガジン編集長です。

本日のテーマは「高値掴みで失敗しない」です。

投資家はなぜ高値掴みをしてしまうのか。

また、そもそも高値掴みの何が問題なのか。

本日は、投資家であれば何度も経験しているであろう高値掴みでの失敗、

そこからの底値売りについて考えていこうと思います。

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人はなぜ高値掴みをしてしまうのか

典型的な高値掴み

そもそも高値掴みとは何でしょうか。

そこでまずは高値掴みするフローをおさらいしましょう(笑)

 

1.自分が保有していない銘柄の株価がどんどん上がっている

2.ちょっと見てる間にどんどん上がっていく

3.時間の経過とともに、上昇率もアップし、異様な上がり方

4.今乗らないと損、もったいない

5.いや、待てよそろそろ反落するんじゃないか?

6.まだ、まだ騰がっていく

7.もっと騰がって行く

8.もうダメだ、今買おう。乗らないと損

9.購入

10.ようやく掴んだグイグイ騰がっている銘柄

11.掴むとなぜか下がっていく

12.下げ止まるだろうと売らずに保有したままにする

13.下がる、もっと下がる

14.なぜか下がり続ける

15.もうダメか

16.まだイケる

17.そろそろ反発するか

18.しない、もっと下がっている

19.いや、いい加減反発するだろ

20.少し反発

21.しかし、即座に大量の売りが入り反落

22.もうだめか

23.いや、まだ少し

24.加速度的に激しく下落し始める

25.もうだめだ、耐えられない

26.損切り

27.ようやくの売り、それと同時に大量に売りが入る

28.売って良かった、このまま下がっていきそう

29.と、思った瞬間、その売った株価を底値に大量の買い注文

30.猛烈な反発が始まり、損切りした株価なんてあっという間に遥か遠くへ

 

以上の流れが高値掴みそして底値で損切りする、私も含めみんなが得意な流れです。

勝ち馬に乗る

「勝ち馬に乗る」の本来の意味は、有利な方に便乗するとか、

ちからのある者について恩恵を受ける。そんな意味です。

しかし、実際にはこの場面で乗ることになるのは決して勝ち馬ではなく、「どろ船」。

沈みゆくドロ船。

バンドワゴン効果とも言うみたいですが、他人に乗り遅れたくない思いから

その盛り上がりや所有者が増えれば増えるだけ効果が加速度的に発揮されていく。

イナゴタワーの先端が最後にグイーーーーーーーーーーーんって上がって、

その直後に強烈な上ヒゲで下落スタートが典型的なイメージですね。

大量に買う人が居るという事は、大量に売っている人が居るという事。

煌びやかに見えるその船、実は泥船で今にも沈みそうですよ。はたからみたら。

 

これが典型的な高値掴みです。

防ぐ方法は簡単、すでに騰がり過ぎている銘柄に手を出さない事。

これに尽きます。

 

しかしこの、騰がり過ぎている、この「過ぎている」というのがもっとも大切なポイントですね。

騰がっている銘柄ではありません。

騰がり過ぎている銘柄です。

トレードの基本は順張り

下落している銘柄の反発点を読み、底で買い、株価が戻るとともに大きな利益を得る。

この逆張りで大きな成功を手に入れている投資家も居ると思います。

 

しかし、やっぱり基本は順張り。

騰がっている株を買い、そのままその上昇局面に乗っかる。

 

この順張りの良さは、何よりも損切りの決断をしやすいから。

だって、騰がり続けている銘柄が下がり始めたら、誰だって

「ちょっと、待てよ、雰囲気変わってきたな」って思いますよね。

そこで損切りすれば大丈夫です。

騰がり過ぎている銘柄

これが、ゆっくり出来高が増えながら株価が少しずつ上がっていく銘柄に順張りする最大のメリットです。

しかし、投資家というのは不思議なもので、大きく上がっている銘柄を目にすると

思わず飛びつきたくなる生き物です。

魚釣りのジグなど疑似餌に飛びつくフィッシュイーターの獲物と一緒です。

餌を食べるつもりが、人間が操る疑似餌に騙されて食べられる。

利益を取るつもりが、大口が操る株価上昇、出来高に騙されて食べられる。

弱肉強食。

 

実際には、大口は株価最高値の前には売り始める、もしくは売り切っており、

彼らが抜けた後に異常な盛り上がりを見えるのは、

飛びついた投資家の出来高と値上がりに釣られた個人投資家が出来高と値上がりを助長し

また他の投資家とマネーを呼び込むから。

 

そろそろおかしくねぇって気付いた人から抜けていき、

株価が落ちてもまだ握ってしまっているのはまだ経験も資産も少ない新米投資家。

資金も少ないから損を確定するのが怖くて損切り出来ない。

損切りを躊躇している間にどんどん下がる。

そして限界まで持ちこたえてしまった後に、その限界を下に突破し遅すぎる損切りをする。

 

これが私のAAVで55万バーツの損切をした流れです。

80万投資の55万損切り。

アホ、バカ、投資なんてやめちまえ。

そんな心境になりましたね、さすがに。

適度に騰がっている銘柄を買う

騰がっているというよりも、騰がり始めているという方が正しいかも知れません。

こういう銘柄は往々にしてまだ出来高も増えていませんので注目もされていません。

ですので、出来高ランキングとか、上昇率ランキングとかには出てきません。

後になって気づいた時に、あぁこんなに買い時があったのにと思わず後悔することが多々あります。

ですので、地道な銘柄研究、日ごろの株への時間の投資です。

だから私は、毎週の騰落率を追うようになりました。

理由は、コロナショックで思考停止している間に乗るべき銘柄がそこら中にあったということに

後になって気づいたから。

次の暴落は10年後かも知れません。しかし、もっと早くにくるかも知れません。

いつ来るかなんて誰にも分かりませんので、常にいつ来てもいい様に準備し

虎視眈々と獲物を探し続ける。

投資するのはお金だけではない

これは何か事を成すにすべからく共通していると思いますが、

株式投資においても、資金のみでなく時間も投資する必要があります。

スポーツでも、趣味でも、仕事でも、それは投資でも同じです。

お金だけ掛けても上手にはならないし、極めるなんて持っての他。

やっぱり時間が必要。

昭和人間なので、気合と根性も必要だとは思いますが、

時間を使えるってことは好きってこと。

そして、好きこそもの上手なれと言われますから

やっぱり時間を費やす対象を好いてお金を掛けて練度を上げていく事が大切。

 

私は投資を始めてたったの3年ですが、

3年前の投資日記に書かれている購入の理由・売却の理由を読み、

その銘柄の前後の株価を追ってみると面白い様に間違えています(笑)

見事過ぎるほど逆を行く理由・予測。

たった3年でこれほど考えや読みの深さが変わるのに、

10年とか20年とか相場やってる人は、私からしたら神。

生き残っているというだけで十分過ぎるほど神です。

まとめ

では、最後に高値掴み(で失敗しない)をしたときの私なりの方法を共有させて頂きます。

ー高値掴みは時に仕方ない、気付いた時に即損切り

ー高値と思って買う時は、買うと同時に逆指値

ー損切りの逆指値は変更するべからず

ー流れに乗るには高値掴みは仕方ない。でも買ってドキドキするくらい買っちゃダメ

ー人生変わる、生活変わるかも。こんな勝ちを期待できる資金投下は禁止

ーまだはもうなり、もうはまだなり

ー失敗1つで退場が見るようなトレード禁止

ー高値掴みが悪いんじゃない、損切り出来ない事が悪い

ー買う手の時は売り手の、売り手の時は買い手の思考を持つ

 

高値掴みをしない為の方法」なんて偉そうな事は私には言えません。

何せ株価が騰がる銘柄というのは、長期間騰がるものですから。

すでに騰がっているからと言って、それらの銘柄を保有候補から外していたら、

その多くの今はくすぶっている微妙な銘柄や、

なぜか急落している落ちてるナイフ真っ最中の銘柄しか買えないことになります。

 

株価が騰がる株は騰がっていくし、くすぶっている株はいつ上がりだすか分からない。

そして下がっている株はいつ下げ止まるかは神のみぞ知る。

 

だったら、高値掴みの可能性はあるかも知れないけど、

積極的にそういう騰がっている株を買うことに意味はあると思います。

 

ただし、買った後が最も大切。間違えたと思ったら即対応する事。

 

来れさえしっかり行えば、高値掴みは別に悪い事ではありません。

毎度毎度、良い銘柄を底値で、騰がり始める前に仕込める人なんて絶対に存在しません。

大事なのは失敗した時に大ケガしないこと、退場に繋がるような失敗にしないこと。

 

ではでは、皆様のトレードに爆益あれ(^^)/