2か月振りにプラス収益
ども、おっさんマガジン編集長です。
11月も終了しましたが、皆さんのトレードはいかがでしたでしょうか。
私は9月、10月と2か月ほどトレードできるような状態では無かったのですが、
久しぶりに売買を再開し、細かくショボ勝ちを重ねる事が出来ました。
一歩間違えればチビチビ儲けた分なんて簡単に吹き飛ばされますが、
それでもビビリながらでも買い、
また反対に一歩売るの待っていれば(もっと儲かったのに)と思うことは多々ありましたが、
とりあえずは勝ちで終える事が出来ました。
そして今後のトレードに置いて、とても重要な事を学びました。
損切りする大切さ
「そんなことは分かってる、何を今さら言ってんだ」というご意見も、
「手数料の嵩む細かい損切りは悪」って言うご意見も分かります。
しかし、よほどの確固たる考えや意思があっての長期投資であれば
それは個々投資家の考え方ですので
我が道を進んで頂ければと思いますが
手探りでトレードしているような状況の方は
自分の考えや予測と逆に動いた時には
一旦ポジションを解消するのも良いと思います。
私も、

そんなこと言ってたら、すぐ損切りばっかになってしまう。
儲ける為には耐える事も大切。
と思っていました。
しかし、よくよく考えてみると、
買う株、買う株、買ったら一旦下がるという事は、
おそらく逆張りで、

そろそろ騰がるんじゃね?
って自分の思い込みでトレードしていたと思います。
株価は
ー騰がるか
ー下がるか
ー留まるか
の3つしかありませんが、
騰がってる株を買えば(少なくともしばらくは)大体のケースにおいてもっと騰がっていくし、
ここが転換点だ!って思いこんだ下がってる株を買うと、
大体その期待を裏切り、もっと下がって行きます。
逆張りをあてるのが一番気持ちいいし、
勝った感・してやった感は最も大きいですが、
やっぱりなんだかんだで順張りが楽だし、安全。
順張りが最強というよりは逆張りは大負けする
逆張り個人投資家の心理
まず逆張りで買おうとする心理の時は、

そろそろ騰がるんじゃね?
っていう考えがベースになっています。
なので、もし予想に反してもう少し下がっても、
「もうちょっと待てば騰がるでしょ」というなんの根拠もない妄信に陥り、
損切りが遅れます。
ーちょっと株価下がってる。今がチャンス。さすがにそろそろ反発するはず
ーいつの間にか最高値の半分になってしまった。さすがにそろそろ騰がるでしょ
ーあっという間に5分の1の株価になってしまった。今ならナンピンチャンス
ー…‥‥‥‥今では株価が最高値の10分の1になってしまった。。。。
賢明な投資家の方々は、ここまでズルズルと最後まで付き合ってしまう前に
売ってしまっていると思いますが、
逆張りでポジションを持ってしまうと一歩間違うと、
こんなバカみたいなトレードをしてしまいます。
これは、私がBEAUTYで味わった痛い経験ですが、
逆張りはダメだな、少なくとも俺には向いていないなって気付く契機となりました。
今でもアホトレードをしない抑止力のために
ポートフォリオに燦然と輝くように配置し、
同じ過ちをしないように心がけています。
順張り個人投資家の心理
一方、順張りでポジションを持った場合はとても簡単です。
今の勢いのまま、株価が騰がると思っているから
逆に下がった場合には、すぐ売る事が出来ます。
だって、騰がると思ってるのに下がりやがってますから。
逆張りと異なるのは、株価が今まで下がってる中、
そのままの流れで下がるが逆張りで、
順張りは、今まで上がっている中、なぜか突然転換して下がり始める。
下がってるままだともうちょっと待てば反発するかもって思いますが、
騰がってる中、いきなり下げ始めたらビビッて売る事が出来ます。
向き不向きの問題か?
長期投資の場合は、
短期間の株価の下げは気にする必要は無いという考えに変わりありません。
しかし、それは「株価が下落した時の許容幅」が広いだけで、
買う前からその銘柄の株価が下がることを希望して
買っている長期投資家は居ないと思います。
株価なんて騰がるに越したことはありません。
ただ、下がった時もしっかりホールドする必要はありますが、
それは、理由も無く株価が下がった時であって、企業の不祥事や業績不振、
業界の風向き、法制度の変更があった場合はそれをホールドする意味はありません。
シュガータックス導入が与えた清涼飲料水メーカーへの影響が良い例ですが、
マーガリン使用禁止とか、
今なら除草剤のグリホサート使用禁止?やっぱり規制取りやめ?なども
これらの規制がどのような企業に、どう影響を与えるのかを考えて、
危険だと思った時には、一旦手を引くのもありなのかなと。
グリホサートに関しては、日本はアメリカ様に忖度して規制するつもりは無いようですが、
発がん性が認められたり、わざわざ推奨するような物ではないと個人的には思います。
しかし、農家の方々からしたら、死活問題。
今活用している農薬がいきなり規制されたらどうやってこれから除草してよいのか。
何より便利で安いから使っているわけで、
規制される=生産に伴う費用が増えることを意味しています。
これに関しては、私も投資しているTVOタイベジタブルオイルが大豆など使用しているので、
今後どうなるのか、どう影響を与えていくのかは注視する必要があります。
少し、逆張り/順張り、損切り/アホールドの話からずれてしまいましたが、
とりあえず、私はしばらく基本順張り、自動損切り設定ありでトレードしようと思っています。
さて最後に11月のトレード報告です。
11月売買
これまでは、信ぴょう性担保のために1baht以下のサタンまで記載していたのですが、
今後はざっくりばっくり1bahtまでの記載にしようと思います。
納税もしてるし問題無さそうなもんですが、
誰もそんなところまで興味ある方はいらっしゃらないと思いますが、
自分のトレードメモのためでもあるので、とりあえずこれで続けていこうと思います。( ̄д ̄)
■11月売買
ー勝敗 5勝2負
ー売却益 20,620baht
ー売買銘柄 KKP,LH,ANAN,INTUCH,BH
KKPは売った直後にもっと上昇。売って失敗。
LHは動かず。売って正解。
ANANは勝ったけど、なんとも。
INTUCHは売って大正解。
BHは売った直後に爆上げ。なんじゃこりゃ。
■2019年 収益
ー配当益 88,614baht
ー売却益 211,859baht
ー11月末日時点での含み損 931,980baht(-ω-)
売却益がとうとう30万bahtになりました(-ω-)/日本円なら約100万円。
素晴らし過ぎる(^^)/
しかし、その為に失ったのが含み益90万baht越え。今の為替で330万円。
ダメじゃーこりゃ。
帰ってくる見込みのない株、例えばBEAUTYなども有りますが、
今さら売ったところで何の足しにもなりませんので、今後のトレードの方向性を正しく考える事が大切。
11月は、評価損に繋がる銘柄は作らなかったので、少しだけ成長したと評価したいです。
一番やってはいけないのは、短期トレードのつもりでポジションを持ち、
損失を出したことが理由で長期トレードと時間軸をずらす事。
これだけはダメ。
長期投資のつもりでも、
買った直後に含み損になるようなトレードが散見される場合は、
ちょっと自分のトレードの方向性を考えるタイミングかも知れません。
ちょっと買って調子に乗っているわけではなく、
※何より11月の収益の45倍以上の含み損ですから( ̄д ̄)
狭すぎる損切り幅はダメですが、甘すぎる売買ルールはもっと危ないと思います。
もうちょっと少ない金額でやっていれば、
こんな大ケガすることも無かったのになーと思う事も有りますが、
株価が下がっていく時のあのヒリヒリ感や、
デイトレ参戦した時に、1秒より短い時間で3万円ずつ減っていく時など、
実際に自分の大切な資金を使って、自分の心がどう揺さぶられるのか、
冷静にトレード出来る金額はどれほどなのかを知ることが出来たのは良かったです。
何を買うかよりもいつ・いくら買うか。そして、それをいつ売るか。
短期トレード勝ち組玄人と素人。
もしこの2人の投資家が、同じ資金量で
同じ銘柄をトレードしたとしても、
初心者はちょっと儲かったら利確してしまいますが、
玄人は株価を育つまで待つことが出来ます。
逆に株価が下がった時には、玄人はサクッと損切りしますが、
素人はズルズルと損切りを先延ばししてしまい、
取り戻せないほどの損失を出して退場していきます。
何を買う/売るより、いつ・いくらで買う/売るか。
銘柄選定も大切なことに変わりませんが、
資金コントロールが相場で生き残れるか、退場することになるかの
最も重要なポイントだと思います。
これを心に刻んで今後もトレードして行こうと思います。
ではでは。