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退場しない投資

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■資産運用
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まず生き残れ、儲けるのはそれからだ。

どうも、おっさんマガジン編集長です。

[退場しない投資」

一見消極的なタイトルに見えますが、とても重要なことです。

読み進めて頂ければご理解いただけると思いまとめていきます。

 

株の売買(少なくとも短期トレード)において、

私がもっともこだわる点は株を「買う値段」です。

「売る値段」は少しでも上がってさえいればいくらでもいいです。

 

「まず生き残れ、儲けるのはそれからだ」

「Survive first and make money afterwards」

これはジョージ・ソロスの言葉ですが、

私は株式投資に限らずすべての投資で大事なのは

①参入するタイミングとその②費用の多寡だと考えています。

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投資のポイント「タイミング」と「費用」

①参入するタイミング

タイミングが良ければサルでも儲かる(サルには失礼だけど。)。
※例えば価値が崩壊するまでの仮想通貨。
ブロックチェーンとかマイニングとかシステムなんて何も知らなくても儲かった。
というか、そのシステムが注目されたり大勢の人が注目したのは崩壊後です。

新しいビジネスも同じ。誰もが興味あるもので、誰も商売をやって居なかったらほっておいてもお客さんが来ます。その分マネされるのも早いですが…

②費用の多寡

費用が少なければ、そもそも損しない。
※投資であれば、市場より安く参入・入手していれば失敗しようがない。
適正価格・適正費用の見極めが大事。

なので、株式投資においては、株は安く買ってさえいれば損しようがありません。
一時的には下がっても、いつか株価は戻ってきます。

高値掴みと呼ばれる悪手、株価が上がって私たちの一般投資家がこぞって買うタイミングになってから買ってしまうのがもっとも危険性が高いです。

だから、「悲観で買い、楽観で売る」をできる投資のプロや上手な方々は、

みんなが楽観・注目して買い始め、株価が騰がってきたら売り」、

みんなが悲観して株を投げ売りして、株価が下がってきたら買い」を

実践されているのだと思います。

だから、投資で必ず発生する「調整局面」を待つことが出来るのです。
ただ、この「調整局面」を見極めるチカラが必要です。

「買わない」という選択肢もある

今は「買わない」

ずっと上げ相場が続いていると、

「もう調整局面なんて来ないんじゃないか?」

とか、

「このままずっと株価が騰がり続けて、買うタイミングなんてこないんじゃないか?」と、

疑心暗鬼になる事もあるかも知れません。

 

しかし、考えてもみてください。

あなたは今すぐにでも株を買わないと生きていけない状況でしょうか?

副業として投資をされているかたは、
本業からの稼ぎがあるし、投資をしているということはある程度の資金は持っていることでしょう。

今すぐにトレードする必要はないのではないでしょうか。

専業で投資をされている方は、
日々の生活の費用もありますし、売買が必要でしょう。でも、専業の方は私なんかよりよっぽどしっかりご自身のルールでトレードをされていると思うので、私から物申すことは何もありません。むしろその手法を教えて頂きたいです。

ただ、専業の方も「今すぐにでも売買して利益を出す必要がある」ような逼迫した資金状況ではないと思います。ある程度の余裕を持って投資に打ち込まれていると思います。

なので、結果的に皆が該当することになるのですが、

「欲しいと思う株が無い、見当たらない」、

そう思うなら買わなければいいのです。

無駄打ちは「悪」です。

その無駄打ちで、しかもあなたが買いたいとも思わずしぶしぶ買って、勝手に損してくれたおかげで

どこかのだれかの財布の中身が潤い、一方であなたは投資自体をやめようかと考え始めるのです。

だったら、買わなきゃいいのです。

静観。見るだけ。見てるだけ。

風○と一緒で「見るだけタダよ~」です。

今しか買い時がないなんてあるわけがありません。

それは、経験が足りないからそう思ってしまっているだけです。

長く投資をやっていればいくらでもその機会はあります。安心してください。

 

ソロスの言葉通り、生き残ってさえいればチャンスは必ずあります。

騰がり続ける相場なんて無いです。歴史が証明しています。

 

これまでどれだけ多くの一般投資家が参入し、

痛い目を見て退場して行ったでしょうか。

「株はやってたけど、もうやってない」こうおっしゃる方は沢山います。

「株最近始めたんですよ~」こういう新入り君も沢山います。

 

ただ、「もう20年やってます」とか「もう40年じゃよ~」とか

長期で運用されているという方に出会うことはなかなか出来ません。

 

なぜなら、圧倒的多数の投資家は入るべきところではないところで入って、
勝手に退場していくからです。

「タイミング」とても大事です。

何も「買わない」 or「買えない」?

また、本当に買いたいと思える株は無いと言えるほど、

投資対象市場の各株銘柄のスクリーニングはしましたか?

スクリーニング…任意の条件をもとに、ふるいにかけること。選別すること。

私は、何か「買え」と言っているわけではありません。

ただ、本当にあなたが買いたいと思える株は無いのでしょうか?

 

有能な投資家のブログや、ニュース、その日の終値などを見ていて、

おっさん
おっさん

あー、こんな銘柄もあったんだ~

とか

おっさん
おっさん

今日、こんだけ上がらなかったら買いたかったのにな~

なんて

思うこと無いですか?

一つでもあるなら、スクリーニングが足りて無いってことです。

ちなみに私は毎日あります。これ買っときゃ良かったって思うこと。

「最近、今の株価は順調に上がり過ぎてるから買うの怖いとか言ってる」

くせにです。

努力が足りてないんですね。

知識も足りてないくせに努力も足りないなんてどうしようもないです。

「買わない」と「買えない」は天と地ほど違いがある

お金が無いと買えません。これは間違いないです。

だから継続して節約し資金を確保していきましょう。

 

スクリーニングをした結果、それでも積極的に「買いたい」と思う銘柄が無いならじっと時を待ちましょう。

他人がいくら儲かったとか、今この銘柄が熱いとか、無視でいいです。

それに乗せられて、無駄に資金をすり減らしたり、含み損抱えて資金がロックされたりしたら、来たるべき「買い場・買い時」が訪れた際に、自由になる資金が無ければ買えません。

資金を投資に回さず眠らせていると、儲かっていないというだけで、
決して、あなたの資金が減っているわけではありません。

損をしているわけではないのです。

「少し前に注目していたある銘柄が、自分は保有してない状況で、どんどん上がっていく。」

「相場が全体的にどんどん上がってるのに、自分の資産状況は何も変わらない。儲かっても損してもない」

これは誰もが経験することです。

減ってないだけありがたいと思うべきです。だって、

「買おう」とあなたが思うだけで「買える」んですから。
もしあなたが無駄打ちしてたら、「買えない」んですよ。いざ買うべき時に。

むしろ無駄打ちしてたら、いつの間にか退場していてもう投資の世界に居ないかも知れません。

だから待ちましょう。欲しいと思う時まで。欲しいと思える銘柄があるまで。

上記までのような、投資の酸いも甘いも嚙み分けてきたような方々には釈迦に説法ですが、念のため「買い」のタイミング3つを見て終わりにしましょう。

買いの3つのタイミング

売買銘柄をスクリーニングする際に、基準の一つにもなりえるのが、

順張り買い・逆張り買い・レンジ買いの3つの買い方です。

その投資家の投資スタイルと言い換えても良いくらい非常に重要なものです。

ちなみに私のような根っからのギャンブル好きは一発逆転が大好物なので「逆張り」を選択しがちですが、この逆張り、1番難しい投資方法だと思います。

ここでそれぞれの買い方の特徴をおさらいしておきましょう。

順張り

順張りは、上昇している相場に逆らわずそれに倣い従い株を買う事です。
今騰がっている株は、そのまま上がると考えて買っていきます。

デメリットは、参入が遅れると利幅が少なるなることぐらいでしょうか。
基本的にデメリットはありません。

ただこんなに素直に右肩上がりを続ける株は数が知れています。

また、見る時間間隔が短くなるればなるほど、上げたり下げたりする相場の渦中で見極めるのは難しいです。

例えば、月足で見ると毎月株価は騰がっているけど、日足で見れば当然下がる日もあれば騰がる日もあるということです。人間夢中になると視野が狭くなるので注意しましょう。

メリットは、上がっていくと考えて買っているので、下がってきたら売ればいいこと、売りの判断がしやすいことです。読みが外れた時に大負けしないのも特徴の一つです。

逆張り

逆張りは、その名の通り株価が下落しているなかで、そろそろ逆行くでしょという判断のもと買うことです。下降トレンドの中での買いです。

デメリットは、買ったはいいけどそのまま落ちていく事も多いです。
基本下降トレンドで買っているので。

また、買ってから下がったとしても、
「もう少し下がればそろそろ騰がるよね?」と、

理由・根拠もなく買い下がってしまう事も多いです。
※下げた株をさらに買っていくこと。ナンピンとほぼ同義。損切りラインをあらかじめ設定しておくことが重要。資金は無限に非ず。

無計画に下がる株価にすがっていくと、取り返しのつかない損失になる場合もあります。

メリットは、反転したときの振れ幅が大きくなることが期待できることです。
あとは、予想があたった時に嬉しい、自己満に浸れることでしょうか。
だから個人でやっている投資家が好む手の一つのような気もします。

おっさん
おっさん

俺は分かってた

的な。

ただし私はお勧めしません。

2018年、逆張りで多くの利益を出しました。しかし、それ以上に損失を出しました。

好きな手法ですが、今ではやるべきではないと今は思っています。

少なくとも私の今の性格・トレード能力では。

しかし、下降トレンドが終わり、上がり始めてからの参入は否定しません。

しっかりと、一旦「上げ」を確認してから参加はありです。

「頭と尻尾はくれてやれ」。いい得て妙です。

 

ちなみに逆張りで使用した画像の黄色の丸の部分のチャートのロウソク記号、

十字架みたいな形したやつですが、あれは「トンボ」という相場の転換期に現れやすいと言われています。下降トレンドの中で現れれば、買いを入れるサインではあります。

ただ、「あくまで結果的に転換期だったことが多いよ、過去のデータでは。」

というだけで、未来に何があるかは誰にも分かりません。

なので、私の理想は底で買おうと欲張らず、少し上げてから買いを入れることです。

あくまで理想ですが。。。

 

レンジ

レンジ売買とは、ある一定期間の上げ下げのトレンドを読みとき、そのレンジ内で売買を繰り替えすことです。なので任意のレンジの下の方に来たら買い、上に迫ってきたら売ります。

黄色の横線2本が大枠(長期間・値動きも大きい)のレンジ、

青色の横線2本が小枠(短期間・値動きは小さい)のレンジとなっています。

どういった期間で見るかは投資家次第です。2-3週間のレンジで考える方もいれば、数カ月単位で見る方もいると思います。

投資の世界において、熟練・歴戦の猛者であればあるだけ、長期間の視野を手に入れる事ができるような気がします。

短期で見れば危険な領域の株価も、長期で見れば、まさに買い時の可能性もあります。
猛者たちにいいとこで狩り取られないように、視野は広げましょう。

ただ、危険を見ないふりや、損切りの先送りは投資の世界からの「退場」を呼び寄せます。気を付けましょう。

デメリットとしては、大局的にみた際に、大きな利益を逃す可能性があります。買って持っておくだけで良かったのに、売った後にレンジを外れて株価が騰がり続ける事があります。悔しいですが、リスクをヘッジした結果です。特定の銘柄に固執せず他を探しましょう。

メリットとしては、売買タイミング/レンジがあらかじめ決められてトレードに入るので、心が弱くない限りはルールに従って売買が出来ます。自分のルールに従って、「不要な欲」を抑えて、売るべき・買うべき時にしかるべき行動をとりましょう。
大儲け出来ない代わりに、大損もしないのがレンジ売買です。

お小遣い稼ぎや、副業で売買を楽しむのに最高だと思います。
一度で大きくは稼げないとしても、他の手法で買ったり負けたりを繰り返して過大なリスクを負うよりは精神衛生的にも良いです。

相場とは

お気づきの方も多いとは思いますが、

順張り、逆張り、レンジと3つ見てきましたが、

これらはすべてPTT株の直近の値動きの切り取りです。

一つの銘柄でも期間を区切ってみていくだけで、適正な投資手法が異なります。だから毎日の努力が必要なのですね。適応するためににはまず敵を知らないといけません。

投資顧問や投資のアドバイザーを名乗る人などが、
後付けや結果論をさも言い当てたかのように説明し、言いくるめようとするかも知れませんが、あんなもん占いと同じです。心理学や統計学を学んだ方がいいです。

株価を予測できるというなら、なぜ彼らは微々たる給料をもらってわざわざ他人を儲けさせているのでしょうか。

当たると分かっているなら、借金してでも資金を集めて、儲けてすぐに金返せば後は自分で増やしていくだけです。なぜ彼らはそれをやらないのでしょうか。

少し考えれば分かりますね。

「必ず儲かる」とか、「勝率○割」とかいうだけならタダです。
皆さん騙されないように気を付けましょう。特にココロが弱った時には。

ただし、有能な投資家の方が提供してくれる「情報」や「知識」、「手法」は非常に価値のあるものだと思います。こういった優秀な方々は、投資はあくまで自己責任であって必ず儲かるなんて話は絶対にしないと思います。こういった方々を手本として学ぶのはとても良いことです。

最後に、投資は全て自己責任です。
投資のみならず私たちの人生そのものが自己責任ですね。

すべての選択権は私たち自身が持っています。

その選択の判断基準を決めるのもまた自分です。

選択する為の知識を学び、それを独自の手法に組み込み、

勝てるマイルールを作っていきましょう。

それではまた。

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