タイ株式投資で使用する用語集 Vol.2
どうも、おっさん編集長です。
前回の記事「タイ株投資用語集[A and B]Stock Market Terms Vol.1」に引き続き、Vol.2を編集していきます。一つのページに全部押し込むことも考えたのですが、まとめることだけが目的になってしまい、1つ1つの単語の意味を理解せずに進めてしまうなと思ったので、私の都合で申し訳ないですが、少しずつ用語をまとめていきます。今回は、Cから始まる用語です。C先頭の単語は多く、さらにタイ株取引時間に関わる用語などまとめていたら、Dまでたどり着けませんでした。
それでは、今回もじっくり学習していきましょう。
Cc
- Capital Gain/Loss 株式売買による利益/損失。対する用語はIncome Gain。
- Capital Increase 増資(ぞうし)。企業が新たに株式を発行することにより、事業の元手となる資本を増やすこと。その方法には、「第三者割当増資(特定の企業などに買ってもらう)」、「株主割当増資(現在の株主に買ってもらう)」、「公募増資(株主を広くつのる)」などがある。借金をするのとは違い、増資で得た資金は返済の必要は無い。使い道を企業が柔軟に決定できる利点がある。
- Closing Price その日の終値(おわりね)。当日の取引が終了した時点での株価。
Closing Quotationともいう。 - Closing Session 大引け(おおびけ)。後場の最終売買のこと、または単に取引時間終了の事を指す。反対に取引の始まりは、「寄付き(よりつき)」という。
- Collapse 暴落のこと。恐怖でしかない。
- Commision 手数料。主に証券会社に支払う。
- Common Stock 普通株式。国際会計上では、株主が出資したEquityのこと。出資されるものとしては、Cash(現金)やLand(土地)がある。
- Consignment Guarantee Money 委託保証金(いたくほしょうきん)。信用取引で必要となる。現金や、株券などの代用有価証券を担保として差し出す。これを用いて取引を行い、損失が出て担保が不足すると追証(おいしょう)〈追加保証金〉などが発生しますが、タイ株取引においては、信用取引は出来ず、現物取引のみ。レバレッジ怖い。自分をコントロールできる人だけやるべき。投資ではなく投機になりがちな人は危険なためやめておくべし。
- Convertible Bond 転換社債(てんかんしゃさい)。Changeable Bondともいう。株式と社債の両面の特徴を併せ持つ。所有者が株式に転換すると株価の上昇により利益を得ることが期待できる。一方、社債のまま保有すると、利付債として定期的に利子受け取ることができ、償還日にはその額面の金額が払い戻される。
- Cornering 買い占め(かいしめ)。
- Corporate Bond & Debenture 社債。企業が必要となる資金を調達する為に発行債券。借用金額と期限、支払われる利息が記載される。企業としては、迅速に資金調達ができ、一般投資家としては銀行預金金利より高い利息受け取ることができる。
- Corporate Investor 法人投資家。発行済み株式を支配的利権を得るまで購入し、経営陣を入れ替えることにより、会社を乗っ取る場合もある。機関投資家(Institutional Investor)【ヘッジファンド、投資信託、年金基金など、個人や企業が拠出した巨額の資金をベースに運用・管理する法人】と混同しないよう注意。
- Crash 暴落のこと。一瞬で暴落しすぐに戻るということもあるが、レバリッジを利かせていると、一瞬だろうが何だろうが証拠金が足らず強制決済されることもある。寝ている間にいつの間にか刈り取られて、朝起きたらポジションがなかったという話はFXにおいてよく聞く。恐怖でしかない。
- Cross Trade ある銘柄に対して、同量の売り注文と買い注文を同時に出す取引のこと。優待狙いや節税対策などに有効だが、私にはいつになったらそんな高尚な取引ができるようになるかは想像もつかない。ちなみにタイでは売りからは入れません。
-
タイ株取引時間に関連するの用語まとめ
- 前場(ぜんば) 午前の取引のこと。タイ証券取引所は10:00~12:30まで。
- 後場(ごば) 午後の取引のこと。タイ証券取引所は14:30~16:30まで。
- タイ証券取引所(SET) 1974年設立。タイ唯一の証券取引所Stock Exchange of Thailand。
- 寄付き(よりつき) 取引きの始めの売買のこと。
- 引け(ひけ) 前場・後場の最後の売買のこと。
- 大引け(おおびけ) 特に後場の最終売買のこと。その日の終値(おわりね)が決定される。
- ザラ場(ざらば) 寄付きと大引けの間のに行われる取引。
- 板寄せ方式 寄付きと大引けにおいては、売り注文と買い注文を整理しまとめて売買を成立させる。その方式を板寄せ方式と呼ぶ。
- オークション方式 一方、ザラ場では値段優先で条件が同じであれば発注が早いものから売買を成立させる。その方式をオークション方式と呼ぶ。
- プレ・オープン 9:30~10:00。タイ株の取引時間においてプレオープンタイムとして受注~板寄せ成立までの猶予時間として9:30~10:00が設定されており、9:30に受注を開始・とりまとめをスタートし、実際にはだいたい9:55~10:00直前頃に寄付き成立となることが多い。デイトレをやっているとヒリヒリする時間。
- プレ・クローズ 16:30~17:00。プレオープンの反対。大引けの16:30から注文のとりまとめを行い、だいたい16:30~16:40までには終値が決定する。デイトレやっててこの時間まで保有しているということは、良いか悪いか別としてザラ場で何かしらルールを変更する出来事があったのだと思われる。私の場合は、めっぽう悪い方向で「この銘柄はスイングだから」と自分に言い訳することが多い。良い方向だと想定よりも上がったので、翌寄付きまで株価追いたいなどがある。
以上がアルファベット「C」を先頭とするタイ株取引に関連する用語と、取引時間に関する用語のまとめでした。何か分からないことがあった時に、少しでも役立てて貰えると書いている励みになります。もし間違っていたり、質問やコメントがある場合は、コメント欄や問い合わせフォームで教えてもらると嬉しいです。
それでは最後までお読み頂きありがとうございます。
他の記事も読んでみてくださいね。