砂糖税 猶予期間終了まで半年
どうも、明日の株どれ買おうかと考えている時が
一番幸せなおっさんマガジン編集長です。
私が買った後はだいたいの銘柄の株価が下がって行きます。
なので、楽しいのはあくまで買うまでです(-.-)
さて、明日はどの銘柄買おうかしら~と、
【今日のタイ株 2019年2月4日【終盤失速】】を書いた後に注目銘柄の株価をおさらいをしていたところ、TASCOという銘柄が買いたくなったので、ついでに記事にすることになりました。
どうしても記事にしないわけにはいかないことになってしまいました。
まずはその、記事にすることになった経緯をご説明致します。
まず、TASCO自体は当該案件「砂糖税」につき、全く関係はございません。
会社名の通り、アスファルト製品の販売や道路工事及びその整備を行っている会社です。
しかし、社名の「アスファルト」の前についている「ある単語」が
今回の「砂糖税」について記事とすることになった要因です。
会社名が、TASCO : TIPCO ASPHALT PUBLIC COMPANY LIMITEDです。
TIPCOという単語が含まれています。
↓
TIPCOと言ったらジュースでしょ。
↓
ジュースと言ったら甘いでしょ。
↓
甘いと言ったら、砂糖でしょ。
↓
砂糖といえば、砂糖税!?
↓
そういえばあれからどうなった!?
って、ことで思い出したのです。
そのころに酒税の法律も変わって、お酒の値段が変わったことをうろ覚えしています。
皆さん覚えていますか?砂糖税。
2017年9月16日施行で、それまで課税されていなかった果汁ジュースについては、飲料メーカーには2年間の猶予期間が与えられていました。
そして、その猶予期間の2019年9月16日が半年後に迫っています。
※タイなのでルールが変更になっているかも知れませんが、私にはその変更後のルールを知るすべがありませんでした。どなたかご存知の方は、ぜひぜひ教えて頂けると嬉しいです!
おさらい:タイの飲料に対する税制
タイでは現在、炭酸飲料については工場渡し価格の25%、炭酸飲料を除く清涼飲料については同じく20%といった物品税が課されている。2017年9月16日の物品税改正に伴い、砂糖を含む飲料については課税方法を変更し、これまでの物品税に代わり飲料の糖分に応じて税を課す砂糖税の導入を決定する。炭酸飲料を除く清涼飲料の場合、糖分18%以上が最高税率の20%、糖分18%未満は段階的に税率を引き下げ、糖分10%未満で課税対象外となる方向だ。飲料メーカー各社には、税改正から2年間の猶予期間が与えられる。タイ飲料産業協会の幹部は、これまで物品税の課税対象外だったフルーツ・野菜飲料が最も大きな影響を受けると指摘した。
〈引用:バンコクポストを引用したSankeiBiz@2017年7月17日〉
という流れで、大打撃を受けたのが、TIPCOとMALEEです。
果汁ジュース界の2大巨塔 TIPCOとMALEE
どう考えたって、タイでの果汁ジュースの2台巨塔です。
タイ人に知っている果汁ジュースのブランド名を聞いたら、
誰に聞いたってこの2つの内のどちらかを答えるはずです。
■TIPCOのジュース
■Maleeのジュース
外国人でさえもタイに住んでいて、果汁ジュースを口にする人なら、
飲んだことない人はいないと思います。
もしいたらモグリです。たぶん。
というくらい、2大ブランドです。
その株価がこの税制導入を受けてだだ下がり中です。
TIPCOとMALEEの現在の株価
■TIPCOの株価チャート
■MALEEの株価チャート
2017年7月に発表があってから、2019年2月4日今日現在において、
TIPCOの株価は半分、
MALEEに至っては4分の1の株価になっています。
マジ引くわ(/・ω・)/
もし売り抜けられずに株保有してたら泣くしかない。
ちなみにSET指数は、2017年7月時点で1,570くらいです。
むしろ今より100くらい低い水準です。
■SET指数
SETは上昇してて、果汁メーカーはだだ下がり。
砂糖税との因果関係が無いという方が無理があるかと思います。
まぁ、他に要因が無いとは言えませんが。。。
現状の株価はおり込み済みか否か
下がっていることだけをここで報告してもなんの意味もないので、
今後のこの2つの銘柄が上がっていくのか、さらに下がって行くのかを
完全に私の個人的見解ですが、言っておきたいと思います。
直近のみで考えるとまだ両銘柄ともに、もう一段株価は下がってくると思います。
ただ、タイ人だろうが何人だろうが、優秀な方はとても優秀です。
私が考えも及ばないことを考えていたり、ブレイクスルーをしてさらに余りある素晴らしいアイディアを考えてたりする人も居ます。
この2つの企業でもきっと、何か他のビジネスか新しい策か分かりませんが、すでに考えて実行段階になっていると思います。
その企画や新規ビジネスが伸びてきさえすれば、劇的に株価も回復すると思います。
ただ現状では、SETのHPで見ただけですが、数字も悪化していますし、
何より投資家のマインドがこれからこの業界の現状に資金を投入して増やそうとはならないんじゃないでしょうか。
仕手筋により一時的に吹きあがる可能性はあるとは思いますが、
〈1月30日のMALEEの上昇はあまりに怪しい〉
〈私はイナゴライダーになるのは嫌いじゃないです。〉
〈ただ、最後にまとめて全部狩り取られるおもひでしかありません〉
それ以外ではしばらく難しいと思います。
ということで、
「こんだけ下がったらリバウンドするでしょ作戦」は
通用しそうにないので、私は少なくともしばらくは静観したいと思います。
果汁ジュース自体は大好きなので、
継続して購入し飲んでこの2つの企業自体は応援します!
それでは、最後までお読み頂きありがとうございました。
他の銘柄を探す旅に出たいと思います。
では。