今日のタイ株 2019年12月11日
SET指数 1,551.82
だって大衆なんだもん。
ども、大衆の代表おっさんマガジン編集長です。
分かっちゃいるけどなかなか実行することは難しい
「大衆の逆に行け」という投資格言。
簡単にできることじゃないですよね。
今朝、買い指値を入れたANAN
ここのところ2.8bahtくらいまで下げてから、3baht届くか届かないか
くらいのミニ下落&反発のボックスを形成していたANAN。
ちょくちょく取引しているので、
今回もそろそろ反発するでしょってことで、
月曜日の終値の2.80bahtから今日はちょろっと下げそうだなと思って、
2.76bahtにて買い指値を入れておきました。
後から冷静になって考えれば、理由が希薄過ぎますね。
おっさんの人間性と同じくらい希薄です。
これが失敗のモトでした。
注文は刺さり、株価も底の見えない下落中
ランチタイムに確認すると、注文は2.76bahtで無事刺さっており売買成立。
しかぁーし!ランチタイムの段階での株価は、2.68bahtと、
買付価格よりもすでに3%近くも下落してる‥‥
なんじゃこりゃ。
すぐに2.70に買い戻されていましたが、まぁ雀の涙。
勢い続かず、それ以上騰がらず。
失敗の「素」
味の素はタイでもみんな大好きですが、
「失敗の素」は世界中の誰も欲しがりません。
日本においても
戦時中は、「欲しがりません、勝つまでは」だったかも知れませんが、
投資では、「欲しがりません、勝つために」がちょうど良いのかも知れません。
ポチポチ病の銭失いです。
買った理由が弱すぎる
現在の時合い、ANANとしての個別株価推移、チャート状況など冷静に鑑みると、
完全に「勘トレード」と言わざるを得ません。
今株価が騰がりつつあるような銘柄であれば良いですが、
そろそろ騰がるでしょ
とか
いつも売買してる銘柄だし
とか
今スイングで動かしている株無いし
など、理由があまりに利己的。
今買いを入れているような人達は、きっとおっさんと同じように
そろそろ騰がるでしょ?
という、何の裏付けも無い希望にすがって買っているだけだと思います。
そうやって、負け組達に下げ途中に買い続けさせて、
最後にドカンと一気にもう一段株価を下げてそこで仕入れてから
株価を上げていく。
株価が騰がる前には、もう一段下がる
チャート見てれば本当によく見る光景なのに、
買い逃したくないがために高値掴みをする。
何回やったら成長するんだか。
なんの前触れもなく上がる事もある
ダラダラ下落から一段下げずに株価がいきなり反発することもある
こういう銘柄も当然あります。
では、
①ダラダラ下落から、前触れなく突然株価が騰がり始める株(下ヒゲ無し)
②下落終盤にもう一段大きく下落してから、株価が騰がり始める株(下ヒゲも大きな陰線も無し)
どちらの可能性が高いと考えてトレードするべきなのでしょうか?
答えは、簡単です。
どっちにいくか分からない状態の銘柄を買っちゃダメ。
これに尽きます。
上り初めてから買えってことですね。
ただ上がり始めて買って、すぐにまた下がり始めたらどうすんだって話になりますが、
ここからは自分の銘柄選びですね。
なんでもかんでもルールとか、法則に頼っていたら
いつまでたっても変わらない、勝てない。
学校に通っている間は校則、会社に入れば社則、社会一般には法律。
色々なルールに縛られながら生活している内に、
いつの間にか、ルールが無いと逆に生きられない、自分で決められない
そんな情けない人間になっていないでしょうか。
資産運用、投資の世界は、
いつ、何を、いくらで、どれくらい買うのも売るのも全部自分次第。
結局のANANの終値
ランチタイムでは買った途端に株価が下がるという散々な結果となっていたANANでしたが、
後場も終えてどうなっていたかというと、、、、変わらず。
結局終値も2.68bahtとなっておりました。
そこから反発して下ヒゲでもついていればよいですが、
反発無しなったので、明日以降も下げる可能性アリアリ♪
少額しか買っていないとはいえ、また資金がロックされる可能性あり。
近いうちにまた3baht近くまでは株価騰がってくると思うので、
損切る必要は無いと考える事も出来ます。
しかし、戻ってこない可能性も十分にあるので、
2.5bahtまでは耐えて、それ以上行くようなら損切り。
ってことで、2.48bahtにて逆指値で損切り設定と相成りました。

そこまで下がったらさすがに反発すんじゃね?
そこで損切りモッタイナクネ?
って思いが無い事もありませんが、
そう言っていたら、いつまで経ってもお付き合いすることになるので、
一旦精算します。
ということで、本日
ANAN 2.76baht 40,000株 買い
初日から評価損とか嫌な感じやわー。
自動損切り発動までに反発してくれることを願う。
サラリーマンの泣き所
資産運用、とりわけ株式投資売買において、
専業投資家の強み・弱み
サラリーマンをはじめとする兼業投資家の強み・弱み
様々ありますが、ザラ場を見ない(見れない)というのは、
強みでもあり弱みでもあるなと思いました。
日々の株価は無視すべし(長期投資の場合)
長期投資の場合は、日々の株価変動など気にするなと言われます。
これは、長期である以上は基本的にはファンダメンタルをベースとする投資判断が基本となる訳で、
このファンダメンタルが日々の株価に逐一反応や影響を与えることなどありません。
1週間はおろか、1ヶ月、1年。
2-3年でも短いと言われるくらいです。
5,10年見て、ようやく反映されるかどうか。
まだ投資を始めて2年にも及ばない私には到底たどり着ける境地ではありませんが、
昔からタイ株をやっている諸先輩方のポートフォリオを拝見するに、
当然のようにダブルバガーやトリプルになっており、羨ましい限りです。
これらは、じっくり時間を掛けて育てた株であり、一朝一夕で成るものではありません。
相場・投資において類まれなる才能がある方には、
それくらい短期で成りあがる銘柄ばかりをあてる事も可能かも知れませんが、
おっさんのような凡人には無理です。
しかも、上がっている株をがっちりホールドするという忍耐力も持ち合わせないといけません。
上がったからといってすぐに売っていたら、保有株の株価が倍になることなど絶対にありません。
毎日ザラ場見てたら売りたくなりますよね。
ザラ場見て無くても、時間外に指値注文できるもんだから売りたくなりますw
サラリーマンたるもの、あくまで本業はサラリーを頂く仕事がメイン稼業。
投資でしかも、短期で稼ごうとするのは、お小遣い程度に収めるべき。
短期を追うなら底を取れなかったからと言ってひがむな
これは今日の自分に言ってやりたい言葉。
指値で売買する以上、想定よりも下がる可能性も上がる可能性もあります。
今日のように、そんなところで買う必要なんて全くないところで
高値掴みすることだって多々あります。
しかし、それを言っていたら、ずっとザラ場をモニターで監視しつつ
タイミングを計るしかありません。
でも、それって効率が良いと言えるでしょうか。
投資の目的と合致していると言えるでしょうか。
トレードが楽しくて楽しくて仕方がない。
勝っても、負けても俺はどっちでも良い!
なんて人はいいかも知れませんが、ほとんど居ないだろうし、
もし居たとしてもごく少数ですよね。
人生の時間は有限ですし、
モニターをずっとにらんでちょっとした小遣いを得た
しかし、その代わりに多大なる時間を浪費していた
なんてことになったら、本末転倒です。
なので、尻尾と頭はくれてやれ根性で
頭を切り替えて行こうと思います。
ではでは。