スポンサーリンク

このタイ株価上昇は本物か偽物か

スポンサーリンク
ー今日のタイ株
スポンサーリンク

今日のタイ株 2020年11月16日

SET指数 1,351.06

ども、おっさんマガジン編集長です。

週明け月曜日、本日のタイ株は上昇。

一時は1%を超える上昇を見せていただけに期待感膨らみましたが、

時間の経過と共に落ち着きを見せ、若干プラスというだけで

むしろ不自然に上げるなんてことが無くて良かったです。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

ふるい落としに来てる

8月のお盆シーズン以降、ジワジワと下落してきたタイ株。

3か月かけて10月末にSET指数1,200の底を叩いたと思ったら、

そこからはたったの2週間で150ポイント上昇し1,350に到達しました。

 

先週はこの上昇に加えてもう1段大きく上昇したので、

今だ!と、タイミングを見計らい利確した方も多いと思います。

私もiphone12を買うために売ってしまおうかと思ってしまいました。

 

とはいえ、それをグッと我慢し、

現在ではようやく4銘柄ほどが評価益が出ている状況ですが、

とりあえずはしばらく売らずに保有しようと思っています。

 

この4銘柄も今でこそ評価益となっていますが、

一時はすべてマイナス域まで到達したもののホールドしてきました。

もし、またすぐにマイナスになったとしても、保有したままにするでしょうね。

 

利確しないのは、

「ここで利確!ってなったら直後からもっと騰がって後悔するの法則」が

怖いということもあります。

 

しかし何より大きな理由は、

利益がでた銘からどんどん売っていったら、

ずっと評価損・含み損ばかりの銘柄を保有することになります。

いつまでたってもテンバガーどころかダブルバガーにも到達できません。

 

曲がりなりにも株式投資活動を行ってきて、

売らなかった事を後悔している銘柄もありはしますが、

売った事を後悔している銘柄の方が圧倒的に多いし、逃した金額も大きいです。

 

利確すべきタイミングもあるのかも知れません。

しかし、それよりも

損切りすべきタイミングを察知し、決断する方が大切な気がします。

 

利確しなくても相場と付き合っていく事は出来ますが、

損切りは継続不可能に陥る可能性だってあります。

あと、精神衛生上よくないですよね。

ずっと真っ赤なポートフォリオを眺めていると気が滅入ります。

なので、売るのは基本的に我慢。

そして、持てる資金は分散し、買うタイミングをずらして

常に少しずつ買って行きたいと思います。

 

とはいえ、こう言ってるだけで、

結局買う時は熱くなって、その時の手持ちすべてをドカンと買ってしまっているのが現状ですが…

この株価上昇は「本物」か「偽物」か

タイ株の歴史において、SET指数の最高値は1,850ポイントです。

私がタイ株を始めた時には一段下がり、1,800付近でしたが、まだノリノリな相場状況。

参戦した時に押し目かと思ったそれは、そんな甘いものではなく、

あれよあれと、あっという間に1,600まで下がっていきました。

2018年6月末のことです。

 

頑張って働いて貯めて勇気をもって投下したお金が、

次の日にはなぜか無くなっている日々。

別に何も悪い事してないのに。

それはもう、見事なまでにもみくちゃにされ、精神状態はボロ雑巾のようでした。

 

そこから2018年10月までは再び順調に上げてきて

調子に乗って買い増しもしながら1,750まで戻し後少し‼というところで世界的な暴落。

クリスマス、年末に底を付けるまで下がり続ける日々アゲイン。

 

そこからまたまた復活。

新年明けてからは2019年7月まで、じわじわと上げてきたなと思ったら、

なぜかまたジワリジワリと下げてきて、

今回のコロナのドカンととどめを刺しきました。

確実にコ〇シにきてましたね。

 

それまでサーキットブレーカーなんて言葉知らなかったし、

1日で10%以上株価指数が変動するなんて信じられませんでした。

その当時の事は正直思い出しくありません。

見事なまでの地獄絵図でした。

 

しばらく現実逃避し相場から距離を置いたことで

精神に異常をきたす事はありませんでしたが、

この下落でSET指数は一気に1,000まで下げて

ようやく反発してきたのが今のタイ株です。

 

どうなるかなんて予想するだけ無駄。

上がろが、下がろうが生き残る術、投下資金コントロール、

投下した資金がすべてなくなってもしばらく生き残る事が出来る生活防衛資金はしっかり確保すること。

さらに、たまにはちょっとくらい贅沢できる余裕をもって投資し、

相場と付き合っていくしかありません。

 

私みたいな投資下手と違って暴落時に底値で買って儲け、

株はチョロいと思っている投資も多くいると思います。

その人達はすごい実力を兼ね備えている人も居るし、

ただのラッキーで今は勝っている人もいるでしょう。

 

次の暴落ではどうなるでしょうか。

今回の勝ちはすべて無かったことになり、借金を抱えてしまうのか、

それとも再び生き残りもっと儲けてウハウハになるのかはどうか知りませんが

少なくとも私はまた今回のような暴落が有っても生き残ると思います。

 

当然、底値で大きく買えれば大きく儲かります。

しかし、「本当の底」で買えるタイミングなんて誰にも分かりません。

大半は「底だと思う」タイミングで買うことになります。

 

そして、もしその「底だと思う」株価が実際には底値ではなくて

下落の踊り場、まだまだ下落していく途中だったらどうなるでしょうか。

 

株式投資においては、

予想を当てるのはそれほど難しいことではないと思います。

上がるか、下がるかの2択しかありませんし。

 

しかし、その2択に一発で人生アガリくらい儲けた上で当てること。

逆にハズせば一発で全財産失って終わりです。

 

もしくはハズしても死なない程度にコントロールして

勝っても負けても続けていく、相場と付き合っていく。

 

 

中途半端な投資をしているから勝っても小さい、負けても小さいとも言えますが、

大切な保有資産で人生を掛けたギャンブルをする訳にはいきません。

 

事業を興すためや運営の為、先行投資を借金するのは良いと思いますが、

ギャンブルで借金はあり得ないし、ギャンブル投資はそもそもダメですね。

 

ってことで、

今回の株価上昇も、はたまた下落したとしても、

どちらに転んでも興奮せず粛々と「買うものは買う、売るものは売る」と

冷静に判断出来ればと思います。

 

信用取引をしていないのが条件となりますが、

冷静になれないようなアップダウン激しい状況で焦って狼狽買い・売りするくらいなら、

相場から距離を置いて見なかった、無かったことにして、

落ち着いた頃に戻ってくるのもありだと思います。

 

ではでは。