今日のタイ株 2019年11月20日
SET指数 1,596.83
ども、おっさんマガジン編集長です。
またまたまた下げましたねー。
もはや通常運転ですわい(*’ω’*)
下げる株は下げるし、上がる株は上がる。
個人的には、魔封波で封印している塩漬け株以外の最近買った株は、
相場とちょうど波長が合っているのか、単なる偶然か、
運良く生き延びています。
唯一、INTUCHはスコンと株価をさらに下げかねない
怪しい下げをかましておりますが‥‥
「分けて売るべし」の結果報告 1勝1負
分散投資の基本、「資金・期間・銘柄」の3つを分けて実践した結果報告を行います。
将来的には、株式投資のこの3つの分散に加えて、
対象国とか債権とかインデックスなどを、検討しないといけないとは思いますが、
まず今回実践したのは、KKPとLHのトレードでの「分散」。
基本的には長期投資対象銘柄として購入しましたが、この二つの銘柄は高配当株。
しかも、金融と不動産という今最もどっちに転ぶか分からない業界w
なので、株価がグングン右肩上がりで騰がっているというわけではなく、
時期こそ、その時の相場でズレはありますが、
基本的には、「配当前に株価が騰がり、配当後に下がる」という動きを繰り返しています。
なので、長期保有予定とはいえ、売れる時に売っても良い株という考えです。
基本的にはアホールドでも良いですが、今は売っておこうかなと。
今日、オフィスにて投資に全く興味が無いタイ人アシスタントが家購入を検討していてカタログみたいなのを見ていたのですが、
そういった子でさえ、コンドミニアムが余ってるくせにこんなに高いのはおかしいと言っているくらいです。
この感覚ってとても大切だと思います。ということで、不動産業界株として、昨日売ったANANもそうですが、LHもちょっと腰が引けてる感あります。
さらに、現在は株価の上下を繰り返している混沌とした相場ですし、
※混沌としてない相場なんてあるのか?
8日前に、この2つの銘柄に含み益がある状態だったので、半分だけ利確しました。
半分だけ利確。
これまでのおっさんなら、
儲かった分すべて利確してしまっていたと思います。
「分散なんて、しゃら臭せぇ!」とばかりに
売れる時に全部売ってしまえ根性でした。
その単純思考からようやく一歩だけ抜け出し、
売るのは半分だけに留めておきました。
それが8日前です。
2つとも含み益がある状態から8日後の本日、
その2つの株価はどうなったのか。
KKPは、そのままさらに株価を上げ、含み益を伸ばして
あの時に売らずに持っておけば、今では倍以上の含み益とする事が出来ました。
LHは、反対に、先日の利確後から株価を下げて含み益が無くなりました。
結果として、
KKPは含み益が残っているので当然問題なし、
LHは、すでに利確した分があるので、株価がもう少し下がってもリスクを許容することが出来ます。
なんと素晴らしい事か。どっちに転んでもうま味を享受できる。
これは、投資を始めて2年近く気付かなかった、
実践できていなかったことを悔いることしか出来ないくらい素晴らしいことです。

は?何を今さら分かり切ったことを( ̄д ̄)
と、おっしゃるトレード玄人の方が大半だと思いますが、
私おっさんはまだまだ初心者なもので、ようやく納得がいきました。
「分散」は大事。
一発逆転で人生をひっくり返すくらいの一か八かトレードではなく、
長期に渡り株式投資で資産運用することを前提にすると、
分散投資はいいことしかありません。(●´ω`●)
リスクを減らして、取れる分は確実に。
「分散は大事」ってみんないうし、よく耳にするので分かってるつもりでいたけど、
ようやく本当の意味で腑に落ちました。
大当たりはないし実入りは少ないけど、少しずつ着実に利益を回収していく。
相場という大波の前には、簡単に飲み込まれてしまう小さなことの繰り返しかも知れませんが、
こうやって少しずつ知識と経験と資金を積み重ねて、しっかりと生き残っていきたいですね。
本日の売買
上記の通り、学びも多かったこのKKPとLHは、
本日、両銘柄ともに売ってしまって、一旦手仕舞いとすることにしました(/・ω・)/
なんせセット指数も1,600きるしどうなるか分かったもんじゃない。
まぁ、ランチタイムに急遽売るの決めただけですけど。
売ることにした簡単な理由としては、
KKPは3日間株価を上げており、そろそろ下がるんじゃねぇか?
的な適当な理由と、
LHはどう見てもダウントレンドなので、含み損が成長する前に手放そうと考えた次第です。
損切り設定ラインよりだいぶ早い段階ですが、まぁ自分の嫌な感じっていう勘は大切です。
KKPは1期分の配当くらいは稼いだし、売った株価より上がっても気にしない。
LHはちょっと足りないけど、まぁ大した損はしていないので良いかなと。
それよりも、「あの時売っておけば良かった」と後悔する方が精神衛生上宜しくない。
そして、売却に至った一番大きな理由は、
現在バーツ高で日本円からバーツに資金転換出来ない中、
何はともあれSET指数が1,600bahtを割ったこと。
お昼の段階ではまだ割っていませんでしたが、そんな雰囲気は醸し出していました( ̄д ̄)
普通なら「ここから反発するでしょ?」って思うのですが、
一気に1,550くらいまで連れて行かれる可能性もあるなと思い、
景気敏感株よりは、ディフェンシブ株。もしくはキャッシュで保有だなと。
保有する銘柄の株価はどんどん下がっていき
かといって手元には資金も全くなくて
買う事も売る事も出来ず打つ手がない
みたいな悲しい状況は可能な限り避けたいというのが理由です。
売り KKP と LH
KKP 3,000株 68.00baht 売り 約9,400baht利確
LH 25,000株 9.85baht 売り 約-400baht損切
買い(未遂) BEM
BTSを買ってから、SETはジワジワと下げている中、
個別株BTSとしては上値ブレイクをするかしないかという楽しい戦いを繰り広げています。
相場全体でマイナスマインドが蔓延している中、超善戦です(*’ω’*)
そこで、ディフェンシブ株仲間としてBEMも購入したいなと。
こちらもSET指数が下げる中、株価は上がりこそしていないが下げずに堪えている。
これは多くの投資家が期待しているということと判断し、
ディフェンシブ株だけあって、急激に上がりはしないけど、
下がりもしないはずなので、長期的なお付き合いになるはず。
と、思いながら10.70bahtで買い指値注文。
(未遂)の文字の通り、指値だけして仕事していましたが、
結局刺さる事なく終了となりました。
まぁ神様が今日は買うなって言っているのでしょう。
また機会を見て、買いたいと思います。
次はマーケット情報。
女性下着サビナ、19年第3四半期の輸出売上高が倍増
このSABINA、先日オフ会でお会いした方とアパレルの話になった時に、
一度、話題に上ったのですが、その際は
「Tシャツも下着もワゴンセールで投げ売られてるタイじゃ、商売厳しですよねーっ」てなって終わったのですが、
海外に販路を伸ばすとはことを考えていませんでした。盲点でしたね。
2人とも日本から飛び出て海外で仕事をしているのに、
国内需要のみで考えていたのは至りませんでした。
まだまだ修行が足りませんね。猛省です。
外食マイナー、「ボンチョン・チキン」の既存店舗網買収=20億バーツ
最近、憎きK国pop人気wに便乗し、ショッピングセンター至るところに
猛烈な勢いで店舗数を増やしていたボンチョンチキン。
鶏の骨付き唐揚げ韓国風ソース和えっていうだけで、特筆するものは無いのですが、
売り方や流行に乗るそのビジネスセンスは称賛に価すると思います。
そのビジネスセンス、素晴らしいとしか言いようがない。
誰が創業したのかは知りませんが、
同じように芸能人を使いマーケティングを行い最終的にIPOを果たしたカフェafter you[AU]とは異なり、
ボンチョンチキンは、出口戦略としてIPOではなく、バイアウト(事業譲渡)を選びました。
実に、現在の為替レートで約70億円のキャッシュを得たわけです。
凄いとしか言いようがない。
飲食店ビジネスは参入障壁が低く、誰にでも始められる一方で、
日本では10年後の廃業率は90%と言われています。
タイではもっと高い廃業率だと肌感覚では思います。
それをバイアウトできる。素晴らし過ぎる。まさに人生アガリ。
ただ、こういうビジネスを作れる人は、人生アガリなんて考えず、
また他の事で成功するでしょうね。
買ったマイナーグループとしては、もちろん勝算があったから買ったんだと思いますが、
いかんせん、店舗が激増してからは、どこでも食べられるようになったので、
前ほどの行列も混雑もなくなってるんですよね。
創業オーナーとしては、最高のタイミングでの出口戦略かと思います。
さーて、明日は反発するのか、ズルズルいくのか。
楽しみ過ぎる(-ω-)/