今日のタイ株 2020年12月9日
SET指数 1,482.67
ども、おっさんマガジン編集長です。
本日のタイ株はジェットコースター。
寄付きこそ上げ方向に大きく窓を開けてスタートし
SET指数はとうとう1,500ポイントを突破したものの、
このままノリノリで上げ続けるかと思ったら、急落して、また盛り返す。
投資家が連休前にリスクオフかリスクオン迷ってるのが
体現されたような相場でした。
とはいえ、DELTAこそ弄ばれている感あるものの、
総じて他はまぁ連休前の調整かなといった感じです。
連休明けにはこれまでの流れのまま
上げ上げのノリノリ相場で、1,500をぶち抜いていくかも知れないし、
急転直下の大崖が登場するかも知れない状況に変わりありません。
相場なんていつもそんなもんだと思います。
投資手法 < リスク管理 < 性分掌握
今回の株価上昇でツイッター界隈では、
1,000万円とか2,000万とかあっという間に稼いでしまった人もいらっしゃいます。
その一方で私は、これまで大事に積み上げていたお漬物が減ってきた程度。
なんにもプラスになんてなりゃしない状況です。
ちょこちょこ利確こそしていますが、トータルで見ればまだまだマイナス。
3月末にかけての下落、それ以降の上昇と、
大相場に立ち会えたこと自体は長い目で見れば貴重な経験となりましたが、
それに伴う犠牲は多大なるものとなりました。
悲しいことですがブログ界隈でも、急落以前と以後で大きく顔ぶれが変わっています。
ブログを更新していないだけで、投資を続けていらっしゃる方も居ると思いますが、
正直自分もブログなんてどうでもいいって思ってしまうくらいの損失を出す事になりましたので、
気持ちは痛いほど分かります。
しかし、とりあえずは今のところ生き残っています。
ギリギリっちゃぁギリギリですが、とりあえず続けて行ける程度の余力はあります。
投資を始めた頃は、
どこで買ってどこで売ればいいみたいなテクニカルな物を信仰していました。
次にリスク管理。
投下資金の何割で打診買いして相場に入って、何%下がったら買い増しして、何%利益が乗ったら利確するみたいな。
でも、こんな小手先のテクニックで勝てるほど相場は甘くないし、
データ解析とか、従来・過去の傾向や出来事を知るのは有意義であるとは思いますが、
あくまでも過去のモノであって、
これからの将来に起こる事を予知してくれるものではありません。
再現性が無いとは言えませんが、可能性の問題であって、
下がることもあれば騰がる事もある。
どっちに転ぶかなんてなってみるまで誰にも分かりません。
だから最後に来るのが自己分析、精神的なものになるんだと思います。
こうなったら自分ならどうする、ここまで来たら自分だとどうする事も出来ない、
行動する自信がない。
上り過ぎても、下がり過ぎてもヤケになってしまう人は相場の世界で長生きできないでしょうし、
1発で人生逆転するような可能性がある勝負をしてるって事は、
1発で退場になる可能性もあるということ。
一方で、手法であったりリスク管理とも関わってきますが、
もちろん小さく勝って、大きく負けながらも、
入金力でごまかして相場にすがっているだけの状態になる可能性だってあります。
しかし、退場さえしなければ、相場と付き合っていく余力さえ残って行けば
いつかどこかで逆転というか、
時間の経過・経験の蓄積に伴って
多少なりとも上手に取引が出来るようになると思います。
人間は成長する生き物ですから。
偶然にも大きなのを1発当てたところで、次に1発大きいのを外せば退場になります。
投資を始めて1年や2年そこらで、退場しない程度に負ける事が出来たのは悔やんだり、恨んだりするのはもっての外で、
むしろ感謝すべきことなのかも知れません。
現時点の数百万円の単発利益と、
現時点で儲かってないかも知れないけど、
今後死ぬまでずっと投資で生き残って、うま味を少しずつ積み増していくのを比べると
少額ででいいから着実に増やしていく、
少なくとも、急激に資金を減らす可能性がある危機を
しっかりと回避する能力を強固にしていく方が大切だと個人的には思っています。
相場では、誰かから安く買って、誰かに高く売りつけるのが基本ですから
まるで他人との戦いのように思ってしまいますが、
買うのも自分、売るのも自分、それを決めるのも自分という事を考えれば、
自分との戦いと言えると思います。
そこで大事になるのが自己分析というか、自分の性格診断。
瞬間的に熱くなってしまう傾向があると分かっているなら、
証券口座に多額の資金は入れないようにしておきたいし、
分散の徹底、ナンピン禁止にするなど、
トレード手法ではなく、自分のトレードルールの確立が必要だと思います。
損切り一つとっても、
いざという時に冷静状況を判断して損切りする事が
出来ないと自覚しているなら、
買った時点で許容できる下限に逆指値を入れておくという事をルール化するだけ。
いくら長期投資と言ったって、短期間で大きなマイナスになるような銘柄は
精神衛生上良くないし、投資歴10年も経っていないクセに
含み益ならまだしも、含み損の言い訳に長期投資という単語を使うべきではないんだなと
最近しみじみ思います。
ってことで、今日もせっせと損出し、損切り。
即切りには程遠いほど時間を掛ける結果となりましたが、
昨日も触れたTOPの損切りをようやく決断し、ADVANCも合わせてビビリ利確となりました。
どうも、1,500をぶち抜くふりして
スッコーーーーーーーーーーーーーンと急落する気がしてならないんです(=゚ω゚)
ただビビり過ぎなのは分かっているんですが、
自分がそう思ってしまうんだから仕方ない(-ω-)
勝つは己に克つより大なるはなし
本日はマイナスこそなりましたが、このマイナスがいつかの勝ちにつながるはず。
連休明けさらに急騰する可能性もありますが、
逆に急落した場合、自分がきちんとトレードする自信がないなら
そんなポジション持っておくべきじゃない。
現時点での含み損は66万baht。
さーて、次は何を切るか。。。。
とは言いながらも、
投資によるお金儲けはあくまでも手段の一つであって、目的ではないはず。
連休中は相場のことなんて忘れてしっかり楽しみましょー(^^)
ではでは。