ども、おっさんマガジン編集長です。
仕事と飲みwに忙殺されそうになるのを
いつものようにどうにかサボろうとこの考えに至ったのでまとめておきます。
その考えというが、
「キャリアアップ無き労働のその先に成功は無い」ということです。
そもそもキャリアアップするには、
キャリアパス(目指すキャリアに近づくための道)が必要で、
キャリアパスを見つける為には、そもそも目指すキャリアの理想像であるゴール設定が必要です。
やみくもにキャリアアップとか、スキルアップとか言っていても、
ゴールが違えば必要となる能力もスキルも経験も違います。
化学系の研究職で開発を目指している人が、物を売る営業をやっていても意味は無いし、
ITエンジニアを目指す人が、飲食店で働いてもキャリアをベースにしたときは
得るものはほとんどありません。
人ぞれぞれのゴール設定
キャリアアップ、昇進、昇格、栄転。
いずれも将来的な昇給に近づくわけですが、
これに伴い何かしらの責任の増加を意味します。
個人的には、給料なんて貰えれば貰えるほど良いと思っていますが、
それに伴う責任は負いたくないのが本音です。
しかし、最近35歳も超えてきて、「そもそも「責任」とはなんぞや」と、
思うようになりました。
いくら会社で叱責されても、失笑されても、失敗しても、大赤字やらかしても、
私たちの命を取られることはありません。
かたぎの会社でないところは存じ上げませんが、会社に命を取られるというよりは、
自分で自分を追い込み、残念ながら鬱などで自傷行為や自殺に繋がってしまうケースが多いと思います。
そもそも、責任なんて個人がとるようなもんじゃなく、
会社がすべての責任を負います。
赤字出した、ミスで損失を被ったからって自腹で払えなんて言う会社はネットで晒してやればいいんですよ。今のこの時代、個人でいくらでも情報発信できます。
どうせそんな会社にすがっていても先はないので、晒して辞めてやればいいと思います。
なので、「責任」が増えるという事から逃げる為に、
昇給を目指さないなんて勿体ないと思います。
何かをやらかした時の責任なんて会社員一個人で取れるようなもんじゃないです。
国民の大多数に選ばれたはずの国会議員でさえ、
何かあったら秘書を人身御供として捧げるか、
自分が辞任してその出来事から逃げ出します。
国会議員でも逃げ出します。責任なんて取らずに。
なんでただのサラリーマンの私たちが責任を取ることを意識する必要があるのでしょうか。
なので、繰り返しますが、「責任の増加」を恐れて昇給に繋がるものを避けるのは、実に勿体ない話です。
責任と給料多寡はトレードオフの側面が大いにありますが、
責任は取りようがないので、貰える給料だけしっかり貰いましょう。
そして給料を増やしていく為にはどの分野においてもキャリアアップは必要です。
キャリアアップに必要な3つのこと
私たちの身の回りには様々な仕事が溢れていますが、
私は人生で何をやっていくにしても大切なものが3つあると思っています。
マネージメント能力
人(ヒト)・物(モノ)・金(カネ)をコントロールする力は
仕事の場面のみならず、豊かな人生を送っていく上で欠かせない能力です。
人をコントロールできなければ組織として成り立ちませんし、
物をコントールできなければいつまで経っても次のステップに進めません。
そして金をコントロールできなければ、いかなる運営も出来ません。自分の人生の運営も含めてです。
現状、部下が居ない人でも同僚はいるはずなので、その人達にいかに自分が思うように動いて貰うかを。
現状、決済権が無い人も裸一貫備品一つ自分の周りに無いなんて環境にいる人はいないと思うので、小さな備品をコントールする意識から高価な物を管理するイメージトレーニングを。
金は持っていない人は居ないと思うので、如何にうまくお金を動かすか、コスト意識を常に持ち物事を判断する際の基準の一つとするイメージを。
何か新しいプロジェクトに参画する時には、なんとなく仕事するのはでなく、
ざっくりこの人・物・金の観点から考えると、木を見て森を見ずみたいなことにはならないと思います。
なので、色々な物事に対するマネージメント能力は大事。
希少性
すべての求められる能力に必要なのが「希少性」です。
誰でもできる事に多くのお金を払う人はいません。
「あの人に頼みたい、〇〇さんじゃないと。」
そうなるから、周りから・他の会社から必要とされる訳です。
誰にでもできる事務処理がいくら早くなっても、
もっと時間給の安いアルバイトがやった方が安上がりだし、
今の時代なら、いつかと言わず近いうちに機械にとって代わられます。
仕事を抱え込んんで不透明にするという意味ではなく、
あいつしかできない、あいつに頼んでおけばなんとかしてくれるやろと、
思われるようになることが大切。
論理的に深く考える力
日頃の生活において、くだらない決断一つするにしても、
すべてに理由づけをする癖をつけましょう。
何も考えずになんとなくで物事を決めると、
その時上手く行こうと、失敗しようと、次に活かすことが出来ません。
表面的な事象や出来事ばかりに注目し、直感的に選ぶのではなく、
〇〇になったら、●●にしよう。●●になったら■■になるだろう。
■■になりそうだから、○○は▲▲に変えてスタートしたほうがいいななど、
物事を先を見て、少なくとも予想するクセを付けたほうが良いと思います。
もし自分が思う全く違う方向に進んで行けば、次からの参考にすればいいので成長に繋がります。しかし、何も考えずに物事に直面すると、その場限りとなって、次に活かすことが出来ません。
ものすごい天才は別だとして、大体の人は凡人です。
その中では頭の良しあしなんて気にするほどの問題ではなく、
いかに日頃から「深く思考するクセ」がついているか。
これで各人の差がつくのだと思っています。
頭はいくら使っても脳が減ることはありません。
死ぬまで使い倒していきましょう。
まとめ
これら3つを掛け合わせて「市場価値を高めていく」事が大切だと思います。
英語などの語学や、簿記などの資格は、あくまで希少価値を高める為のツールであって、将来を約束してくれるものではありません。
弁護士や会計士、税理士など業務独占資格保持者でさえ、食っていけない人が多い中、ちょろっと勉強した程度で取れる資格程度で生き残っていけるほど
今の日本で生きて行くのは簡単ではありません。
日頃からマネージメント能力、希少性、論理的に深く考える力、
この3つを意識しながら、生活・仕事をしていくと少しずつ身につき、
自分の市場価値も上がってくると思います。
また、市場での価値を考えた時に大切になるのがその対象となるモノの
需要と供給。
「供給」が足りない中で需要があるから世の中から求められる人になる事ができます。
世の中で今何を求められているのか、
自分がその中で何をしたいのか、
そして最終的にどうなっていきたいのか。
これらを考えた上で、自分に足りない物を日々身につけていきたいですね。
ではでは。
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