副業で稼ぐのは思っているより大変
ども、おっさんマガジン編集長です。
ちかごろ世間では、副業・副業と騒がれています。
しかし、私は
「副業で稼ごうとする前にやることあるでしょ」と
思うわけです。
そこで今日は、サラリーマン生活15年間の
半分を浪費に、のこり半分をゆるい節約に努めてきた私が
どうすれば今よりも貯金することができるのかをまとめていきます。
簡単に言ってしまえば、
「無駄」はなるべく削っていきましょうってことを
のらりくらり書いていきます。
副業の目的
そもそも、こんなページを読み始めてしまったくらいですから、
おそらく、
「副業を考えているけど、何をやっていいか分からない。
深層心理では、面倒くさいしなんとなくやらない理由を探しているところ」なんじゃないかと思います。
違いますか?もし見当違いでしたらすみません。
今すぐ副業をスタートしてください(^^)/
なんでもいいです、とりあえず何かスタートしましょう。
もしなんとなくでも副業面倒だなって実は思っていた方は
そのまま読み進めてください。
まずはこのページで、今は副業をやらなくて良い理由、
そして、「副業の前にやるべきこと」を申し上げます。
ただ、ゆくゆくは副業もはじめていきましょうね。
サラリーマンの収入一本では、大多数の人はきっと死ぬまで経済的自由は手に入りません。
死んだら自由もクソもないので、生きてるうちに実現しましょう。
さて、それでは。
副業の目的は人それぞれだと思いますが、
大勢の方は、「増収」つまり収入を増やすことが目的かと思います。
一番手っ取り早いのは、今の会社の「給料が増えてホっクホク」です。
しかし、現実問題、
サラリーマンをする対価として頂く給料を上げていくのは簡単ではありません。
サラリーマンをやっていれば嫌でも分かると思いますが、
給料を上げるのって思いのほか難しいです。
ほんとに上がらない。ずーっと一緒。
もし残業が無かった場合には、給料明細を見る必要があるのかさえ疑問なくらい。
営業などで、歩合制で働いているのであれば違いますが、
一般的なサラリーマンの給料は、いくら頑張ってもほとんど上がっていきません。
実力主義なんて体のいい、昇給回避策みたいなものんです。
だいたいの場合は昇給については年齢や社歴など、
その会社のもつ独自ルールに乗っ取り粛々と進められます。
どれだけ同期の中でトップの成績を上げていても、
それが給料に還元されることはほとんどありません。
これは、社員の一部がちょろっと頑張ったくらいでは、
会社の業績が劇的に改善することは無いからです。
そしてもし改善したとしても給与には反映されません。
それは、
あなたが小さな会社に勤めているなら、社員も少数でしょうし、
一部の社員の頑張りで会社全体の業績を押し上げて増益となるかも知れません。
しかし、小さい会社ということは、収益をどうしようと経営者次第です。
その社長かオーナーか分かりませんが、きっとその人の財布が膨らむだけです。
本当に社員に還元されると思いますか?中にはそんな素晴らしい会社もあると思いますが、
ほとんどの中小企業は、せいぜい節税目的の社員旅行が関の山ではないでしょうか。
これが大きな会社ならどうでしょうか。
大きな会社だと、一部の社員が頑張ったくらいじゃ
その他大勢のサボり勢に飲み込まれます。
もし万が一会社の業績に影響を与えたとしても、
それが評価に結びつくことはほぼありません。
なぜなら、大きな会社は一個人に会社の業績を委ねるような
危ないことはしていないからです。ひいては、頼りにもしていない、
別に辞めて貰っても良い従業員の給料を特別に上げる必要はありません。
あくまで「組織」として業務を全うするだけで利益を上げることができ、
「個人」は重要ではありません。
過去にごく一部の優秀な人間が作ったであろう儲かるシステムを、
着実にこなしていきさえすれば儲かるし、
古くなった従業員や、そのシステムに従えない従業員は、
新しい社員に置き換えれば良いだけです。
AIも開発、実用が開始した現代では、
今後は新入社員を採用する代わりに、AIが採用されていく事が増加するでしょう。
これについてはまた別の記事で。
ちょっと話がズレましたが、
給料が増えないからって、副業にいくのは早計です。
会社でも、売上を上げるよりも経費を削る方が簡単なのと同じように、
個人でも、収入を増やすよりも無駄を削る方が簡単です。
まずは費用を無駄を削りましょう。
収入は増やすのはそれからです。
無駄をあぶり出すために家計簿をつける
それでは、「無駄」を削るの「無駄」とはなんでしょうか?
あれを削れ、これをやめろと他人が好き勝手無責任に言うのは簡単です。
でも、「大切な物」と「無駄な物」ってその人次第だと思います。
だから自分でその大切なものと無駄な物を仕訳してみてください。
家計簿で支出を3つに仕訳する
死ぬほどタバコが好きな人も居れば、死ぬほどタバコが嫌いな人も居ます。
缶コーヒーで十分な人も居れば、スタバじゃないとテンション上がらない人も居ます。
毎日の生活の中で、何にお金を使っているのか思い出すのは難しいので、
家計簿をつけてみてください。
自分のお金が何に使われているのか、分かりさえすれば良いので、
スマホのアプリでも、手書きのノートでも良いです。3か月分くらいつけてみてください。
そして月末に振り返ってみた時に、それぞれに使った費用、お金を次の3つに分けてください。
その① 避けられない費用〈生活レベル〉
・家賃、水道、ガス、電気、税金、交際費、食費、交通費、車、駐車場、カフェ、最低限の服飾など。
基本的には衣・食・住や移動に使う、ある程度は払わざるを得ない費用です。
これらを調整し、自分が生活していく費用レベル「生活レベル」が決定します。
これらの費用は完全にゼロにすることは出来ませんが、
やりようによっては減らすことができる費用です。
逆にいうと、ここで贅沢をして一度「生活レベル」をあげてしまうと、
簡単には下げることは出来ません。
風呂・トイレも当たり前についている普通の部屋に今住んでいて、
家賃安くしたいからって、
風呂無し・トイレ共同のおんぼろアパートにはなかなか引っ越しできませんよね。
そういうことです。
スポーツ選手が生涯年俸10億円とか越えているのに引退後に自己破産してしまうのは、
悪い人に騙されてしまったか、もしくは、
現役時代の収入に合わせて、一般に比べて異常に高くなった生活レベルと
引退後の資産・収入を鑑みた適正な生活レベルを調整出来なかったことが要因です。
いくら稼いでも、湯水のように使っていたらきりがありません。
ちょっと高いマンション、ちょっと高い有機野菜、
たまのタクシー、いつものカフェ、ちょっといいコートやTシャツ。
もっと安い物もあるに、少しお金が稼げるようになったばっかりに、
ちょっとずつちょっとずつ高い物を買う事により、
日頃の生活に掛かる費用が上がって、せっかく稼いだお金を浪費していく。
億を稼ぐ人でも自己破産するのです、
たかだか年収数百万の一介のサラリーマンが無駄使いをしていたら、
一生お金貯まりませんよ。
その② 使って良かったと満足できる費用〈趣味など〉
これは本人の趣味・嗜好次第です。
削れば良いという費用ではありませんが、
実際に使用した費用の多寡が適正かどうか、確認する必要はあるかと思います。
そして使って良かったと思えるかどうかを自分の心と相談してください。
何に興味を示し、何を欲するかは人それぞれです。
私なら釣りやキャンプなどアウトドア系のアイテムをそろえていく事が
好きでたまりません。
長く続く人生には息抜きも必要です。
何でもかんでもお金の為に削る事が正しいとは考えてはいません。
しかし、際限なしに趣味にお金をつぎ込んでいても
お金はたまりません。
その③ そんなに使っていたのかと後悔する費用〈悪習慣など〉
これも人それぞれです。
しかし、後悔するくらいならやめてしまったほうが良い費用です。
私の場合なら、タバコやスロットでした。
タバコは3年前にやめようと思うまでは、
それまでに一度もやめようなんて考えたことは無かったのですが、
親父がガンになったのをきっかけにタバコなんて吸ってる場合じゃねぇなと、
考えを改めました。それからは吸おうと思う事もありません。
これは費用面での禁煙ではなく、健康面からの禁煙でしたが、
毎日の400円/箱も、月で見れば12,000円です。
年間で見れば144,000円です。
もう少しで給料の月間手取りに近づく人もいらっしゃるのではないでしょうか。
これって結構な金額です。
あと、これは喫煙者には失礼な話かも知れませんが、
テレビなどで、貧困にフォーカスしたノンフィクションの密着取材みたいなのを見ると、
そういった貧困にあえぎ苦しいと言っている当人は、
食費も削っててもろくな物が買えないと言いながら、スパスパとタバコを吸ってたり、
なんの栄養にもならないつまみと缶ビール買ってたり。
そのタバコとビール削れば良くない?って本気でツッコみたくなります。
確かに息抜きは重要です。頑張った自分へのご褒美も必要でしょう。
でも、その息抜きやご褒美、本当に今必要ですか?
スロットは、誰がどう考えてもやめたほうがいいですね。
学生時代は恥ずかしげもなく趣味:スロットとか言っていましたが、
いい大人の趣味がスロットとはさすがに言えない年齢になってきました。
でも、勝ってる人はいいと思います。すごいですね。
どうぞ続けて稼ぎ続けてください。
私は収支をずっとつけていなかったのですが、
なんとなくちょっとマイナスくらいかな思ってました。
しかし、数カ月間収支をつけてびっくり。現実を見ました。
ちょっと負けてるなんてもんじゃなく、ドマイナスでした。
学生時代からはじめて、社会人になってまで。
本当に後悔しました。
ここから取り返そう、ギャンブルはギャンブルで取り返そうなんて馬鹿なことはやめましょう。
絶対に無理です。
なので、私はすっぱりやめました。
まとめ
ここまできたら、あとは難しくありません。
自分の求める生活レベルに必要な費用を把握し、趣味に使う金額を決め、不要な支出を削る。
そうすれば、自分が本当に必要としているものが見えてくるはずです。
次いでに食生活の見直しや悪い習慣をやめることにより、
お金を貯めつつ、健康になれるかも知れません。
健康になれば、長生きできるかも知れませんね(^^)/
いいことだらけです。
それでは、自分の家計を把握していない方は、
まずは家計簿をつけてみることから初めて見ましょう。
ではでは。