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「伝える」を「伝わる」に変える仕事に役立つ会話術

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ーおっさんの仕事術
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会話(コミュニケーション)の目的

ども、おっさんマガジン編集長です。

私たちは毎日の生活の中で家族や友人、隣人、会社の同僚など、
周囲のの人と何かしらの会話をしています。

普段何気なく行っているその何気ない会話。
その会話(コミュニケーション)の目的を考えたことがあるでしょうか。

 

私たちの普段の会話の目的は、極論を言うと2つしかないと思います。

  1. 問題を解決したい
  2. 感情を共有したい

この2つに集約されるのではないでしょうか。
この2つの目的は、どちらも「伝える」という自己満足だけでは達成されることはありません。
相手に「伝わる」事が絶対に必要です。

1.問題を解決したい 場合

会話で問題を解決する方法

問題というと大げさに聞こえますが、
大きさは大小あれど、「理想と現実のギャップを埋める事」が問題の解決と言えます。

例えば、
子供の学校の成績を上げたい親」と「勉強したくない子供
との会話だとします。

親の理想は学校でいい成績を取り、いい大学に入り将来に向けての選択肢を少しでも多く得て欲しい。
子供は将来のことなんて何も考えていないので、勉強する理由が分からない。

ただ闇雲に勉強しなさい!と親が子供をしかりつけたところで、学業成績が上がることはありません。ちょっと言ったくらいでは、子供はすぐにスキを見てサボります。

そこで諦めない親がとるべき方法は、
1. 四六時中見張って勉強の進度を逐一チェックするか、
2. 子供の意識改革を起こして自ら勉強をするように仕向けるかの2つがあります。

 

1.四六時中見張る作戦は、まさにスパルタ教育。少しでもサボろうとしたり眠いそぶりを見せようものなら、しばきます。否が応でも従わせる、ストロングスタイル。

2.子供の意識改革は、簡単ではありませんが、勉強する大切さを理解させ、誰かが見張る事もチェックする事もなく、自発的に勉強を促します。
これには、親にあこがれを抱かせたり、勉強することにより得られるメリットを理解させる必要があります。

もしくは、知的好奇心自体を高める事が出来れば、メリットなど関係なく、知識に飢えるように勉強するのではないでしょうか。中学校の友人にこのタイプが居ましたが、ド田舎の公立中学、公立高校から東大にストレートで合格していきました。頭いいとか悪いとか、そんなレベルじゃなく、勉強や学ぶこと自体が楽しいって意味の分からないことをその友人は言っていたので、意識の力は半端ないです。

ストロングスタイルでは、それが子供であっても社会人の大人であっても、
誰からも見張られなくなった時に、継続することは難しいと思います。

意識を変える事で問題解決に自ら動いて貰う事が大切です。

意識を変えるということ

意識が変われば行動が変わる
行動が変われば習慣が変わる
習慣が変われば人格が変わる
人格が変われば運命が変わる

だれの言葉かは定かではないですが、きっと皆さんも聞いた事がある有名な言葉だと思います。

「意識を変える」というのは、その人の人生をも変える可能性のある事です。
「メンター」という言葉がありますが、あなたには人生のメンターと呼べる人はいますか?

また、一口にメンターと言っても、
私たちの今立っている立場や環境により、求めるメンター像も変わっていきます。
なぜなら、私たちはその場からずっと動かずにこの世の中で生きているわけではありません。
環境や心情、自分が置かれた状況などに応じて、取るべき行動も目標とするものも変わってくるからです。

「意識改革」などと声高に叫ばれることもありますが、改革などという高尚なものではなく、
いつも問題意識を持つということだけだと思います。

この問題意識さえ持たせることが出来れば、必然的に結果も変わってきます。
小手先の指示・命令ではその時は良いですが、根本的な解決にはつながりません。

2.感情を共有したい 相手に取るべき行動

特に女性に多いと言われていますが、特に何か解決策を求めているのではなく、
自分の感情や考えを相手に理解して欲しいだけの場合や、ただの承認欲求だったりします。

例えば、この服どっちがいい?という女性からの質問だけでも、
正解など幾通りもあると思います。
そういう時は、普段の趣味・嗜好から当たり障りのない言葉と態度で対応するしかないと諦めています。どうせ、文句を言ってくる時は言ってくるし、そこかい!というこちらからすればなんでもないような理由を付けて好戦的な態度でくる時もあります。気にするだけ無駄です。のれんに腕押し。のらりくらりと行くことにしています。

ただし、今回は問題解決の側面から見る感情の共有なので重要視しませんが、
人間関係を作っていく上で、共感力はとても大切です。
これはこれで、また別のページでまとめたいと思います。

とりあえず話聞くのは面倒だけど、聞かないといけないときのテンプレートは、
「うん、うん、マジで?」
「うん、うん、ほんとに?」
「うん、うん、マジかぁ。」

2回うなづき、1回驚く。
これで大体の会話は成り立つはずです。たぶん。

「伝わる」会話術

「伝える」ことは一方的に進める事が可能ですが、
「伝わる」ためには相互理解が絶対に必要です。

その為に「伝わる」ための会話術をまとめて終わりにしたいと思います。

  1. 相手に問題を認識させる
  2. 解決策にさりげなく導く
  3. 改善に向けての方向性を一緒に決める
  4. 行動に移す

伝わるだけでは意味がなく、実際に行動や改善に向けて動き出すことが大切です。

会話をする以上は2人以上の「時間」を使用することになります。
同じことを何回も言うのは、2人分の時間を浪費していることと同義です。

この会話をする最終的な目的は、あくまで自発的に行動できるように導くことです。
こうすることにより、次にまた同じような局面に立たされた時に、
自分で解決することが出来るようになります。

また、人間は、強制されると反抗したくなる生き物(心理的リアクタンスから)なので、
解決法もそれに向けた具体的な行動内容も、
可能な限り相手が(まるで)自分で決定したように導くよう努め、
最終的な行動開始にまでもっていく事が肝要です。

何から何まで指示や命令していたのでは、あなたの意図も伝わりませんし、
なにより次回全く同じ事の繰り返しとなります。
何が問題でどうして行きたいのか。これを共有しない限りはずっと同じことの繰り返しです。

海外で働く場合でも一番難しいのは、言葉自体の問題よりも、
この「問題意識の共有化」が一番のネックだと思います。

日本に居ても、育ってきた環境も違うし、暑いのが苦手だったり、セロリが好きだったりします。

海外だったらなおさらです。

なので、頭ごなしに自分の言い分を押し付けるのではなく、相手の言う事も聞きなが
最終的にはしっかりと問題解決に向けて、意識を共有する事。

そこに年齢も性別も国籍も関係ありません。
同じ時間や空間や仕事を共有する以上は、
お互いに理解・尊敬できる関係になれると良いですね。

 

ではでは。

 

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