「考える」という人間の特権
皆さん普段頭使っていますか?
今日は、TwitterやYouTubeのコメント覧を見ていて
考えることを放棄している人が多いなぁと、
ふと自分の事を棚にあげて、思ってしまったので
頭を使って「考える大切さ」についてシェアしたいと思います。
⬛︎他人の時間を奪うのは罪
仕事や趣味、興味がある事や困っていること。
昔であれば、人に聞いたり、本で調べたりと、
時間や手間が必要でした。
しかし、インターネットの発達した現在では
情報の正否こそ裏付け確認が必要なものの、
ググりさえすれば大体の表層的な情報は調べる事ができます。
しかし、自分でほんの少し調べる事もせず、
ただ人に聞くが多いこと多い事。
【私は昔の上司によく怒られました。育てて頂き感謝です。アホ・バカじゃぇの?使えねぇなど色々言われましたが、文句言いながらもよくオゴってくれる素晴らしい上司でしたw】
なんの予備知識もない状態で人に聞いても、説明する側も時間が必要だし、
いくら説明するとは言っても、当然相手が全く知らない状態からなので、
理解度も低くなり効率が非常に悪いです。
少しでも自分で考える事さえ出来れば、
自分で何が分からないか調べようとするだろうし、調べれば疑問点が明確になり、
さらに深堀して学び広がり、どんどん理解していきます。
しかし、自分の知らない事柄に対してなんも考えず、行動もしない状態だと、
何が分からないかも分からず、ただ「知らない」「分からない」だけで終わってしまいます。
知識欲ゼロ。
この全く知らない状態で、その物事に興味はないけれど、
仕事上必要などで、しぶしぶ他の人に説明を求めるとなると、
自分の時間のみならず周囲の人達の時間さえも浪費してしまいます。
YouTubeやTwitterなどのネット界隈のみならず、
仕事での打ち合わせや商談などの場面においても
なんの準備もせずその場に現れる人を見ると
可能な限り一緒に仕事したくないなと思うわけです。
なぜなら時間の無駄がすごいから。
よく考えれば分かる事ですが、
仕事をするのも、なにかのプロジェクトを進めるのも
どうしても下のレベルに合わせて仕事をすることになります。
次に詳しく説明します。
⬛︎出世やステップアップのチャンスを自ら摘み取っている
分からない奴、使えない奴、学ばない奴は無視して進んでいきたい。
これが本音のかもしれませんが、組織として動く以上は、団体戦です。
みんな一緒に足並みそろえて進めていくこととなります。
個人で好きなように動ける組織はごく稀だと思います。
チームに追い付いていない人間がいると、無視して進む事が出来ないので、
他のみんなの歩む速度を遅めてしまいます。足を引っ張るってことです。
これが日本のユルい会社の良いところで、そのプロジェクトでハブられることはありません。
今回は良いでしょう、みんなが使えない人に合わせて進めてくれます。
ただし、次回から声がかかる事はもう無いかもしれません。
一度使えないと烙印を押されると、
それを取り戻すのは並大抵のことではありません。
会社に所属しているなら、新しいプロジェクトに駆り出されることが無いのは、
サボれて好きな事をする時間が増えてむしろ良い事かもしれません。
しかし、それが自分の事業やビジネスでの出来事で、
先方に使えないと思われたら最後、もう二度とビジネスにつながることはありません。
これは非常にもったいない事です。
少し頭を使って考えてちょっと調べていれば、良い印象を与える事ができたのに、
逆にマイナスの印象を与えてしまい、自らチャンスを摘み取ってしまっています。
あなたが話をしていて、「相槌をうつ」のが下手な人居ませんか?
その人はきっと、その話かあなた自体に興味がないか、
もしくは、その話題に対する知識がゼロでどう受け応えればよいか
分からないんです。
また、「どうせ俺バカだから」とか、「どうせ俺頭良くないから」とか、
それを相手に言う事によって何か創出しますか?誰か何か得をしますか?
元からバカな人は居ません。自分で「バカ」を作り出しているのです。
⬛︎頭は使えば使うだけ性能が上がる
あたし達の頭、脳は消耗品ではありません。
使えば使うだけ、スペックが良くなってきます。
小さな頃から頭を使っている人と、
ずっと頭を使わずに大人になってしまった人。
すでに脳の力、脳力は大きな違いとなっていますが、
何歳にになっても遅い事はありません。
今使い始めれば、その時から私たちの脳はその力を着実に増していってくれます。
ただ、習慣というのは怖く、
染み付いてしまったそれは、なかなか払拭することが出来ません。
今まで脳を使っていなかっただけなのに、
「俺は頭が悪いから」とか、「今更やっても仕方ない」とかまた言い始めます。
しかし、頭を使い始める時期に、
もう遅いも早いもありません。
死ぬまで何も考えずに生きていくつもりならもう言うことはないです。
好きにしてきださい。
しかし、何も考えず、何も学ばずのうのうと生きる
はたしてそんな人生は楽しいものと言えるでしょうか?
今際の際で後悔ばかりが思い出される人生にはならないでしょうか。
私はせっかく一度の人生を後悔ばかりのものにしたくはないので、
人生を有意義なものと出来るよう、
以下のようなことを心掛けて日々生活しています。
もし良かったら参考にしてみてください。
⬛︎人生を有意義にする考え方
何にでも好奇心、興味を持つ
大学卒業してからゲームなんてやらなくなった、漫画も読まなくなった。
仕事で忙しくてそれどころじゃないから。
よく聞く言葉です。でも、本当にそうでしょうか?
新しい、知らないことを知る、その欲が減ってしまっているだけじゃないですか?
知ったかぶりをしているだけじゃないですか?
別にゲームやれって言ってるわけじゃないです。
「ゲーム興味ない」って思った時に、他にはちゃんと興味や熱意を持ってやってる事が
有れば良いと思います。
もしなんとなく無気力とかになっていたら要注意です。
休養をとるか、日々の生活の送り方、人生の使い方を見直すきっかけとして貰えればと思います。
いつも「なぜ?」と問いかける
昔からこうやってるから、みんながそう言ってるから。
そんなもんあなたには関係ありません。
もし昔ながらのやり方・考え方があったとしても、
それにただ従うだけでなく、「なぜ」そうなのかを考えてみてください。
そして自分で「なぜ」そうするのか理解に苦しめば、
周りの人にその声をあげてください。
それで周りの人の説明で理解できれば前に進むことが出来ますし、
あなたの言い分を無下にするような周囲の環境であれば、
将来の為に生きるフィールドを変える良い機会かも知れません。
トヨタのように5回も繰り返せとは言いません。
でも普段の生活のそばに、いつも「なぜ」を置いておくことで、
深く物事を考えるきっかけとなればと思います。
分からない事は10分調べる
10分ググって出てこないことは、それ以上やっても何も出てきません。
誰か聡明な方に聞きましょう。
ただ、ほとんどの物事は、ボロボロ情報が出てくるでしょう。
そしたら、徹底的に調べて、深堀しまくってください。
調べた結果の裏どりをする
この情報本当か?の、
精神のもと、すべての情報はうのみにしてはいけません。
誰かの1人の情報だったり、たった一つのサイトに掲載されて情報だったり、
情報源の数が少なければ少ないほど、信ぴょう性は低くなります。
また、その情報源の情報の確度。
こう言っては失礼ですが、そこら辺の週刊誌の経済に関する情報と、
日経新聞に掲載されている事だったら、確実に日経に載っている情報を信じたほうが良いです。
まぁ、新聞に載ってるって時点で、その経済情報が鮮度の問題で
まだ使えるものかどうかは別ですが。。。
いずれにせよ、手に入れた情報の裏取りや、その情報源の信頼度の確認は重要です。
情報自体のみならず、情報の引用元も記録しておくと、後からトレースしやすいと思います。
人に説明する際にも、一つの後ろ盾にもなりますし。
うまくいってもうまくいかなくても振り返る
これは考える・調べるという項目ではなく、
なにかしらの「行動」をした後の結果を持ってとるべき行動です。
何事も、うまくいってもいかなくてもとにかく振り返りが非常に重要です。
受験勉強と同じで、復習が一番重要ですね。
ある物事が運よくうまくいったとしても事後トレースしなければ、
何が良かったのか分からず、
次の機会にこのケースの良かった点を活かす事が出来ません。
逆に、失敗したとして、その原因を突き止めなければ、
何が悪かったのか分からず、次の機会にまた同じ過ちを繰り返すかも知れません。
何が良くて、何が悪かったのか。
人間には文字という素晴らしいツールがあります。
今なら音声も写真も映像だって残すこともできます。
記録し、将来に役立てましょう。
同じ過ちを繰り返す限り、前に進めません。
同じうようなパターンなのに、同じ間違いを犯していたら、本物のバカです。
愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ
と、言いますが、愚者でいいので、せめて経験からは学んでいきましょう。
歴史を見るだけですべて学べるような人は、実際ほとんどいません。
私たち凡人は、凡人らしく、一つ一つ経験しながら着実にステップアップしていきましょう。
次に同じ過ちを犯さないために。
ざっくばらんに私の考え方をまとめましたが、
いかがでしたでしょうか。
もっと上手にまとめている方も沢山いらっしゃるので、
それこそ、そういった方たちのサイトや本などを調べてまとめて、
あなた独自の思考論を築き上げていって頂ければと思います。
急ぎ足で書き上げたので、まとまり切ってはいませんが
思考停止で私たちの人生がより良いものとなる事は絶対にありません。
しっかりと物事を考え、理解し、
自分のスタンスを確立してどんどんチャンスを手に入れて行ってください。
ではでは。