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終身雇用制度が崩壊。世界時価総額RANK日本1位のトヨタが認めた危機的状況

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■ライフハック
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トヨタ自動車よりも、規模が大きくて継続成長している企業で働いている人いますか?

ども、おっさんマガジン編集長です。

2019年世界時価総額ランキングトップは今のところマイクロソフトですが、
50位以内の日本の企業としては唯一トヨタ自動車が10位にランクインしています。

 

株価なんて、かのトランプさんがツイートするだけで
世界中の株価が影響を受けるほどブレッぶれで、不確定なものです。
このランキングがそのまま企業の価値というわけではありませんが
企業のチカラや影響力を定量的におしはかる上では、有用なランキングではないでしょうか。

 

そんなランキングで10位を取ったトヨタ自動車の社長豊田章男氏が

「雇用を続ける企業などが得る事ができるインセンティブがもう少し出てこなければ、
なかなか終身雇用を守っていくのは難しい局面に入ってきた」

という意味の発言をしました。

そして、この発言を受けて、

「オワタ、日本の終身雇用制度」

「日本は危機的状況」などと言われています。

 

単純にこの発言を受け止めれば、当然、
トヨタでも社員を終身雇用するのは難しいのか!!??
終身雇用制度の崩壊か!!??
となるのも理解できます。

 

しかし、違った捉え方をすれば、
企業が受け取る事ができるインセンティブさえあれば終身雇用を継続できる」
とも取れます。

それが大企業でも適用される新たな特別減税導入への打診なのか、
私は税制については全くの勉強不足ですが、
世間的にに攻められる、タックスヘイブンによる節税の開き直りなのかは分かりませんが、
ここまで大きな企業のトップに堂々と、
従業員皆を抱えてなどいられないなどと発言されると、
私たちただのサラリーマンは、戦々恐々となりますよね。

トヨタの意図は別として、もし終身雇用制度、
というか、労働基準法自体が改正(改悪?)されて、

企業が気軽に、従業員をクビに出来るようになったら
私たちは一体どうなってしまうのでしょうか?

それを考える前に、まずは現行制度について復習してみましょう。

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終身雇用制度と年功序列システム

■終身雇用制度

企業は、正社員として採用した新卒社員を定年まで雇い続けます。会社負担で社員に研修や教育を施し、会社の判断でその社員に最適だと思われる部署で勤務させることになります。
いくら国が好況で会社の業績が良くとも、給与はそれほど変わらないかも知れません。
しかし、その逆に不況でも会社は従業員を解雇することは出来ず雇い続けます。

 

■年功序列

終身雇用制度とともに世界的に見ても少数派の特異な雇用・給与システムとして
我が国日本で維持されてきました。
若い時は給料は低くても、会社に尽くして貢献して諸先輩方の給料を下支えます。
会社は細かい階層の職位を設定し、給与体系を作り上げ、新卒社員の初任給から
部長の高給に至るまで、職位や勤務年数が多くなるにつれて給与も上がっていきます。
給与を上げるためには、一つの会社で勤務年数を長くして階層を登っていくことが
一番の近道なので、自然と離職や転職が抑制されます。

企業側にとっては、教育に費やした費用や時間が徒労となる事を防ぐ事が出来ました。
従業員にとっては年次さえ上がれば給与も上がっていくので、一心不乱に働けたり、不満が無い働き方とは言いませんが、一つの会社に尽くすことを促すシステムでした。まさに自分を殺してでも会社に尽くす。滅私奉公。
しかし、高度経済成長時など、会社の業績も消費もうなぎのぼりの間はこのシステムが成り立ちますが、
経済活動や成長が停滞した現在の状況では、年次ごとに昇給させることが難しいものとなります。

そりゃそうです、失われた30年なんていわれるくらい日本の経済が成長していませんから。

私が大学生の頃は失われた20年と言われていました。

それがすでに30年になっています。

少子高齢化の進む現状を見ると、いくら移民を入れたところで、
もう少ししたら失われた40年になるのは確実です。

 

そりゃトヨタも雇用継続するの難しいっていうよって話です。

特に今の30代は、十数年すでに会社に安い給料で使い倒されてきたと思います。

そしてそれなりに頑張ってこれからって時に、

今後は給与上がりませんよ、覚悟してくださいね」と、宣言された形です。

あのトヨタが言っているのです。もっと大きな会社で働いている方、
どれくらいここにいらっしゃいますか?

今後の働き方、生き抜き方

現在の日本の状況で、

「会社にすがってでもなんでも、なんとかギリギリまでクビにされないように頑張って行こう‼」

って考えるのも選択肢としてあると思います。
人それぞれ状況が違いますから、当然否定することは出来ません。

 

しかし、少なくとも私は会社にすがって飼殺されていきたくはないし、
自分に子供がいたらそんな父親の姿は見たくないと思います。

自分でも甘っちょろい意見だと思います。
本当の貧乏や苦労を知らないお気楽な人間が言ってると。

 

それでもいいんです。たった一度の人生ですから、
自分のやりたいようにやります。

ただ、なんの準備もしないまま今すぐに辞めて生きて行けるほど
甘い世の中ではないことは分かっています。

だから、いつもこのブログで言っている通り、会社に生かされながらも、
着々と自分の生き抜く方法を複数構築していく事が、
本当の意味での「自立」と言えるかと思います。

そしてこの構築スピードをもっと加速させる必要がありそうだと
思うきっかけとなった今回の、トヨタ自動車社長豊田章男氏の発言でした。

まとめとして。 私の妄想で理想で候。

ー好きなことで、生きていくー

YouTuberではありませんが、素晴らしい生き方だと思います。

ただ、自分の好きなことで成功する確率なんて極々まれなものだと思います。

 

だったら、どんなことでも楽しめる・好きいなる事が出来れば、

なんでだって生きて行けます(^^)/

当然、人間には向き不向きがあります。
でもそれすらも楽しめるようになったら、人生は最高のものとすることが出来ます。

 

世界幸福度ランキングというものがあります。

上位層は、社会福祉が手厚く、教育制度の質が高いと言われている
北欧の国が多数を占めます。

下位層は、内戦や貧困など、命の危険が日々の生活のすぐそばにある
アフリカ大陸の国が多数を占めます。

 

ちなみに日本はほぼ毎年50位くらいの中位層に位置しています。
特段優れた社会福祉制度ではないけど、かといって命の危険もない安全な国。

買いたいと思えば買えるし、何か食べたいと思えば食べることが出来る。
特に大金持ちじゃないけど、食べるのにも困るほどじゃない。
今の日本の経済状態は、大満足ではないけれど、声をあげていくほどの不満でもない、
中途半端さだと思います。

中途半端になんでも手に入るからこそ、
自分がいる、自分が置かれているその状況のありがたさが
分かっていないことはないでしょうか。

それを失う恐怖をしっていますか?

当たり前に思っているその状況、他の国の貧困層からしたら、
それこそ天国のような状況かも知れません。

タイは世界有数の観光先進国で輝く南国、タイ旅行最高!
みたいなことを発信している人もいます。
しかし、異臭漂う、どぶの上に違法に作られた、
とても人間が住めるとは思えないような場所に住む人も居ます。

日本人は日本人として生まれただけでラッキーです。
ビザなし、パスポートだけで入れる国がいかに他の国々と比べて多い事か。
その他も含めて、日本人として生まれた有り難さを理解するべきです。

私は、それを少なからず理解しているので、
今のこの状況を保つ為なら、多少眠くても、多少辛くても自分のやりたい事に向かって
努力することができます。少なくとも、努力しなければと思っています。

出来ているか、自己満に終わっているかは正直まだ分かりませんが、
少なくともこうやって、少なからずブログで発信し、自分のメディアを作ろうとしています。

まだ半年で文章の書きかたも良く分かってない半端者ですが、
少なくとも歩き始めてはいます。

皆さんも日本の経済や会社の状況を嘆くくらいなら、
自分にとって有益となる一歩を踏み出してはいかがでしょうか。

何に価値を感じるかはその人次第です。
自分が好きで、価値を極限まで高めていけば、
今の世の中、たいがいの物はビジネスになります。

コンビニのスイーツだって極めればビジネスになる時代です。

なんだってビジネスに昇華させることができます。

私はまだ自分の事業は確立できているとは言えませんが、
色々やって、どれか当たればいいくらいの気持ちでチャレンジしています。

一つも当たらなかったら、次を試す。
一つ当たったら、次を狙う。

いずれにせよ、「次を目指し続ける」。

たった一つに固執する必要はありません。
どんどん作って、副業を複数行い、複業化して、
本業を隅に追いやれるくらいにしていきたいと思います。

 

ということで、今日は日本の経済状況や企業の待遇を嘆いてないで、
自分自身で生き抜いていけるように、チャレンジしていこうよ。
という自分への言い聞かせの回でした。

では、長々とお読み頂きありがとうございました。

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