タイローカル新年会のススメ
こんばんは、おっさんマガジン編集長です。
タイの職場スタッフとのニューイヤーパーティに参加してきたので、ローカル色溢れる飲み会の様子をシェアしていきたいと思います。タイでの生活もかれこれ6年目に突入し、何度目かの新年会となり、すっかりタイのタイ人によるタイ人が楽しむ為の飲み会での作法もようやく分かってきたと自負しています。
ちなみに冒頭の写真が今回注文した料理を携帯で撮影したものです。品数が多いので、思いのほかおいしそうに撮ることが出来ました。せっかくカメラ持ってるのに、携帯の画像です。。。
それでは早速項目別にみていきましょう。
お店選び
これは会社の立地や幹事役の好き嫌いが多いに反映されるのかも知れませんが、私の職場の飲み会は、新年会に限らずもっぱらカラオケ店で開催されます。
日本の感覚だと、カラオケが初めにあって、ついでに料理も美味しいという感じです。しかし、当地では料理ありきで、ついでにカラオケで楽しんで貰いましょうという感じです。
こういったお店はだいたいバンコク市街地から少し離れた郊外に立地し、水辺の近くに、カラオケを設置した個室がいつくも並んでいます。市内にもありますが、こじんまりしていて、大人数で貸し切りならまだしも、10名程度だと飲んで大騒ぎしづらいので郊外のお店にいくのかもしれません。
料理とお酒
写真を見て頂いた通り、100%タイ料理です。下手に安い居酒屋で日本食食べるよりよっぽど美味しいく食べられます。やっぱりタイ人が選ぶタイ料理屋はたいがい旨いです。
お酒に関しては、シンハやハイネケンなどビールも飲みますが、もっぱらウィスキーのソーダか水割りが多いです。一般的な日本人よりも、タイ人で飲む人はウィスキーにはこだわりというか銘柄などの知識もあり、なんのボトルか知らないけど、とりあえずハイボールと言っている日本人(私)は恥ずかしくなります。
Johnnie Walkerのブラックラベルやレッドラベルも飲みますが、基本割り勘なので、安っすく済まそうと酒を飲まない女性陣がいつの間にかREGENCYというタイのウィスキーにすり替えてたりします。まぁ、その頃には酔っぱらって味はどうでも良くなってるので誰も何も言いませんwww
日本と違うのは、女性はよほど気分が乗らないと酒を飲むことは少ないようように思います。特に年齢が高くなればなるほど、お酒とタバコは女性がやるもんじゃないという意識が強いように感じます。ただ20歳代の若いチームは、テキーラやウォッカではなく、男性陣も飲んでいるウィスキーをショットガンスタイルで飲んでいました。普段静かなあんな子やこんな子がバカスカグラスを空けていく姿は、とてもかっこ良かったです。酔っぱらってくると他の誰かに飲ませようとするのは、万国共通ですがパワハラのように強硬に行く場面は見たことはありません。ちょっと嫌がったらすぐ違う人に行くか、自分が勝手に飲み始めるので基本みんなが楽しいお酒です。
※ショットガンスタイルとは(細かいところは人や店によると思います)
- ショットガングラスと呼ばれるいう長細く分厚いグラスに
- テキーラやウォッカなど度数の高いお酒とジンジャーエールを1:1で静かに注ぎ入れ
- 手のひらでグラスの上に蓋をするように持ってテーブルに叩きつける(適度に)
- 叩きつけた衝撃で酒と炭酸が混ざって泡がたったらそのままグイっと飲み干す
- 塩やらライムやらでリフレッシュ
- 1に戻って延々繰り返す
カラオケ
そのまんまカラオケです。ただ当然タイ人が行くカラオケ屋に日本語の曲はなく、タイだけに自国の歌に関しては幅広いジャンルの曲が入っていますが、英語の曲は超有名な古めの歌がいくつか入っています。日本のカラオケのように映像のクオリティは決して高くありませんが、基本は歌がメインなので慣れてしまえば全く気になりません。
タイ人とカラオケ行く時の武器になるのは、やっぱりタイ語の歌をフルで歌いきる事です。これはめちゃくちゃ盛り上がると思います。なんだったら、ちょっとくらい微妙でも気合入れて歌えば盛り上がります。ただ、私はタイ語自体が微妙なレベルなのでまだまだ到達できるレベルに無いですが、今年は少しタイ語をもう一度勉強しなおそうと思っていますので、その発音の練習ついでに歌も練習できるといいですね。
今回衝撃的だったのは、歌いたい曲がカラオケに入って居なかったらしく、なにやらごそごそしていると思ったら、歌い手とは別の人がYoutubeで映像を探し、スマホの音が出てくるところにマイクを1つあてて音を拾い、歌い手が、そのスマホを見ながら歌い始めるというカラオケを始めました。当然その時は、カラオケのモニターは全く使っていないので、家でもできるっちゃできるのですが、マイクがあるのが違うらしく、楽しそうに歌っていました。
プレゼント交換
これは必須です。毎年購入するプレゼントのおおよその金額が決められ、それに近い金額のプレゼント購入し会場に持っていきます。だいたい2000円しないくらいのものですが、タイ人スタッフの給与額を考えれば、決して安くはない金額です。
各々買ってきたプレゼントに番号を振り分け、ご飯食べてお酒飲んでカラオケが盛り上がってきたくらいで、プレゼントのくじ引きが始まります。
この買ってきたプレゼント以外にも、日本のお歳暮のような感覚で、タイでは年末に仕事などの取引先の会社に、コーヒーや果物の缶詰、クッキーなどが詰め合わされたものを挨拶とともに送るのですが、この詰め合わせの代わりに湯沸かしポットやトースターなどを送る会社もあります。これらの取引先から頂いたアイテムが、そのままこのくじ引きの当選アイテムに加わります。今年の一番の目玉は、電子レンジだったのですが、みんなプレゼント以上に気合を入れてクジを引いていました。
くじ引きの後は、また延々と飲みとカラオケが始まります。
2次会はあるの?
基本的には無いと思います。ただ若いグループは、そのままクラブに突入するパターンもありますが、みんなでゾロゾロと次の店に行くというのは無いです。時間は19時に始まり24時くらいに解散が私の職場だと多いです。
最後に
悪酔いすると引かれるのでやめましょう。吐くほど飲んで潰れると、基本的はみんな優しいので介抱してくれますが、迷惑はかけちゃいけません。自分の限界を知り楽しく飲みましょう。いくら安全なタイとはいえ、タクシーで帰っている時に何かあるとも言えませんし、海外に住んでいる以上は、日本に居るような感覚で飲み潰れて道端で寝ちゃうなんてことは絶対ないようにしましょう。おっさんはおっさんらしくしっかりと、自分が気分よく他人に迷惑を掛けずに飲める程度をわきまえてかっこよく飲みましょう。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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