ども、おっさんマガジン編集長です。
今回のテーマはエリザベス女王の物語ザ・クラウン。
歴史的事実に基づいたドキュメンタリー作品ではなくドラマではありますが
歴史的な出来事におおむね基づいたフィクションであり
全てが事実と認識するのは間違いですが
文化や考え方などを学ぶにはとても良い作品となっています。
私はまだエピソード2に突入したばかりの新参者ですが
本当にお勧めのドラマとなっています。
日本の「外国」という感覚との違い
例えば、エリザベス女王の結婚相手フィリップは、
ギリシャ及びデンマークの王子です。
イギリスの女王が他国の王子と結婚?
そもそも王族の結婚に他国籍の人を入れるって感覚が全く理解できませんでした。
世界史を授業で勉強していた高校時代、
20年以上前の私がその感覚を分かっていたかどうかは定かではありませんが
将来の国王第一継承者である自国の王女が他国の王子と結婚するというのは、
日本の皇太子が他国の王女と結婚するのと同じような感覚だと思います。
ちょっと考えられません。
中世からどこかの国王が他の国の国王を兼務する事も多かった
ヨーロッパでの感覚と日本での感覚の違い。
「血」に固執するのが日本の感覚のように思っていますが
人類学者でもありませんし、なんとなくの個人の感覚です。
いずれにせよ、自分との感覚の違いに気付くシーンでした。
「帽子を脱ぐ」脱帽という行為
大谷翔平選手がMLBメジャーリーグベースボールに
挑戦し始めた頃にも改めて認識しましたが
帽子を脱ぐという行為は相手に敬意を表するものということ。
このドラマの中でも、
帽子をかぶる姿ではなく、帽子を脱ぐ行為が重要と
側近からアドバイスされるシーンがありますが
とても勉強になりました。
挨拶する時と室内に入ったら帽子は脱ぐものとなんとなく考えていましたが
相手に敬意を表し帽子を脱ぐ行為、
もしくは大谷選手のように帽子のツバを持ち同様に敬意を表すというのは
知っておくべき感覚だと思いました。
西洋諸国での感覚であり、
自分が住む、生活を営む環境では関係無いというのではなく
知識の一つとして覚えておく。
日本では他人を褒める際、偉い偉いと頭をなでる行為がありますが
タイでは、たとえ親しい関係でも嫌われる行為です。
当ドラマで得られるのは西洋文化が主とされますが
それをきっかけに各国様々な文化に興味が湧くと
知的好奇心もくすぐられさらに色々と学ぶ機会を得る事ができます。
ネットフリックスに登録されている読者の方は
まずはストーリー1つだけでも構いませんので
是非ご視聴お試しください。
ではでは。