ども、おっさんマガジン編集長です。
デイトレ禁止令を己に課して時間が出来たのは良いものの、
すぐに頭を切り替えて勉強とはいかず、かといって急いでやるべき仕事も無く、
ラッキーセブンっていう昔のドラマをなんとなく流しながら、ダラダラとネットを見ていました。
なんとなく選んだラッキーセブン
松本潤主演の瑛太がライバル、勤め先の探偵事務所の美人過ぎる社長が松島奈々子というドラマ。
瑛太くらいの痩せれたらなぁとあり得ない事を考えながら、
松潤の母親役が先週お亡くなりになった岡江久美子だったというなんとタイムリーなドラマでしょうか。
浮気調査なども行いますが、身辺警護など困っている依頼人を助ける・相談に乗るという、
依頼人からはとても感謝され、人の役に立つ仕事をテーマにしたドラマです。
コロナ禍でモヤっとしていること
人と接することを嫌気するコロナ禍で、
テレワークへの移行が難しい仕事や、
お店を開かないと仕事にならない業種などがやり玉に挙げられています。
テレビのコメンテーターの中には、
テレワーク出来ない仕事など今後は淘汰されていくなどどいう輩までいる始末です。
綺麗な衣装を身にまとい、スタジオの収録スタッフに嫌われない事を言って、たまにミスっても謝っていればお金が儲かるコメンテーターは良いですね。
でも、そのテレビの広告料を払っている大半の企業は、
完全にIT化が進んだ企業ばかりではないという事を忘れてはいないでしょうか。
テレビ会議で完結するのか?
そんな中、私も現在テレワーク中ではあるものの、IT系の仕事でもないですし、
家で仕事が完了するようなタイプの業務ではありません。
あくまでも会社に行って、客先にいき、物を売らないと仕事になりません。
ネットでも商談ができるじゃないかとか、わざわざ顔を突き合わせて行う会議などもう要らない・ネット会議で十分なんて言っている人も居ますが、
本当にそんな未来が来るのかというか、ヒトってそんな簡単に変われるものでしょうか。
癒着・粘着オンパレードのこの世界で、
「んじゃZoomやFacebookのテレビ会議で話した通り、あとは宜しくね~」って
そんなんでうまく行くわけがないと思うのは私だけでしょうか。
身内でもそうなのに、社外となるとなおさらです。
今まですでに関係を構築している関係先は良いかも知れません、今後は現状維持で。
しかし、今後新しく開拓していく営業先などに電話一本で話を聞いて貰えるなど思えません。
古いタイプの人間と言われればそれまでですが、
「商談の時に持っていくお土産で小話をちょっと」みたいな準備運動は今後どうなるんでしょうか。
テレビ会議やる前に「投げ銭」でも先方に送るんでしょうか。
出張も今後は要らないっていう人も居ますね。
だったら、このまま自宅で仕事するテレワークで、出社する必要もない。
移動もしないから電車も休みの日しか要らない。
出張に伴う移動で乗る飛行機も新幹線も必要無し。
ビジネスホテルも。
学生は学校なんて行く必要なくて、家で勉強していればいい。
服も買わなくていいし。
なーんて今の世の中からなんでもかんでも要らないって言い始めたら、
色々なところで従業員も必要なくなります。
早晩、お前も要らないねってなりそうですよね。
消費する立ち場の時
レストランや観光地などはどうでしょうか。
仕事においては、わざわざ外出して出向く必要ないってなることと、
レストランでの食事や観光などの絶景を見ることなどは同義で話をできるものでしょうか。
家でいつも料理する、デリバリーを注文する、レストランで食事をする。
この3つであれば、私が一番好きなのはレストランで食事をする事です。外食ですね。
いつもの食事、特に朝食とかなら家の方が良いですが、
何かお祝い事とか記念日、特別な時とか日っていうのは、
やっぱり日常とは違う何かを求めるものだと思います。
ラブホテルもそうと言えますよね。何か特別な事を求めていく。
レストランのそれは、家とは大きく異なる店の雰囲気であったり、周りのお客さんの空気感、料理内容やサービス受けるという立場の違い。
家だと、家族内でも提供する側と受給する立場に分かれることになりがちですが、
それが外食となると同一の立場を出席者はとり、一緒に楽しむことが出来ます。
誰が準備して、調理して、誰が食器洗うのなんてこと考えなくていい。
また、デリバリーを連発してて思うのは、
家でのんびり食べるレストランの味もいいけど、
やっぱり店で食べる方が断然、出来たてで美味しいよねってこと。
料理は基本出来たてが一番うまい。
料理をせずにお店の料理を味わう事が出来るかも知れないけど、
出来たてでも無ければ、雰囲気も店のものとは全く違う、ただのいつもの家。
たまにはいいけど、やっぱりせっかく安くはないデリバリー頼むならお店で堪能したい。
安いものデリバリーするくらいなら家で作った方がいいし。
人の役に立たない仕事なんてあるのか?
今は、医療関係者にスポットが当たって、
人の役に立つとか、人の為になるなんて言われてますが、
冷静に考えれば、人の役に立たない仕事なんてほぼほぼないと思います。
上述のレストランだって、客に美味しい物を提供して幸せになって貰うことで役に立っているし、
例えば保険のおばちゃんだって、保険を売る事で客は安心を買っています。
それは勘違いであることもあるけれど‥‥
自動車のセールスだって、一軒家を売る営業だって、買った客はその車や家での生活を想像し胸膨らませ、楽しくアクティブな行動や、幸せな家庭を築くことを夢見るが出来る。
コンビニの店員でさえ、この世からコンビニスタッフが1人もいなくなれば、ジュース一本買えないコンビニだらけです。
新聞の配達員だって、その新聞が朝届くのを楽しみにしているおじいちゃんも居ます。
今は、有事で命を直接的に救う事が出来る医者や看護師など医療分野での社会貢献ばかりが目に入ってきますが、
一般の人達、他人の生命を左右するような仕事に就いているわけではない人達も、
別に役にたっていない訳じゃない。
必要とされる・求められる場面が違うだけです。
太り過ぎて、ちょっとかがんだ瞬間に、スーツのズボンのお尻の部分がパックリ割れた時に必要なのは、
医者でも無ければ看護師でもない、タイの道端でミシン縫ってるおばちゃんの裁縫力でした。
それもう、とんでも無く助けられたことは忘れられません。
その世に存在する仕事、少なからずお金が稼げているということは、
誰かの役に立つ何かであることは間違いないと思います。
今は、その時にないというだけ。
今後は、コロナに限らずIT化がますます進んでいくことで、
無くなってしまう産業や業種もあるのかも知れませんが、
同じ無くなる業種・産業であっても、
他人とは違うスペシャルな品質やレベルの仕事っていうのは、
最後まで生き残れると思います。
儲からない業種で出世するより、儲かる業種にもぐりこんだほうがお金は稼げるかも知れませんが、35歳を過ぎた中年組には、そうそう簡単なことではないです。
だったら、せめて今やっている仕事においては、
他人とは違う、スペシャルな何かを身に着けたいですよね。
もしくは、違う業界の知識も身に着けて、能力の掛け算で付加価値を上げるか。
今の世の中で自分は役に立っていないとか、
今のコロナ禍で自分の会社潰れちゃうかもなんて不安に思っていても仕方ないので、
自分が今求められている能力を上げることにコミットしたいと思います。
会社は、潰れるときは潰れる。
今ごろどうこう焦って、動こうったってどうせ買い叩かれるだけ。
だったら、チョロチョロせずに生き抜いていけるだけの自分の能力を上げたいですね。
私の場合は、本業の知識・技術+株式投資+USCPAで会計の考え方をもっともっと勉強しなければ。
ではでは。