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「友人のガンが転移した」と聞いた時に自分は本当にちっちゃい人間だなと思いました

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約一年前友人に大腸がんがみつかりました

その女の子はまだ30歳

手術して人工肛門つけて自宅療養しながら放射線治療開始

腫瘍も無くなって2ヶ月くらい前に職場復帰すると連絡を貰っていました

 

 

ガンなんて親の年代以上のものだと思ってました

同年代でガンになるというのが想像できていませんでした

はじめてそれを聞いたとき

表面では聞こえが良い事しか言えませんでした

「きっと大丈夫」とかいう意味のない言葉

 

自分の中ではガンなんて年とったら誰でもなるもの

人間死ぬときは死ぬ

「人生はそんなもん」みたいに強がっていた気がします

 

職場復帰3日前、定期健診で転移が見つかりました

肝臓でした

日タイハーフで難しい日本語はあまり知らないから

場所は違うかも知れないけど

転移した場所とか関係なく

自分と同じような年齢、しかも年下

そんな子がガンでこんな苦しむなんて想像もしてませんでした

大腸がんだけでもそれは大きなショックだったのに

転移が見つかるなんて

 

転移の話を聞いた時は絶句

しばらく何も言えませんでした

「大丈夫だよ」とは言ったけどこれほど意味のない言葉はないと思う

 

リンパ節とか他の場所への転移とか

ネットで調べられる程度のことしか分からないけれど

大変ってのは能天気な自分でもさすがに分かる

でも本当の大変さは本人や家族にしか分からないとも思う

 

はじめの大腸がんもそう

転移なんてもってのほか

頭真っ白、血の気が引いたはず

 

それを聞いたとき何て言うべきだったのかは分からないし

今後会ったときにどんな顔をすれば分かりません

でも会いにいこうとおもいます

 

答えとか何か名言めいたことなんて言えません

ただ精一杯生きようとおもいます

その子ははじめガンが見つかったときこそ暗くはなってたけど

しばらくしたらいつもどおりの明るい感じになってました

 

そりゃぁ当然一人になったときとか

乗り越える?までは陰に入ってしまったこともあると思いますが

もう明るいところしか見せません

強がりでもなんでもいいから自分もそうなれるように

強くなりたいです

 

強がれる強さ

 

ほんと答えはないですが

今の気持ちを書いておこうと思って書きました

では。