ども、おっさんマガジン編集長です。
皆さん、満員電車乗っていますか?
おっさんは、かれこれ10年ほど東京を離れており、
あの辛い記憶はだいぶ記憶の彼方に飛んでしまっておりますが、
東京にいた頃は、しっかりと満員電車に揺られて毎日毎日通勤していました。
とはいえ、現在でも年に何度か日本に帰った際に乗る
満員電車内で死んだ目をした大人たちを見ると心が痛み入ります。
あと、なんかギスギスしてる感が満載なんですよね。
心に余裕が無いというか、自分以外全部的みたいな感じを
たまーに帰ると本当に強く感じます。
そういった経緯もあり、
先日、日本国内・海外関係なく広く転職を検討していた際に、
東京に戻るってなった場合の、満員電車というか通勤環境、
生活環境について考えが及んだので、ここにまとめておこうと思います。
では、早速みていきましょう。
東京の満員電車とは
駅のホームで電車の到着を待って、
ドアが開いた段階で、

これ以上もう乗れないでしょ?( ゚Д゚)
ってところからいかに乗り込むか。
これが東京の満員電車です。(少なくとも私はそう思っています)
小田急はマジでヤバい
ちなみに昔の私はせいぜい中央線で、
これが「満員電車かぁ」と思っていたのですが、
ある時、当時の彼女の家に泊まった際に、
小田急の地獄の混み具合いを体験しました。
それはもう聞きしに勝る地獄絵図でした。
「ありゃぁ、痴漢もクソもねぇな。尻を揉むのも、揉まれるのも、その前に手を動かすことすら出来ない」って感じです。
そんな時は大声を上げるくらいしかできないと思います。女性はツラいと思います。
痴漢・ダメ・絶対
男性諸君は無料で他人様に迷惑をかけるくらいなら、
有料でイメクラに行きましょう。痴漢アカン、絶対。
その地獄体験以降は、中央線程度の混み具合ではむしろ快適になりました。
それほどその当時の小田急の混み具合はヤバかった。
そして二度とその子の家から朝帰りなんてしないと決めました。
中央線はまだ頑張れば新聞読んだり、携帯見たりできていましたが、
小田急は乗りこんだその時の腕の形から動かせない。
ドアが一旦閉まると、次の駅に着くまでは
つり革を掴むために手を挙げることもできないみたいな状況でした。
まさに地獄。
駅のホームの押し屋
ちなみに、私は体験したことないですが、
「駅のホームで、すでに満員にも関わらず、無謀にもさらに乗り込もうとする迷惑な客を無理やり電車内に押し込む職人たち」
この方達は、しっかりウィキペディアにも掲載されている「押し屋」と呼ばれる
立派なお仕事をされている方々です。
※こちらの激務を遂行されている方達
中には自分では全然中に入って行こうとしない、
他人任せな不届き千万な客もいると思うので、
朝からさぞや大変な激務だと推察します。
感覚マヒしてますよ
大阪も同じようなものなのかも知れませんが、
東京の満員電車、やっぱりおかしいですよ。
よくよく考えてみてください。あの環境が当然って感覚がおかしいです。
だって見ず知らずの人の、肩や背中や手やら腕やらカラダの一部が
当たってるんですよ。ずっと。電車の中にいる限り。
「年を取ったら、人にカラダを触られるのがうれしい、
だって誰も触ってくれないから」ってなる人も居るらしいので、
そういった方にはとても良い環境だと思いますが、
一般的には、別に見ず知らずに人間に触られたくないっていうのが
普通の感覚だと思います。
嬉しいですか?加齢臭の漂う見知らぬおっさんに密着されて。
おっさん自身が、こういったおっさんには密着されたくないって思うくらいなので、
若者はほんと嫌だろうなと思います。
たばこは吸うけど、喫煙車両が嫌いってのと一緒です。
違うか。
じゃぁなんで乗るの?
嫌であるはずなのに、
なぜみんなが喜び勇んで
毎日毎日同じように劇混みの満員電車に乗りこんでいくのでしょうか。
仕事のために都会にいる。自分に選ぶ選択肢はない。
生活のため、家族のため、簡単に仕事なんて買えられない。
家のローン組んでしまっているので、もう変えられない。
様々な事情があって身動きが取れないと自分で思っているのかも知れませんが、
本当にそうでしょうか。
ーその仕事は本当に都会でないと成り立ちませんか?
ー都会じゃないと生活できませんか?
ーご家族は、本当に都会に居たいと言っていますか?
ーそのローン、地方だったら同じ金額で何割広い家が買えますか?
私は身軽な独身だからこそこんな身勝手な事を言えるのかも知れませんが、
それも含めて自分の選択だと考えています。
人生は「選択」だ
これまでにも何度かこのブログで書いたような気がしなくもないのですが、
「人生とは、自分の選択の積み重ねの歴史」だと考えています。
幼稚園の時のあの子への初恋も選択。
小学校高学年で少年野球をやらなかったのも選択。
中学校でバスケやることをにしたのも選択。
高校は部活せず帰宅部でバイトしようと思ったのも選択。
本当はバイトは禁止で、バレて停学処分になったのも有る意味自分の選択。
大学を選んだのも、仕事を選んだのも、独身なのも
すべて自分の選択でそうしてきました。
年端も行かない小さな子供であれば、
親のいう事を分けも分からず聞くしかないかも知れませんが、
大人になってまで誰かの言うことを聞いて、その人に従っているのは、
その人に従おうと決めた、あなたの選択です。
ただ、その選択肢の幅を広げられるか狭められるかは、
育った環境が非常に大きいとは思います。
私の親は決してお金持ちではないし、資産家でもありません。
いつもお金がない、自動販売機のジュースは高いからお茶で我慢しなさいw
今度スーパーに行ったら買ってあげるからwとは言っていましたが、
大学にも行かせて貰いましたし、
親が借金で苦労しているなんて話は聞きませんので、
恵まれた出生だったと今となっては思います。
それは本当にラッキーでした。
しかし、大人になってからの「選択」は自分次第だと思います。
都会で満員電車で毎日揺られながら通勤することを選ぶのも自由。
田舎でのんびり自分で運転しながら通勤することを選ぶのも自由。
田舎で暮らせばいいってもんじゃない
ただ、勘違いしないで欲しいのは、
まだ満員電車乗ってるの?
ってなると、さも田舎暮らしはいいぞーって話になりそうですが、
田舎暮らしなんてそんないいもんじゃありません。
確かに満員電車じゃなくて車で、他人に侵食されない自分だけの空間での通勤になるし、家も食材も安いし。
でも、地域との結びつきは強いし、干渉されるし、動向を鑑賞されますw
何も言わずに旅行なんて行った日には大変です。
数日家を空けてたことからそれがバレ、
あること無い事噂される可能性だってあります。
帰ってきてからご近所さんに何か手土産の一つでも持って行かないと
後々面倒なことになるからみんな周りを黙らせるためにやっているのです。
まだ自分が小さな子供のころは、
純粋にうちのお母さんはみんなと仲がいいんだなぁと思っていましたが、
大人になってからそうじゃなくて、
嫌々でも人付き合い・近所付き合いしていたんだなぁとしみじみ思います。
だから、都会も田舎もどちらも良し悪しがあるってことです。
世の中は「良し悪し」に溢れている
世の中にはいい面もあれば、悪い面もある物事がほとんどです。
人にしても、物にしても、システムにしても。
誰がどう考えても完璧で、良い面しかない事象や物事なんてものは非常に希少です。
私たちは生まれてから死ぬまで、
物事の良い面と悪い面を比べて、そのどちらを取るかを選択し続けます。
なので、都会だからダメ、田舎だから良いという表面的で
誰かの考えてに流されるのではなく、自分が重要視するものはなんなのかを
良く考える必要があります。
人と常に触れあいたい話したい人と、
基本的に一人で誰にも干渉されずに生きて行きたい人。
自然が大好きでいつも海・川・山に遊びに行きたい人も居れば、
自然は虫も居るし、暑し・寒いし家の中が最高って人も居ます。
都会は、満員電車は嫌だけど、遊ぶところや美味しいレストランは多い。
田舎は、お店の数こそ少ないけど、素材の味は産地に近い分美味しい。
ただ素材は素晴らしいけど、
ありがたみが分かってなくて、
その素晴らしい素材を活かす技術が洗練されてないとか。
物事は良し悪しです。
100%どっちが良い・悪いじゃなくて、バランスの問題。
バランス良くやってこう
占いのテクニックでも使われる二面性提示。
「社交的な方だと思っていましたが、実は一人の時間も大切にされているんですね」とか
「普段は豪快に見えるけど、繊細な一面もあるんですね」とか
この二面性提示を使用し、
誰にでもあてはなるような性格を指摘することで、相手がその性格を自分だけに当てはまるように捉えてしまうことを心理学用語でバーナム効果と言います。
ちなみにほぼすべての人に当てはまります。
占い師がすごいんじゃなくて、これを導き出した過去の学者さんがすごいだけです。
このテクニックは、掴みの部分、
「あぁ、この人は私の事を分かってくれてる」って
感覚に陥らせるために使用されます。
いっつも社交的な人は居ないし、
ずーっと生まれてから死ぬまで一人ぼっちの人も居ません。
明石屋さんまさんは、起きてる間ずっとしゃべってるって言われていますが、
実は刺繍好きとかって考えると、一人静かにチクチク針を刺してるってことは
あのさんまさんでさえ二面性があるってことですね。
まとめ
話がズレてきたのでまとめておきます。
一つ、人はみんな二面性がある
二つ、物事にも二面性がある
三つ、すべての物事の判断は、自分で判断しましょう
他人に意見を求めるのもいいし、
先人の知恵を拝借することは素晴らしいことだと思います。
ネットや本で情報収集するのも良いでしょう。
しかし、何を決めるときや判断が必要になった際には、
自分自身で、その検討している物事を深く考えて分析・分類して
「選択」して貰いたいなと思っています。
ちなみに、私が転職活動をしつつ、
結局今の会社に残ったのも一つの選択です。
いい面、悪い面、得られること、失うこと。
せっかく一度きりの人生なので、自分自身で物事を決定する
己の人生を送りたいと切に願います。
タイ株に限らず資産運用に関しても、
買うのも売るのも、利確も損切りも己次第です。
ではでは。