ども、おっさんマガジン編集長です。
今日はふと、
「最近イライラしてないなぁ」と思ったので
そのことについて。
何かにずっとイライラしていた20代
今となっては何にイライラしていたかは分かりませんが
なんかずっとイライラしていました。
ー物事全般が自分の思うように行かない
ー恋人に自分の意図とは違うように捉えられてしまう
ー足の小指を角にぶつける
ー職場の同僚が頑張っていない
ー家族が自分のこと分かってくれない
実際のところイライラする・怒る理由というのはなんでも良くて
「自分の思う通りに行かない」
これが怒りの本質。
自分はこう思っているのに、周りが分かってくれない。
自分はこうして欲しいのに、周りが分かってくれない。
結局は自分の考えありきで、1人よがりの最たるものです。
でも、この自分の考えって実は本当に大事だなと。
なんでもかんでもマイペンライ
タイ語で言う自分は気にしないよという意味のマイペンライ。
遅刻してもマイペンライ。
失敗してもマイペンライ。
大切な事忘れててもマイペンライ。
事故ってもマイペンライ。
タイに居るからマイペンライという言葉を使っているだけで、
タイに染まってしまったとかそういう意味ではなくて、
何にでも妥協するようになってしまったなと。
昔はもっとこだわりというか、
自分はこうしたい!っていう思いがあったな。と。
なんにも気にしない、なるようになるだろ、なるようにしかならないだろ精神。
そうでもしないと、心が疲れるというか
日々の生活をしていけない、もたないという事もあるでしょう。
しかし、なんでもかんでもどうでもいいっていうのは、
余りにも「自分」というモノを失くしてしまっているなと感じます。
何も、イライラを周りにアピールしろと言っているわけではありません。
感情の起伏を自覚した上で、自分の行動を伴えれば最高ですね。
熱意=パワー
何かにこだわるというのはパワーが必要です。
角が少しズレたままホッチキスで止めていたり、
フォントがズレていたり、全角・半角がごちゃまぜになっていたり。
これは仕事の書類仕事で気になりがちなところですが、
実際には、仕事の本質とは関係ありません。
契約の内容や提供できるサービス自体が大切であって、
フォントがどうとか、数字が全角だったからって
契約が取れなかったりするわけではありません。
でも、細部に魂が宿るというか、
こんなところも気にすることができないのに
成約後のアフターケアは大丈夫なの?とか
何か不具合があっても細かく対応してくれないんじゃないの?とか
先方が気になる性格の方かも知れません。
それを気にしている時点で、本来の自分はそんな細かいどうでも良い事に
こだわってしまう性格なんでしょうね。
公務員やれば良かったのに。
昔は細かいところも気にしていたのに、最近は気にしない。
細かいところはスルー。
内容が変わるわけじゃないし。
これって危ない兆候です。
細部をしっかりしようと思ったら
自分で修正するか、同僚にやってもらうか。
自分でやるにも、誰かにやってもらうにしても、
時間も手間も掛かります。
だったら気にならないふりをして見過ごす、やり過ごす。
これをタイ化してるからあの人は日本で使えないって揶揄されるのが典型的なパターンですね。
でも、これってタイに失礼。
タイ化してるんじゃないくて、その人が退化してるだけ。
省エネ仕事、省エネ人生って、
実はとても危ないと思います。
そこに熱意はあるのかい?
やっつけ仕事はいいですが、やっつけ人生はダメでしょ。
でも、よく考えたら人生の、
いえ、起きている時間の大半を使用する仕事に熱意が無いっていうのは
もったいない。
せっかくなら何事も楽しみたいし、楽しむには本気でやらないと。
タモリさん的に言うと、
遊びだから手を抜くんじゃなくて
遊びだからこそ本気でやらないと楽しくない。
楽しむにはこだわらないと喜びも減少するし
起きている時間の大半を費やす仕事も楽しまないとモッタイナイ。
デイトレとかふざけたことやりながらも、やることやってこそのサボリーマン。
余った時間でやるんじゃなくて、時間を余らせるために必死で頑張る。
筋力もやる気も20代以降は低減していく
自然の摂理的にいえばそうらしいです。
しかし、鍛えれば別。
22歳そこそこの学生より40歳のおっさんの方が
責任感であったり、仕事の理解度であったり、経済的に支えるものがあったり。
物理的には若い方が有利な事も多いですが、
メンタルであったり、経験であったり有利な事は数多くあるはず。
でも、パワーというかやる気が無かったらすべて無に帰します。
根性論って言われればそれまでかも知れませんが、
頑張り抜くにはやる気が必要だし、最後まで責任もって何かを成し遂げるにしてもやる気。
結局は人生ってのは、やる気があればなんとかある。
やる気・生気がなくなった時点で人生が終わってしまう。
だから何事も楽しまないと。
何やるにしても楽しくないと続きません。
仕事も恋愛も勉強も。
そして、やる気を持って本気でやっていれば
自分の思うような結果にならなければイライラもするし
是正しようとするはず。
火事場の馬鹿チカラではないですが、
助けたいという思いが普段の自分のチカラ以上のものを発揮する。
これも結局はメンタルの問題。
助ける気が無ければそんなチカラを発揮することも有りません。
結局はメンタル、やる気。
ってことで、
なんでもかんでもどうでもいいとか
気にしない、あなたの好きなようにって思ってしまっていたら
まずはしっかり休んで力を充足。
次に自分のやりたい事を見つけてそれにこだわってやっていく。
他人はどうでも良いと思うような細部であっても
自分は最後までこだわる。
例えばデザイナーさんとかそうですよね。
設計する段階では周りはどうでもいいだろとか思っていても
年数が経過するとそのこだわりがようやく認知されて活きてきたり。
いや、むしろ意味が無いまま終わってもいいと思います。
他人には分からない事でも自分はこだわっていく。
こだわる対象はなんでもいいと思います。
ただ、自分の人生ですからなんでもかんでもどうでもいいは、
もったいない。
せっかくなら楽しまないと。こだわらないと。
ってことで、なんでもかんでも周りにダメ出ししろって話ではないですが、
自分が許せない一線っていうのは守って行かないと
自分がやる意味を見出せなくなって、やる気も無くなってしまうんだろうなと。
やる気。
言い換えれば、主人公感。
自分の人生は自分が主人公ですから、
自分のやりたいようにやっていきましょう。
ではでは。