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サラリーマン歴15年目に思うこと

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ーおっさんの独り言
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社畜っていう言葉の意味を、

本当の意味で理解したのは、

3年ほど前のことです。

それも勤める会社が買収されるかも知れないという事を耳にして初めて

今までのサラリーマンとしての働き方を改めて考えてみました。

 

それまでは、

起きている時間は全て100%、会社や仕事について考えて当たり前
プレイベートの時間なんて要らない、仕事に人生を捧げることこそ正義!

と、本当に思っていました。

24時間戦えますか?、定時になった後に、

どれだけ遅くまで働けるかで、自分の価値を確認していたように思います。

 

会社のために頑張れば周りも認めてくれるし、給料も上がる。

なんで周りの人達はもっと努力しないんだろう、使えない奴らだなと本気で思っていました。

今思うとマジでイタイ奴ですねw

ただ、昔の自分を否定したくないからそう考えてしまうのかも知れませんが、

あの頃にそれこそ死ぬ気で働いてきたから成長できたし、社内でもそれなりに認められているとは思っています。

私の会社は社員も100人に満たないような弱小企業ですし、

株主も変わってしまいましたが、何とか生き残っています。

話を戻しまして、なぜ自分がまさに社畜として生きてきたと気づいた理由をお話ししておこうと思います。

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オレ社畜?ってやっと気づいた

私は就職してから自分が社畜って気づくまでに、

約7万時間掛かりました。

[12年×365日×24時間]ー[12年365日×8時間睡眠]=70,080時間

司法試験にだって、1万時間使えば合格する可能性がある事を考えれば、

7回分も勉強してきたことになります。

寝ても覚めても仕事仕事。

クレームがあれば血相を変えて対応し、上司ににらまれないように常に全力。

先輩は追い越せ、後輩に負けるなんてマジあり得ない、とばかりに、

完全に戦闘モードでの付き合いになっていたと思います。

ちっこい男ですね。

人生の生きがいがすべて会社からの評価と考えていたんだと思います。

親友の結婚式も出ず、親戚のおっちゃんが無くなった時にも参列せず。

土日も関係なく働き、むしろ休日出勤するオレ偉いとか本気で思っていたのだから、

本当にダメなやつですね。

偉いとか偉くないとか思っている時点で、他人からの評価をベースを行動してるってことです。

当然会社での評価は他人である上司からの評価で決まるわけですが、

それが人生のすべてではないと

今となっては気づくことが出来ました。ちょっと遅かったけど。。

会社買収されるってよ

ってか、親会社やつら俺らの会社売るってよ。

こっちの方がショックでした。

あれだけ頑張って少なからず貢献してると思ってた会社が売られる。

新しい会社になったら、今の福利厚生も給与もどうなるか分かったもんじゃない。

てか、要職など重要なポジションにはすべて新会社から新しく派遣されるだろうし、

これまで積み上げてきた昇進や会社でのポジションの意味が、

まさに音を立てて崩れた瞬間でした。

マジでか。

初めて経理の同期からそんな話を聞いた時に無意識に出た言葉です。

 

何のためにこれまで12年も自分の時間すべてを捧げてきたのか、

何のためにプライベートも無く会社のために働いてきたのか。

 

今となってはそんなこと知らねーよと思いますが、

その当時は会社に対して怒りを覚えました。

まぁ、会社に対して起こったところでなんにも変わりはしないんですが。

そうでもしないとやってられないって状態でした。

そこからの行動

会社に怒っててもしゃーねーなと、

すぐに頭を切り替えることが出来たのは不幸中の幸いだったと思います。

あれから3年程度経過しますが、すでに会社は他の会社に売られ、

今は少しずつ統合されている最中です。

管理部門など機能が被る割に倍の人員は必要のない部門は

配置転換もありますし、色々なところで不平不満を耳にします。

でも、もう3年も前に分かっていたことです。

まぁ、はっきりと言われ始めたのはここ一年くらいだったかも知れませんが、

会社に対して文句を言っている人は、

私にしてみれば、何を今さら言ってんだって感じです。

こうなる事は分かり切ってたことでしょ。と。

こうなるのが嫌ならそれまでに転職すればいい話だし。

なので、イチ従業員が会社の文句言ったところで変わるようなもんじゃないので、

自分の立場を自主的に変える方がよっぽど建設的です。

 

私の場合は、色々と検討した結果、

今の段階で転職しても、後で転職しても大きな違いはないと判断したので、

今の会社の仕事を極限までサボりながら、自分のために時間を使うことにしました。

それでも、行動までに1年ほど費やすことになったので、

今思うと遅すぎますね。

ただ、そのおかげで今タイ株に投資をしています。

それまで浪費していたお金を貯蓄に回すようになり、

回したお金を全力でタイ株に投下する。

人生を変えるほどの威力がある訳ではありませんが、

年間で50万円、月間で4万円強の収入というのは、

サラリーマンとしての収入しかなかった人間からすると、

大きく開放されたような気分になったことは間違いありません。

先見の明のある方々は、もっと若い20代とかの段階で投資活動を行っているのかも知れませんが、

そのような方々はごく一部だと思います。

むしろ30代、40代でさえも、投資を実際に行っている比率は

日本の場合は少数派です。

これに気付けたのは、会社が売られるという話があったからこそなので、

マイナスに考えるのではなく、長い人生でまだ早めに気づけて良かったなと考えるようにしています。

あのまま気付かなけば、少なくとも60歳まではボロボロになるまで会社のために働いていたと思います。

そして60歳を超えて微々たる賃金での再雇用。65歳になったら、死んだような目をしてギリギリの生活を送る。

死んだような目とまではいかないにしても、お金のことを心配し、

旅行にもいけず・好きな事もできず・いやむしろ好きな事が何なのかさえも分からず、

ぼーっとテレビを見て一日の時間の大半を過ごす。

そんな人生になっていたと思うと、むしろ感謝の気持ちさえあります。

会社を売ってくれてありがとう!昔の親会社!

それに気づいてからは簡単なものです。

人生において自分は、何をやりたいのか、何をやりたくないのか。

人生のプランは?いつまで今の会社で働く?その条件は?

そして大切な経済的にどう自由になるか。

その為にどう資産を増やして行かないといけないのか。

 

タイでの生活費用と日本を考えると、圧倒的にタイでの生活の方が楽です。

当然言葉の問題もあるし、ビザ取得の事も有りますが、

日本でまた再び会社に勤めるとなると、

今度は自主的ではなく、強制的に社畜的、もしくはワーキングプア的に

強制労働をさせられる可能性だってあります。

そんなリスクを負ってまで日本に固執する理由が無いので、

その選択肢を取らないために今からやれることは何なのかを考え、実行する。

専業投資家なんてものは私には出来ないと思うし、

改めて考えてみても、働くこと自体は好きなので、

何かしらの仕事は続けて行くと思います。

ただ、プライベートや自分の大切なことを守りながらが必須条件ですね。

好きな仕事して、週末は好きなことやって、たまの連休には好きなとこ行く。

ルールの無いゲームは面白くないように、

人生においても何かしらの制約は無いと面白くないと思っています。

この場合の制約は「仕事」と私は解釈していますが、

それは絶対に嫌!という方もいらっしゃると思うので、

そういった方は、生きて行くために費用を仕事以外で賄えばいいだけだと思います。

というか、何を持って「仕事」とするかの定義さえも

自分で決めて良いわけですし、自分の人生なので自分で考えて行動したほうが良いです。

結婚したら違うのかも知れませんが、私にはまだ経験がないので触れません。

でも、熟年離婚とか、家庭崩壊とかの可能性だってあるわけで、

別に家庭を築くことに否定的ではありませんが、

家族の体裁を保つために自分の人生を犠牲にする必要はないと思っています。

ということで、いつも通り何を言いたかったのか分からなくなってきましたが、

自分の人生は自分で決めようってことですね。

投資をやるのも、ギャンブルにいきるのも、仕事に生きるのも、家族にすべての捧げるのもいいでしょうが、

死ぬ直前になって後悔ばかりが口をついて出てくるような人生にはしたくないと思います。

良く分からない独り言でした。

ではでは、そろそろ涼しくなってきたので、

ロードバイクで30キロほど走ってきます。

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