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ハリウッド映画に見る経済学

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ーおっさんの独り言
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ども、おっさんマガジン編集長です。

 

あなたは、映画がお好きですか?

 

「映画」と一言で言っても、

映画館で大迫力・大ボリュームで見るのが好き、

昔なら彼女と家デートをDVDでしっぽりと、

今ならネット配信で1人でラジオ的に流して、

など、様々な楽しみ方が可能な万人が気軽に楽しめるのが映画です。

 

その映画のストーリーの中に出てくる

車や飲み物、人物、言葉、服装などについて、

なぜそれが採用されたのか、考えたことはありますか?

 

ある映画では、さらっとコカ・コーラが食事の場面に出たり、

他の映画ではそれがペプシコーラだったり。

同じように主役が乗っている車が、BMWだったり、

ジェネラルモーターズだったり。

 

これらは、

各種メーカーが自社の製品を映画の中にさりげなく登場させてもらうことによって

無意識にその商品を消費者の記憶に刷り込んで消費を促しているケースですが、

他にも、映画製作サイドやスポンサーなどの意向で、

映画の中でその国や国民を対象に、共感を得るために行って

その映画が流行るように行う演出も有ります。

 

それに該当するのが、先日飛び込んできた

あの超絶かっこいいトム・クルーズの出世作と言っても良い、

トップガンでした。

そして、その最新作「トップガン マーベリック」で、

お国が持つ経済力って大事、時に残酷だなと思ったので

シェアしておこうと思います。

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映画に見る経済学

ハリウッド映画の中に出てくる、

変な日本語を話す登場人物

意味の分からない日本語の看板

なぜそこに?っていう日本の日の丸国旗。

 

監督が日本文化に傾倒しているとか、日本が好きとか、

ストーリーの内容が日本ベースとか様々な理由がありますが、

ほぼすべての場合において「日本を感じる何か」が出てくる理由は

マーケティング目的の要素が強いと思って間違いないと思います。

 

簡単にいうと、

日本人に見てもらう、興味を持ってもらうために無理やりねじ込んでいます。

いや、かつてはそうでした。

 

30年ほど前のバブル期、日経平均株価は4万円に迫り、

株価では、時価総額で日本企業が世界のトップ10をほぼ独占し、

地価では、日本の地価の総額が、アメリカ全体の地価の4倍になっていました。

とりわけ東京においては、

「山の手線内だけの土地価格と、アメリカ全体の土地価格が同じ」

というクレイジーな状況でした。

 

マーケティング先進国、アメリカにあって、

さらにその中でも最先端の手法を用いるハリウッド映画が

そんな「好況の国の見込み客」を取り込もうとしない訳がありません。

それは、30年前も現在も同じです。

トップガンの例

上記の通り、マーケットとして魅力があれば積極的に取り込もうとします。

 

しかし、周りの国々が成長を続ける中、

日本は未だに失われた30年をひた走る残念無念な状況です。

 

日本だけビタッと成長がストップしている状況で、

昨今ではタイ人に、「日本で食べる食事は安くて美味しい♪」

なんて言われる始末です。本当に由々しき事態です。

 

このように経済力が落ちてくると、ハリウッドにとっても

積極的に日本市場をターゲットにする意味がなくなってきます。

 

それが顕著に表れたのが、今回のトップガンの新しい映画。

ちなみにニュースを見た時には、驚愕し超絶嬉しかったですが、

下記のイメージカットを見て、

その起こっている事実を頭で理解した際には、かなりの衝撃を受けました。

◆トップガン マーベリック 2020年

いやー、カッコいい。我らがトム・クルーズ。

後ろ姿でさえかっちょええ。

もはや顔が見えて無くてもカッコいいです。

 

しかぁーーーーーーし、

この後ろ姿の背中上方にある国旗をみたいなマークを覚えておいてください。

 

そして次に、

◆1986年の元祖トップガン

30年前のカットも、カッコよさが背中に溢れていますね。

日本の国旗も見事に輝いています。

ん?

お気づきだろうか‥‥‥?

 

1986年の元祖トップガンでは、日本の国旗が背中で輝いていますが、

2020年のリメイク版では、ものの見事に

トム・クルーズ演じるマーベックのG1レザージャケットから

日本の国旗が消え去っていることに…‥。

 

初めてリメイクされる方の後ろ姿を見たときには、

おっさん
おっさん

え??どした?なんか違和感あるわ。

程度だったのですが、気になって昔の後ろ姿をググってみたらこれですよ。

※登場2枚目

ですね。

残念過ぎる。

最近のハリウッド映画の傾向

これはほんの一例ですが、昔ハリウッド制作の映画をみた時には、

日本刀が出て着たり、ヤクザである必要もないのにヤクザが出てきたり、

ちょっとした街並みが日本を模したものであったりが多かったように思います。

何かしら日本を感じさせることによって、興味や共感を持たせてくれてたんですね。

 

それが最近では、やたら中国人がしゃべっていたり、街並みが中国だったり。

最近のディズニーのアラジンでは、

舞台をアラビア語を使うどこかの国をイメージしているようなので、

中東なのはストーリー的に当たり前かも知れませんが、

アラブの春を見ました。

考えすぎかもしれませんが(-ω-)

 

いずれにせよ、日本のマーケットを積極的には取りに来ていないなと。

まぁ、それでも私も含めてみんな喜んで映画を見に行って人気になってたみたいなのでいいんでしょうけど(-.-)

まとめ

こういう現実を見ると日本人として寂しい思いもしますが、

その分、日本にはおらず、外国には居ますが、

日本人としての誇りを持って忘れずに、

いっぱい稼いでいかんとなぁと気張りたくなる思いです。

 

これまでの日本は、国内自体でお金が回っていたので

海外でお金を稼いで、自国に送るって考えが無かったと思いますが、

人口も減っていく未来では、発展途上国のように外に出稼ぎに行くのが

当たり前になるのかも知れませんね。

 

なるべくそうはならないように、少しでも日本企業を応援する為にも

自国企業の製品を買いたいなと思う今日この頃です。

 

ではでは。

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