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ハンコ文化とサイン文化 婚姻届・離婚届

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ーおっさんの独り言
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ども、おっさんマガジン編集長です。

 

海外勤務も10年を過ぎ、

仕事や私生活でハンコを押すことはほぼ無く、

その代わりにサインをする日々ですが、

何年経ってもこれには慣れませんね。

 

サインと一言で言っても、

本人が書きさえすればなんでも良いのではなく、

公的なサインとしては、

パスポートに記載している署名と同様のものを同じように書く必要があります。

 

ですので、画数が多い名前の方はパスポートを作る時に漢字で名前を書くのではなく、

芸能人みたいな簡単にシャシャっと

書くことの出来るサインにしておくことを強くお勧めします。

 

会社の書類やビザ申請用の書類には

膨大な数のサインを書くことになりますので、

画数の多い名前をひたすら書き続けるのはとても億劫です。

 

話は日本に戻り、ハンコ制度の廃止の件。

それも、婚姻届と離婚届の。

 

現在、婚姻届と離婚届に必要なハンコを押す必要が無いように

法改正を検討しているとのこと。

 

は?

って思ったのは私だけではないはず。

 

別にハンコが悪いのではなく、

コロナ禍において、ハンコを押さないと物事が進展しない、

感染の危険を冒しながら移動し、ハンコを押す為だけに出社する必要がある。

こんな効率が悪く、旧態依然なシステムが問題視されたのであって

別にハンコの存在自体に問題がある訳ではありません。

 

一生に一度である(はずの)婚姻届けや、

一生に一度もない(はずの)離婚届けにおいて、

ハンコを押す事自体にマイナスな要素があるのか?

それをサインにしたからと言って、何を得る事ができるのか。

 

新しいことやってる感だけでしょ。

自己満足以外の何物でもないと思う。

 

自分はハンコを生業としている訳じゃないし、

別にハンコがこの世から無くなったところで

なんの影響も有りませんが、別に無くす必要はないんじゃね?って思います。

 

そんなところに労力を使うくらいなら

他にやる事、やるべき事はいくらでもあると思う。

具体的に何?って言われると困るし、

なんにでも文句をいうクレーマーみたいで恐縮ですが、

それでも他にやるべき事あるはず。

 

特にタイで働いていると感じるのですが、

目的と手段(ルール)が入れ替わっている、

何を重要視しているか分からなくなっている事が多いです。

何かを達成するために決めたルールのはずなのに、

ルールを守る事自体が目的となり、本来なすべき事が蔑ろにされている。

 

事務作業の無駄を省くのが目的であって、

ハンコを無くすことが目的ではありません。

ハンコを無くすのは、あくまで手段です。

目的を達成する為の手段。

 

おっ、いいねー、アピールにもなるし、やっちゃおう。

って、思いつきでやってるだけでしょと思ってしまいます。

 

まぁ、私なんて下級国民には知る由もない

隠れた理由があるのかも知れませんが、どうなんでしょうか。

 

まぁ、こんなところで文句言っても仕方ありませんが、

自分は同じように本末転倒な事はしたくないなぁと思うのでした。

 

ではでは。