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PM2.5 in バンコク

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■ライフハック
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濁ってますね、視界が。

こんにちは、今日はマスクをして出勤のおっさんです。

 

昨日からバンコクではPM2.5の影響で学校が閉鎖になったりしていますが、

会社は閉鎖になったりしませんので、しっかりみんな出勤してます。

 

あたり前体操ですね。

オボエテマスカ?

 

ところで、皆さんは「PM2.5」についてどれくらいご存知でしょうか?

ちなみに私が日本にいるときは、なんとなく砂漠の砂が舞いあがって、中国の方から飛んできて空気が汚れているんだなぁと思ってました。

おっさん
おっさん

最近の砂は遠くまで飛ぶんだなぁ

くらいにしか思って無かったです。

ところが、タイに来てからもちょくちょくPM2.5についてよくニュースで耳にします。

タイのテレビは正直、タイ語は理解できません。

しかし、タイでは「外来語」は日本よりもそのまま外国語を使っているものが多いので、何について話をしているのかはなんとなく分かります。

そして、何か大事なニュースっぽかったら、すぐにLINEでタイ人スタッフに聞きます。

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なぜ理解もできないタイのニュース番組を家で流すのか?

これは、軍政が敷かれるまえのクーデター発起の日、

街中からタクシーが急に居なくなって冷や汗をかいたことがきっかけです。

 

あの日私は、18時からは家からでちゃだめらしいというは聞いていました。

しかし、

 

おっさん
おっさん

まぁ、タイだしどうせ今言ってるだけでしょ。

と、ナメた感じで、そのまま居酒屋で飲んでました。

そしたら、だんだんとお客さんが減って行き、

街の喧騒自体が少なくなってきているような気がしていました。

今考えるとよくあの時間まで飲んでたなぁと思います。

 

日本人経営の居酒屋だったので、日本人のお客さんが多くいました。

他のお客さんとも話をしていたのですが、それがいけなかったんだと思います。

認知バイアスでいう、

「正常性バイアス…緊急事態の対応を避けたがる傾向」や

「バンドワゴン効果…周囲の意見に流されること」にかかっており、

おっさん
おっさん

私たちは大丈夫。

みたいな、意味の分からない考えのもと、ハイボールを飲んでました。

 

しかし、いよいよタイ人スタッフが帰り始めたのでおかしいなと気づきました。

まだ18時前ですよ?

居酒屋のスタッフが18時に帰って、店どうすんだよって話です。

日本人のスタッフは怒ってましたが、今考えれば帰って当然です。

 

 

私たちもスタッフが帰るのをみて、これはやばいと思って精算して店を出ました。

時すでに遅しとはこのこと。

この頃にはタクシーどころか、すでに一般の車もほとんど走っていない状態です。

あのスクンビットロードに車がほとんどいません。

スケボーやり放題です。なんだったら道端で寝てても誰も文句言いません。

軍隊以外はですが…

 

その時はさすがに必死にタクシーを探しました。

たしかBTSも止まっていたか、まだ動いてたけどもう乗れないか、

確かそんな気がします。とにかく「タクシーかモーターサイで帰宅」しか選択肢が無かった記憶があります。

しかし、車自体がほとんど走っていないので、タクシーなんて来ません。

 

諦めてホテルを探して携帯見ながら歩き始めたところ、

!!!!!!!!!!!

 

タクシー発見!!こっちに向かって走ってきます!

私は手をブーンブン。ブーンブンとこれでもかと降り続け、なんとか止まって貰いました。

タクシーの運転手さんは、少しだけ窓を開け、こちらが行き先をいう前に

「マイダイ(出来ない→行けないという意味)」と言うではありませんか。

 

いや、ちょ待てよ、と。

 

まだ行き先言ってないし、マイダイも何もないでしょ。

そんな殺生な。。。

という感じで私も引き下がります。逃げられちゃだめだと思ったので、

とりあえずドアを開けて、逃げられないようにこれまたとりあえず乗り込みます。

家まで行ってくれるかどうかは分かりませんが、運転手さん自体の態度は別に悪くないし、嫌なやつではなかったので。とりあえず困った態度で「マイダイ」を連呼しています。

普段は150bahtもあれば余裕で家までつきますが、この時ばかりは何バーツでも良いと思っていました。最悪財布にある3000bahtまるまる全部でもいいなくらいに。

これは、明日から道路自体が封鎖されるとか、しばらく外出禁止になるとか
情報の出所自体もあやふやな情報が溢れていました。
なので、ホテルで終わりの見えない連泊になるくらいなら、
今家になんとしてでも帰る、これが得策と考えてました。

※基本バンコクのタクシーはなんとかしてボッタクろうとします。しかし、この時はボラれようが遠回りしようが関係ないからとりあえず家まで行ってくれと思ってました。

そして2-3分押し問答した後、運ちゃんは諦めて1,000bahtで家まで行ってくれることになったのです。

そして高速道路を降りる時に、もうすでに街方向への反対車線は封鎖されていました。

一般道も軍隊が要所で検問みたいなことを始めていたので、

運ちゃんは、今日はもう家には帰らずにそこら辺で寝て、明日家に帰ると言っていました。

さすがに申し訳ないなと思って、500bahtのチップを渡していちよう「ワイ」を貰い、無事に帰宅したのでした。

ちょっと長くなりましたが、これがニュースを気にするようになった理由です。

所詮外人の私たちは、自分からその国の出来事を理解しようとしないと、

簡単に世捨て人みたいに、世の中の事を知らない人になってしまいます。

だから、日本の情報はやっぱり言語の優位性から1番に頭に入ってくるので、英語やタイ語のニュースは意識的に気にするようにしています。

さて、ようやくPM2.5の話に行けそうです。

お待たせしました。

マスクでは防げない【PM2.5】とは

PM2.5とは・・・

PM=Particulate Matter:微小粒子状物質

2.5=粒子サイズが2.5ミクロン以下のこと。

PM2.5とは、空気中を浮遊するサイズが2.5ミクロン以下の微小粒子物質のこと。

ミクロンとは、1000分の1ミリです。

と、言われても私のような一般人にはイメージができないので
下のそれぞれの物質のサイズを参照ください。

■海岸の砂       約90ミクロン
■髪の毛        約70ミクロン
■スギ花粉      30~40ミクロン
■くしゃみ          5ミクロン
■黄砂            4ミクロン
■PM2.5                               2.5ミクロン以下
■タバコの煙     0.2-0.3ミクロン
■インフルエンザウイルス 0.08-0.12ミクロン

粒子状物質には燃焼などによって直接排出されるものと、
硫黄酸化物、窒素酸化物、揮発性有機化合物などのガス状大気汚染物質が、
環境大気中での化学反応で粒子化したものの2種類があります。

この「化学反応」が発生するのは、ボイラー、焼却炉などのばい煙を発生する施設、コークス炉、鉱物の堆積場などの粉じんを発生する施設、自動車、船舶、航空機などの人為起源のもの、さらに海洋・火山なのどの自然起源のものもあります。

引用:環境省HP

こうして発生した粒子物質は大気中に発せられた後、凝集して周りに色々な物が有害物質が付着し、私たちが呼吸することにより、気管・粘膜・肺など体の中に入る事が問題とされています。

通常のマスクの網目はせいぜい5ミクロン程度なので、PM2.5自体はマスクの目を通り抜けてしまいます。

一方、医療用マスクなどが最近ではネットでも売られていますが、これであればマスクの目の問題は解決します。

しかし、着用時にはしっかりと隙間の無いように着用しないと意味ありません。

なので、しっかりと着用しましょう。

バンコクは今日も空気が濁っています。遠くを見るとカスんで見えてしまうほどです。

日本にお住まいの方も、特にまだ雪が積もっている地域にお住まいの方は、要注意です。

PM2.5は、雪の結晶とともに今は静かにしていますが、雪解けとともに空気に放たれます。春先に空気が汚れるのはこれも一つの理由です。

バンコクにお住まいの方も、日本にお住まいの方も、一度目の細かいしっかりしたマスクで違いを感じてみても良いかも知れません。

それではまた、何か思い付いたらこちらで呟きます(´・ω・`)

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