ビギナーズラックの本質を考えたことはありますか?
「ギャンブルでなぜか素人が連勝する」
「釣り初心者がなぜか大物ばかりゲットする」
「なぜかあの新人が営業に行くと仕事を取ってくる」
様々な場面で、なぜが初心者が玄人よりも良い結果ばかりを出すことがあります。
これらは素人だから勝てたり、初心者だから変なクセがないからうまく行くとか
そんな良く分からない理由で発生する訳ではありません。
本質的には、
ビギナー(素人)のラック(運)も
エキスパート(玄人)のラック(運)も違いはありません。
単なる印象の違いです。
私が考える、
ビギナーズラックが起こったと感じる理由は2つです。
素人が勝つと玄人よりも目立つ
玄人は勝っても人に言ったり目立つようなことはしません。
「やったー‼」って騒いだり、驚いたりするのは素人です。
だから素人の勝ちの方が玄人が勝つより目立ちます。
だから、みんななぜか素人が勝つ確率の方が高いなんて誤認することになります。
勝ったやつがその場に残り、負けたやつは去る。
2つ目の理由は、負けた素人は存在を消し、
勝ったた者だけがその場に残るからです。
良く分からないですね。
例えば、素人5名と玄人5名で何かにおいて勝負をするとします。
その勝負の結果において、
勝った素人は、また次の勝利を目指して居座ります。
負けた素人は、もうこりごりとばかりに何も言わずに立ち去ります。
玄人は、勝っても負けても、居座ります。すでに勝ちも負けも経験しているので、
たった一回の勝負で進退を決めることはありません。
上記から、玄人は勝とうが負けようがその場に居座りますが、
素人は、勝った人しか残らず、負けた人は存在さえ忘れられてしまいます。
だから、素人(勝った人)は勝率高いなー、となります。
だって負けた人はカウントされず、必然的に残っている素人=勝者となるので、
素人が勝つ可能性高いんだなと誤認されます。
結局、分かりずらいですね。良い言い回しができずすみません(-ω-)
まとめ
とにかく、素人だから幸運とか、
玄人だから運が無いとか、
そんなこと言い訳にしてないで、冷静に判断しろってことです。
勝ち負けの要因を運に言及している時点で、成長は無いように思います。
勝負の決め手となった要因はなんだったのか。
さらに、その要因は様々なものが列挙されていくと思いますが、
それらをさらに定量的なもの、定性的なものに分類して
自分の目標を定めて次の勝負までに準備する。
株式売買でも、仕事でも、資格でも、趣味でも様々な場面で
「運」を言い訳に使いたくなりますが、
短絡的に「運」の有無に結論を見出すのではなく、頭を使って生活して行きたいものです。
ではでは。